【本5】ありがとうの神様

この本は、私の大好きな本で、初めて「著者に会ってみたい!!」と強く感じた本です。
残念ながら、この本に出会ったときにはすでにお亡くなりになっていたので、お会いすることは出来ませんでした。

note を始めたとき、「私が今まで読んだ本を何かに活かしたい。感じたことを共有していきたい。」という想いで書き始めました。
最初にどの本を選ぶかは、あまり悩まずに決まりました。たぶん今まさに自分自身が仕事上直面している問題についての理想が、心の奥底から出てきたのでしょう。
[本1はこちら]
https://note.mu/akaitsuki/n/nee4aece5ce65

書き続けているとやっぱり、大切にしたい想いなどに自然と繋がっていくんだなと、この本にたどり着いたとき感じました。

最近文句ばかり言っている自分を反省して、原点に戻りましょう。

☆本の内容☆
心を込めなくてもいいから「ありがとう」を2万5千回言うと、なぜか涙が出てくる。
涙が出たあとで、再び「ありがとう」を言おうとすると、今度は心のこもった「ありがとう」の言葉が出てくる。
そして、心のこもった「ありがとう」をあと2万5千回言うと、嬉しく、楽しく、しあわせな奇跡が起こり始める。

「不平不満、愚痴、泣き言、悪口、文句」は「ありがとう」を打ち消す言葉。
2万5千回に達する前に、これらを口にすると「ありがとう」の回数はゼロになってしまう。
もし言ってしまったら10秒以内に「今のはナシナシ!今のは、間違いです!」と取り消せばOK。
言ってしまったことよりも、それに気がつかないことの方が問題だから。

これは、ほんとに「ありがとう」という言葉の力を感じる部分でした。
「ありがとう」は言った自分も、言われた相手も幸せになる、魔法の言葉ですね。

「運」は動より生ず。
「実践」が「結果」を生じる。
実践すれば必ず「運」がやってきて、楽しく面白い現象が生まれる。

人生の目的は、競いあったり、比べあったり、争ったりすることでも、頑張ったり努力をして「1位になる」ことでもない。
人生の目的は、「喜ばれる存在になること」である。

「必要なものは、すでに、すべていただいている」ことに気がつき、そのことに「ありがとう」と感謝できれば、神様が味方をし、幸せを感じることができる。

今あるものに感謝すること。
行動すること。
このシンプルな2つのことが、とても大事で、だけど続けることが難しいと感じます。
難しいけれど、いつも意識していたいことです。

私たちは、自分の怒りや憎しみは「正当である」と思い、相手の怒りや憎しみは「間違っている」と思いがち。
「私は全部正しい」と思う心が争いを引き起こしている。

すべてが、あなたにちょうどいい。
人の悪口ばかり言っている人には、「悪口を言うあなた」にちょうどいい「悪口を言う仲間」が集まってくる。
人の悪口を言わない人には、「悪口を言わないあなた」にちょうどいい「悪口を言わない仲間」が集まってくる。

自分にちょうどいい環境を、自分が作っているという、こちらもシンプルな規則性。
鏡の法則ですね。

「怒り」には毒素が含まれている。
怒れば怒るほど、自分を傷つけてしまう。

人間の心のレベルが上がるときに、「不幸という名の試験」がやってくる。
もし、人生の中で、普通であれば「不平不満・愚痴・泣き言・悪口・文句」を言ってしまうような出来事が起こったら、「来た!!」と思ってニコニコして対応する。

これを知ってから、「怒る」ことってほんとに損なんだなぁと改めて思いました。
怒ってしまいそうになったら、毒素を吐き出している自分をイメージしてみましょう。
こわいっ!!


お金は意思を持っている。
周りの人達に「いかに喜ばれる存在になるか」「いかにお金を使うか」を考えながらお金を蓄えている人のところには、お金が向こうから勝手にやってくる。

財布の中で、お金たちが「ひそひそ話をする使い方」がある。
自分のわがままのためにお金を使うのではなく、喜ばれるようにお金を使う。
新しい仕事をはじめた友達に、「友達だから安くしてよ」と値引くのではなく、むしろ「より高い金額を払ってあげる」。
喜ばれる使い方をしていると、いつのまにかお金自身があちらこちらの財布で、ひそひそ話をするようになる。
「あの人のところに行くと、喜ばれるように僕たちをつかってくれるよ」
「そうか。じゃあ、ほかの家に行ったら、その噂話をしてあげよう」

お金がひそひそ話する様子を思わずイメージしちゃいますよね(笑)
喜ばれるお金の使い方を意識するようになりました。

子育ての本質は、子どもをしつけることではなく、子どもの芽を摘まないこと。
「あなたのこういうところがステキよ」「あなたのこの部分がすごいね」と、「ひとりのファン」として喜んであげることができたら、子育ては楽しいものになる。

「芽を摘まない」ことと「甘やかす」こととは違うので、常識的に間違っていることがあれば、その都度、指摘する。ただし、指摘をするときは、「笑顔」を忘れないこと。

指摘をするときの「笑顔」、なかなか出来ないものです。。
でもそれを意識するかどうかで、何回かに一回は出来るようになってくる。
全てを完璧に、すぐに出来るわけではない、ということです。

幸も不幸も存在しない。
そう思う「心」があるだけ。

「幸せの本体」がどこかにあるのではなく、私が「幸せ」と思えば「幸せ」に、「不幸」と思えば「不幸」になる。
すべての人が、「幸せだ」と思う現象や出来事があるのではなく、自分が「幸せだ」と思った瞬間に、そう思った人にだけ「幸せ」が生じる。

全ては自分次第!!
読み終えた後、そう思える本です。



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この根っことなるのはこれだと思う!


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