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自分は素晴らしいけど特別ではない

「自分は素晴らしい」
と思うのは良いことだし、


「自分はかけがえのない存在だ」
と思うのも良いと思う。

でも同時に、

「自分は特別ではない」
ということも受け入れる必要がある。


「自分はごく普通である」
ということも受け入れる必要がある。


自分は素晴らしいし
自分はかけがえのない存在だ。


でも、
世の中全体から見たら、

自分は特別ではないし
自分はごく普通である。


ということを、
ちゃんと受け入れることができるか?


ここは生きていく上で、
大きな意味を持つところだ。

殆どの人は、
本人がどう思おうとも
本人が受け入れなくても

「普通の人」なわけで。

多少の才能や
多少のセンスや
多少の知識があっても、

いわゆる「特別な人」ではないし、
「特別なポジション」にはなれない。


ノーベル賞を受賞できるのは
限られたごく一部の人だし、


オリンピックで金メダルを取れるのは
限られたごく一部の人だし、


みんなからチヤホヤされサインを求められるのは
限られたごく一部の人だし、


時価総額1兆円の会社を創れるのは
限られたごく一部の人だし、


1000万人以上フォローを持てるのは
限られたごく一部の人だし、


大国の大統領や総理大臣になれるのは
限られたごく一部の人だけだ。

殆どの人は、

どんなに頑張っても
どんなに願っても
どんなに拗ねても
どんなに拒否しても
どんなに努力しても


「ほどほど」「そこそこ」にしかなれないし、

世の中全体から見れば「普通の人」でしかない。

ごく一般的な、

普通の人として生まれ、
普通の人として過ごし、
普通の人として死んでいく。


これが受け入れられない人、

「そういう自分」を良しと出来ない人、

そもそも自分に自信がない人は、

何とかして「特別」になろうとする。

何とかして「特別な存在」になろうとする。

特別になって、
何とか「自分」を周囲に認めさせようとする。


何とかして、
自分を特別扱いするよう社会に求める。

例えそれが、

周りに迷惑をかけたり
自分を偽ったり
社会正義に反することだったり
誰かを傷つけるようなことであっても。

でもそれは逆効果で。
特別になってもそれは刹那的なものでしかなく。


実際には、
特別であろうとすればするほど、
どんどん苦しくなる。


特別扱いを求めれば求めるほど、
どんどんしんどくなる。


特別なポジションに拘れば拘るほど、
どんどん生きづらくなる。

だって、
仮に「特別」になったとしても、

上には上がいるわけで。

ずっと「自分が一番」ではいれないわけで。

直ぐに「もっと凄い人」が現れるわけで。

世の中は「自分だけ」を、
ずっと特別扱いはしてくれないわけで。


そもそも、
「特別になれれば幸せになれる」というのは
ただの幻想であって。


仮に自分がそのポジションに立ったからといって、
その時に「ああ、幸せだなぁ」と思えるかは
また別の話であって。

チヤホヤされるよりも、
誰かを全力で応援している方がよっぽど幸せだった。

何てことはザラにあるわけで。


今自分が置かれている環境や、
今の自分の状況の中で

小さなな幸せを見つけ、それに満足出来ない人は

どんなに多くのものを手に入れても
どんなに特別になっても

結局、幸せににはなれない。


本当の幸せとは、
実に退屈なもなのだ。


本当の幸せとは、
大きな刺激や快感を得るのではなく
実に退屈なものなのだ。

何でもない一日で、
いつもの日常で、
代わり映えしない毎日で

刺激も少なく、
何か特別良いことがあるわけでもなく

かといって、
めちゃくちゃ嫌なことがあるわけでもない。


ごく普通の
ごく一般的な毎日。

本当の幸せとは、
こういう日常の中にしかない。


こういう日常の中で、
幸せを感じていける心のことなのだ。


「自分は素晴らしい」
と思うのは良いことだし、


「自分はかけがえのない存在だ」
と思うのも良いことだ。

でも、

「自分は特別ではない」
ということも受け入れる必要があるんだ。


「自分はごく普通である」
ということも受け入れる必要があるんだ。

本人がどう思おうとも
本人が受け入れなくても

殆どの人は
「普通の人」なんだ。

多少の才能や
多少のセンスや
多少の知識があっても、

いわゆる「特別な人」ではないし、
「特別なポジション」にはなれない。

「まぁ、それでもええか」と思えるか。


ここなんだな。





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