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誰と何をするか。

誰と何をするか。
想像以上にこれは大切なことであって、これが“人生そのもの”と言っても過言ではない。
誰と何をするか。
好きな人と動物園に行く。
友人と曲を作る。
同僚と打ち合わせをする。
家族と旅行をする。
誰と何をするかによって感じることも見えてくるものも違う。
もちろん誰かと何かをしないといけないわけではないし、ひとりでできることも沢山ある。だけど今回はそれについて考えない。
「誰と何をするか」について純粋に考えたい。

人は“ひとり”では生きられない。そんな言葉を色んなところで聞くけれど、きっと正しくて、僕もあなたもひとりでは生きられない。

だからといって「あなたはひとりじゃないよ」と言うのも違う気がする。
“ひとりじゃないこと”は、“誰かといること”ではない。
“ひとりじゃないこと”は、“心の中に誰かがいること”である。
僕はそう思う。
ひとりじゃないかどうかは、人それぞれなので「あなたはひとりじゃないよ」と誰かに言うのは違うと思う。ひとりじゃないかは本人が決めること。

周りに人がいるのに“ひとり”の時があって、誰かといるのに寂しさを感じたりする。
目の前の人とどこか遠いような、どこか違うところを見ているような、なぜかここにいないみたいな感じがしてくる。
そんな時、なんだかひとりで生きている感覚になる。
だから「誰と何をするか」は、大事なのだと思う。

あなたといて楽しい。
僕はこの頃、相手に対しての素直な気持ちを、素直なまま届けることを意識している。
素直のスゴさに気づく。
素直な気持ちを言い合うと、心が繋がる感覚がする。
あ、ひとりじゃない。
あ、寂しくない。
目の前の人を、目の前にいると認識できるようになる。
人が何となくそこにいるのではなくて、人と人がしっかりとそこに存在している。
意味が分からないかもしれないけれど、必ず分かってくれる人はいる。
しっかりと心を開きっぱなしにできて、自分の気持ちを伝えられる。
そこはボヤッとした世界ではなくて、違うもの同士が、違いを持ったまま、違いを面白がれる世界である。

誰と何をするか。
例えば、適当な相手とコンビを組んでお笑いコンテストに出たところで優勝できるわけでもないし、適当な相手と会社を立ち上げて上手くいくわけでもない。
誰と何をするか。
それで今の楽しさも未来の明るさも変わる。
誰と何をするか。
もっと簡単に言うと「誰といるか」かもしれない。
違いを違うまま、同じを同じまま、相手のことを考えたまま繋がれるのなら、そんな人とは何をしても上手くいく気がする。

素直な気持ちを伝え合うのも、自分の気持ちに気づくのも、ほとんどの人がしていないと思う。
だからこそしよう。
一緒にいたい人とそれをしよう。
「素直な気持ちが言える場所。」
そこは寂しさから遠い場所。


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