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『おくすりパクッとねるねる』。薬剤師の声から生まれたお薬と一緒に飲むタイプのねるねるねるね!

こんにちは、翼祈(たすき)です。

ねるねるねるね】といえば、子ども時代に一度は通る、知育菓子ではないでしょうか?

私も子どもの頃に大好きで、色んな味もありますし、混ぜた回数で味が変わることも好きな理由でした。

そんな【ねるねるねるね】ですが、最近お薬と一緒に飲む、全く新しいタイプの商品が2023年10月16日に販売するそうです。

なぜ作られたのか?それには薬剤師さんからの声があったからだそうです。

おくすりパクッとねるねる』とはどんなものなのか?今回はその商品の詳細に迫ります。

『おくすりパクッとねるねる』ってどんなもの?

画像引用・参考:おくすりタイムを楽しく前向きに!「おくすりパクッとねるねる」が10月16日(月)に販売開始! PR TIMES(2023年)

老舗菓子メーカー「クラシエ」の看板ブランド商品【ねるねるねるね】から、お薬を飲むことを助ける『おくすりパクッとねるねる』が誕生しました。2023年10月16日から全国のドラッグストアなどで発売されます。お薬に苦手意識のある子どもにも「おくすりタイム」を前向きに楽しく過ごして欲しいと工夫を凝らしたといいます。

付属の専用スプーンとトレーで、粉と水を混ぜ合わせることで完成する、「知育菓子」の【ねるねるねるね】と同じ様な作る工程を楽しめます。

水に「ねるねるのもと」1袋を入れるだけで『おくすりパクッとねるねる』を作れます。簡単な作り方の工程で、作る人の負担をできるだけ抑えました。

『おくすりパクッとねるねる』も作る方法は【ねるねるねるね】と変わりませんが、練ってふわふわと膨らむ楽しさを残しつつ、お薬を残さずに全量服薬できる様に、通常の【ねるねるねるね】よりも泡の量やでき上がる量を3分の1程度に抑え、より食べやすく服薬しやすい仕様にしました。

顆粒薬や粉薬を混ぜたり、ふわっとしたねるねる(泡沫)がお薬を包み込んで、嫌なにおいや苦みを感じづらくします。

【ねるねるねるね】は1986年に発売されて以来、トータル9億食を売り上げた「クラシエ」のベストセラー商品の1つです。酸味料と重曹の化学反応などを学べる「知育菓子」としても知られています。天然の着色料を用いるなど身体にも優しいです。

『おくすりパクッとねるねる』の開発に着手したのは2019年。”子どもの服薬をサポートする”『おくすりパクッとねるねる』は、実際に医療現場で働く薬剤師から「子どもにお薬を飲ませる時に、【ねるねるねるね】を活用している」という声を届いたことがきっかけで誕生しました。

 子ども達が苦手なお薬を服薬することに対し、笑顔で前向きな感情に出来ないか、「知育菓子」の持つ美味しさ、楽しさが親御さんの方の悩み解決へと少しでも役立てる様に、『おくすりパクッとねるねる』を開発しました。

『おくすりパクッとねるねる』はお薬のにおいや苦味をマスキングし、アレルギー表示義務・推奨の28品目価のアレルギー物質を一切使わないなど服薬に適切な品質にし、子ども達や親御さんの方が安心して使える様に設計されました。

また、「クラシエ」の広報担当者が、「お菓子ではなく、お薬の服用に本当に見合った商品を開発しよう」と、お薬の溶出性を妨げないことを国立成育医療研究センターとの共同研究でさらに確認し、『おくすりパクッとねるねる』の発売へと至りました。

参考:「ねるねるねるね」でお薬パクッ 薬剤師の声から誕生 クラシエ 毎日新聞(2023年)

『おくすりパクッとねるねる』の店頭参考価格は、1箱税込み486円。1回使い切りが6回分小分け包装で長期保管可能で、イチゴ味とメロンソーダ味が3包ずつ入っていて、その日の好みや気分で味を選択し服用できます。対象年齢は1歳以上からです。

まさか【ねるねるねるね】が医療の場に活用とは!

とても驚きました。子どもの頃、【ねるねるねるね】が大好きだった私は、まさか薬剤師さんの間で、使われていたなんて、本当にびっくりです。

私は今では薬は飲みますが、子どもの頃は風邪位しか引かなかったので、飲むなら風邪薬でしたが、毎回「苦い...」と思っていました。

何年か前から通院する病院の薬局に、私が子どもの頃にはなかった、お子さん向けの薬と一緒に飲む食べ物?か、なんかが置かれ出しました。今でも薬=苦いという認識なんでしょうね。

『おくすりパクッとねるねる』ですが、少し【ねるねるねるね】とは違いますが、ベースが一緒ですし、元々【ねるねるねるね】が医療の場に活用されていたこともあって、すぐに子ども達もみんなが馴染むと思います。

知育菓子の【ねるねるねるね】が、こんな社会福祉にさらに貢献するなんて、昔から知っている身では考え深いですね。


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