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2023年10月から東京都日野市が『ファミリー・アテンダント』を開始。訪問支援を行う。

こんにちは、翼祈(たすき)です。
子育ては誰もが周りに助けてくれるご両親や知人がいるわけではありません。いわゆる《孤育て》という、1人で黙々と育児に向き合っている方も多いのではないかと思います。

そんな《孤育て》をサポートしたいと、東京都がある事業を開始します。

東京都日野市は2023年度より、赤ちゃんのいるご家庭にボランティアや民生児童委員が訪問し、お母さんの育児をサポートしたり、悩み事を傾聴する【日野市ファミリー・アテンダント事業】をスタートさせます。事業費およそ150万円を盛り込んだ一般会計補正予算案を日野市議会9月定例会に提案しています。

『ファミリー・アテンダント』事業は東京都が他都道府県に先立って計画し、まずは日野市に初めて導入されます。2023年10月から、子育てサポートをしている日野市内のNPO法人の参加者らおよそ10人を対象に「寄り添いアテンダント」の研修を行います。2024年2月頃から訪問支援もスタートします。

日野市の担当者は「幼稚園や保育園に通園する前のお子さんのお母さんは、周囲の人と交流する居場所がないことがあります。『寄り添いアテンダント』を介してママ友ができたり、日野市民同士の穏やかな結びつきになればと思います」と説明しています。

今回は、東京都の『ファミリー・アテンダント』について発信します。

東京都が行う『ファミリー・アテンダント』って?


東京都日野市によりますと、近所に子育てで頼れる人がいないお母さんは、話し相手のいない状態だったり、インターネットで育児に関して検索して不安に思ったりするケースもあるため、訪問支援で《孤育て》を予防することを目的で挙げています。

『ファミリー・アテンダント』事業では、生後3~6ヵ月の赤ちゃんがいるご家庭に民生児童委員の「見守りアテンダント」がご自宅を訪問します。育児用品を贈呈し、お母さんの気持ちにそっと寄り添い傾聴したり、相談に対応したりします。

希望があれば、子育てサポートの研修を受講したボランティアの「寄り添いアテンダント」も自宅に訪問します。お母さんの話し相手になる以外にも、一緒にお子さんと公園で遊んだり、買い物に付き合ったりして子育てをサポートします。

参考:母親の孤立を防ぐ「ファミリー・アテンダント」 日野市が新事業 乳幼児のいる世帯に訪問支援 東京すくすく(2023年)


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