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9/27

5:38起床。

天気は晴れ。
昨日と同じような空。昨日とは違う気がする日。

「なんだっていいんだっけ? 大丈夫なんだっけ?」

……さて。ここからは、昨日の僕。この僕は、26日の僕。天気とか、起床時間を打っているのは27日の僕。僕は初めて、朝じゃなくて夜にこの日記を打っている。(投稿時間は、いつもと変わらないけどね。)本来、日記ってそういうもんなのかな。それは、わからないけど。……ああ、方針を変えたわけじゃないですよ。27日の僕には悪いけど、26日の僕がそうしたくなっちゃってね。気を悪くしたなら、謝るよ。でも、そうせずにはいられなかったんだ。この持て余している気持ちを、吐き出してしまいたくて。だから、許さなくてもいいよ。

僕は今日(26日)、乱れに乱れた。……いや、性的な意味じゃなくて。(こんなことを口にするから、おっさんとかいわれんのかな……。)要は、精神的不安定って奴が臨界点を越えた。(しかも、仕事中に。)

何か、よからぬ気配はしていたのだ。いつからかは、わからない。でも、多分そいつは、ずっと僕を見張っていたんだと思う。僕は、いつでも付け狙われている。不安とか、焦燥とか、そういうものに。でも、僕はそれに気付けたことがない。気付いたときには、僕はすでに壊れそうになっている。もう、何度目になるんだろう。もう、そんなものに囚われたくなんかないのに。

けれど。少しだけ、成長した(と思っている)ことがある。それは、壊れそうになったときは、必ず一人になるということ。

以前までの僕は、よからぬ気配とか、そういうことがよくわかっていなかった。壊れそうになっても、そもそも壊れそうになっていることに気付けなかったんだ。そんなわけで、いよいよ壊れたときには、所構わずだった。色んな人に、心配された。色んな人に、侮辱された。……はは。人生の糧にしては、ちょっと重すぎるね。だから、もういらないよ。

僕は、泣き喚いた。誰にも見られず、誰にも聴かれず、たった1人で。でも、それでいいんだ。決壊した自分を受け止めるのは、自分だけでいい。いかにも大きくて重たそうに見えるけど、案外受け止められるものなんだ。それにね、自分で自分を受け止められると、何だか誇らしい気持ちになれるんだ。泣き止んだ後の僕は、すっかり平静を取り戻していた。

27日の僕へ。まだ不安は残っているだろうけど、きっとなるようになるよ。何せ、26日の僕が――自分を誇らしく思えた僕がいっているんだ。だから、きっと大丈夫だよ。今日も焦らず、いってらっしゃい。


註:「なんだっていいんだっけ? 大丈夫なんだっけ?」は、Mrs.GREEN APPLEの「アウフヘーベン」より引用。

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