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【子育て】ジェンダー以前に

おはようございます。
お読みいただきありがとうございます。

4歳2歳男の子の母。
今日は子どもたちのおはなし。

先日長男に突然、
「おかあさん、長男くん、うちに赤ちゃん、きてほしいねん」
と言われました。

我が家、3人目の予定は、多分ありません。
少なくとも、向こう2年くらいは、100%ない。

…困ったな〜何て返事しようかな〜
あ、そういえば長男は、お人形のメルちゃんが欲しそうだったことがあったな!と思い、

「メルちゃん、買う?」と持ちかけてみると、

長男、目をキラキラさせて
「うん!!!」と返事。
我が家の新しい家族は、お人形のメルちゃんに決定◎

さあ。
そういうことなら、早めに買ってあげないと!
と思って、
来月誕生日の長男のために、かなり前倒しの誕生日プレゼントとして買ってあげることにしました。

が。

メルちゃんのいるお人形コーナーに足を踏み入れると。
女の子女の子した、
ピンクピンクした雰囲気に
足がすくむ。。

…私が、です。
子どもたちは全然平気◎

そしてメルちゃん、結構高い!!
3000〜4000円することはわかっていたけど、
長男が欲しいと言ったのは、5500円くらいする
メルちゃん入門セット
という大きな箱。

んー…
んー…

いろいろ渋ってみたけど、長男本人の意思がかなり固そうだったので、結局購入。

長男、ご満悦◎

写真からも少し見えるかと思いますが
メルちゃんのお人形だけじゃなくて
ベッド
エプロン
オムツ
おしりふき
哺乳瓶
等、
ひととおりお世話ができるようなセットになっています。

帰宅後、子どもたちは嬉々としてメルちゃんのお世話をし始めました◎

抱っこしておんぶして
やたらミルクを飲ませて
おしっこしよーね!と人間用のトイレに連れて行ってメルちゃんのエプロンを便器の中に落とし(即洗濯…)
メルちゃんねてるから、おとうさんおかあさん、しずかにして!と騒ぎ出し(その声の方がうるさい)

…その甲斐甲斐しいこと!!!笑

しかもそれが長男だけじゃなくて次男も。
(次男、自分は全然トイトレ完了してないくせに、やたらメルちゃんをおしっこさせたがる。笑)

これだけ嬉しそうにお世話をするなら、
やっぱり長男の言う通りのものを買って良かった。
買い渋らずに、二つ返事で買ってあげれば良かったな。と少し反省。

*****

お人形は女の子
乗り物は男の子
なんて考え方は、もう古い。
…ということは、多くの人が頭ではわかっているのだけど

いざ、息子たちがお人形を甲斐甲斐しくお世話をしているところを見ると
なんだか不思議な気分になります。

それから、おもちゃ業界では、性別関係なく男女ともに遊べるよういろいろ考えている!
と何かで読んだ気がしますが、
いざ、売り場を見てみると、お人形売り場のなんと女の子女の子した雰囲気!!!
ここ5年、男の子のおもちゃ売り場にしか足を踏み入れていなかった私は、ちょっとたじろきました。

大人のもっている固定観念というのは、なかなか根強いものがあるな、と思います。

私は、女の子やねんから!と言われ育てられた記憶はほとんどないけど
(女の子やねんから足閉じなさい!くらいは言われたかなあ笑)
それでもこれまで生きてきた中で、男女それぞれのイメージとか役割とか、そういうものがしっかり出来上がっていることを、改めて感じました。

でも。我が息子たちは
子どもたちは全然そんなこと考えていなくて。

女の子女の子したお人形売り場でも全然平気だし
そこで、これが欲しい〜!!って主張するのも全然平気。

もちろん家でお人形を甲斐甲斐しくお世話をすることに何のためらいもなく、ただただ嬉しそう◎

ただただ、自分の好きなものを欲しいと言って
好きなものを愛でる。
子どもたちのそんな姿を見ていると
親としてできることは、
子どもを真っ直ぐ見つめて
子どもが純粋に喜ぶことをしてあげること◎

男の子女の子とかジェンダーとか以前に、
ただそれだけのことだったかな。

なんて。

メルちゃんを嬉しそうにお世話する息子たちを見て
不思議な気持ちも確かにあるけれど
それ以上に、なんだかほっこりしている私たち夫婦。

長男の保育園の担任の先生が言ってました。
お人形のお世話をよくする子は、優しくなる子が多い◎
と。
それもきっとジェンダー云々以前の話。

子どもを真っ直ぐ見つめる
簡単なようで意外とできてない気もするけど
改めて、その視点を大切にしたいと思いました。

*****

お読みいただきありがとうございました。
小さな幸せがあふれる毎日でありますように◎

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