12/30。兄達との協奏曲。もしくは、妹、襲来。

5:30起床。

天気は晴れ。





……。
……。
……。


「もう、いいの?」


もう……。
いい……。


何が?


……。
……。
……。


「もう、いいの?」


そういわれてみると、何かを忘れている気がするな。


探してみよう。


何かは、わからないけど。





帰省2日目。自分の部屋はよく眠れるけど、そろそろパートナーが恋しくなってきたころ。……といっても、昨日LINEでビデオ通話したんだけどね。文明の発達に感謝。


今日は、兄夫婦が東京に戻る日。そして、妹が東京からやって来る日。


一昨日、初めて姪っ子に会った。姪っ子は、夏に生まれたばかりの赤ちゃんだ。初対面の一昨日も、ちょっと慣れてきた昨日も、僕が視界に入る度、食い入るように見つめていた。母さんは、「私を初めて見たときは、不審そうな顔をされたのにねえ……」といっていたけど……。何だろう。兄さん(つまり、この子のパパ)に似ているからかな。……いや、兄さんと僕、似てなかったな。


あとは、小学生の甥っ子と、ゲームとかゲームとか……ゲームとかしてたね。……うん、ゲームが大好きな子なんだ。デジタルもアナログも。誰も相手をしてくれないときは、1人オセロとか、1人人生ゲームとかやっていたし。でも、いいことだと思う。1人遊びができるのは、人生において、重要なことなんだと、僕は思っているから。1人でも楽しめることがあるって、大事だよ。


兄さんにも、義姉さんにも、ひさしぶりに会った。……半年ぶりくらい? 義姉さんと2人きりになると、どうしても会話がぎこちなくなってしまうんだけど、それでも、ちょっと打ち解けてきたと思う。まあ、まだ直接会うのは2回目だからね。少しずつ、少しずつ……。


以上、パートナー以外の他人が大の苦手な僕の、貴重なワンシーンでした。……ワンシーンどころじゃ、なかったけどね。あと、ここでいっている「他人」っていうのは、「自分以外の人」っていう意味ね。


それでも、さよならの時がやって来ると、寂しいもんなんだな。まあ、今生の別れじゃないんだから、「またね」って、いえるんだけど。


姪っ子ちゃん。次会うときは、喋れるようになっているかな。甥っ子くん。次会うときは、僕のお気に入りのアナログゲームを持ってくるよ。兄さんと義姉さんは……まあ、またよろしくね。


そして、今夜は妹襲来かあ……。使わなくなったkindle端末をくれるらしいけど、それを話の種に喋れるかな。妹と何を喋ったらいいのか、最近わからなくなってきたな……難しく考えすぎなのかな。


ひとまずは、兄夫婦とその子ども達と、朝食を楽しんでこようかな。

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