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神奈川県川崎市に地域子育て支援センターがあることで、子育てしやすい、住みやすい環境へ!

こんにちは、翼祈(たすき)です。

日本は再開発の多い国だと思います。空き地や土地の所有者がオーナーとなり、アパートやショップ、タワーマンションなどができて、私の子どもの頃に観ていた景色と、随分変わったものです。

私の住む場所も、元から多かったマンションがさらに増え、特に駅の近くにマンションが沢山建ち、人口が増えたと聞きます。

タワーマンションなどが増えると、必然的に人口も増え、そこには子育て中の人も移住したりします。そうなると、子育て環境の整っている場所や、支援も必要となります。

この記事で紹介したいのは、神奈川県の事例です。

全国的に少子化が加速する中、神奈川県川崎市は大都市としては出生率が高い街です。2021年の出生率は0.797%で、全国の東京都区部や政令市と比べると、0.832%の熊本市に続き2位です。2020年のデータになると、6歳未満のお子さんがいる世帯割合も8.2%で、浜松市(8.8%)、さいたま市、熊本市(8.7%)に次いで4位でした。

神奈川県川崎市の地域子育て支援センターは川崎市が地域の子育て支援拠点として全7区に整備する計画をしていて、宮前区は川崎区、中原区に続いて3ヵ所目です。3階建ての建物1階と2階には認可保育所の「土橋保育園」、3階には就学前のお子さんとその親御さんが利用可能な「地域子育て支援センターつちはし」があります。

地域子育て支援センターの特徴は、子育て支援機能と保育所を1ヵ所に集め、保育士や栄養士、看護師など子育ての専門家が連携しつつ、色んな家庭をサポートすることができます。

乳幼児を育てる親御さんが不安になりがちな離乳食や排せつについての相談も可能なこと以外にも、保育所の人材育成などを担当する区役所の職員も常駐しています。

今回は川崎市の地域子育て支援センターが、どれだけ子育て世代に役に立っているか、特集します。

地域子育て支援センターがあることで、川崎市が子育てしやすい、住みやすい環境になった理由

「マンションで暮らしているので、息子が大声を上げたら近所迷惑になるかもと気がかりになりますが、地域子育て支援センターなら友達も一杯いますし、安心して息子を遊ばせられます」。

2023年10月2日に開所した神奈川県川崎市宮前区土橋にある「宮前区保育・子育て総合支援センター」内にある地域子育て支援センターつちはしに10ヵ月の男の子を連れてきたお母さんは、くつろいだ様子でした。

就学前のお子さんであれば川崎市内外を関係なく、事前申し込みなしで利用可能な施設で、7ヵ月の娘を連れたお母さんは「遊び道具も沢山あります。他のパパやママとも知り合いになれるし、使い勝手がとても良いです」と笑顔を見せました。別のお子さんのお父さんも「きれいで広いし、雨の日でも利用できるし、何も言うことがありません」と喜びました。

参考:子育てを支えるために 川崎市の注目拠点「地域子育て支援センター」 保育所と支援機能を集約 東京すくすく(2023年)

土橋保育園の園長の女性Aさんは「上の階に子育て支援担当者が常駐してくれるのは心強い」と述べます。同土橋保育園は、親御さんがリフレッシュしたい時のためや、通院など親御さんに用事がある時に就学前のお子さんを預かる「一時預かり保育」も2023年10月からスタートしました。

土橋保育園に5歳の次男を預けている女性Bさんは「保護者同士が話せる地域の交流のスペースになります」と地域子育て支援センターに期待を込めました。

再開発は良いこともありますが、

デメリットもあるといいます。テレビで観た話ですが、再開発で人口が増えると、人口に対して、病院が足りず、入院病棟もすぐ満床となり、医療難民が出て来るそうです。

そのテレビで観た市では、救急搬送の件数も全国で1番多く、かといって病院をすぐには増やすのも難しく、人口が増えることで、新しいショップができたりとか、住みやすく、街は活気に満ちますが、そういうデメリットも出て来るわけですね。

私は色々疾患を持っているので、医療難民にならない程度の人口の増加が良いなと思いました。

こうやって顧みると、都会は子育てにしろ、1ヵ所で支援が行き届く様な施設が多いですね。地方だと、支援する場所がバラバラで、それぞれに行くのにも時間がかかりますし。

そういう点では、人が多過ぎるのが苦手な私も、「1ヵ所に行けば、解決する」、都会に羨ましさを感じました。


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