見出し画像

可愛い萬古焼(ばんこやき)

こんばんは。
読むこと、書くこと、食べることが大好きな
ひらさわあけみです。

私は物産展が大好き。
見かけると、素通りすることが出来ません。
つい、立ち寄ってしまいます。

いつも行く、近所のショッピングモール。
三重県の物産展がやっていました。

おいしそうな海の幸。
材料にこだわったスイーツ。
お手頃な真珠のアクセサリー。

食べものを中心として、さまざまなものが並んでいます。

幸いお腹がいっぱいの状態だったので、胃袋も穏やか。
ゆっくりとウインドウショッピングを楽しみました。

端の方に陶器のブースがあります。
近寄ってみると、萬古焼でした。

萬古焼といえば、急須と土鍋。
濃い紫色(小豆色)で、落ち着きのある佇まい。
そんな印象を持っていたのです。

でも、私の目を引いたのは淡い色のカップ。
青い大きな花とピンク色の小さな花が描かれています。
とても可愛い。

正直なところ、かなり驚きました。
萬古焼でパステルカラーに近い色を使うとは。
全くイメージが違います。

お店の方にお話を聞きました。

以前は渋い色味が多かったけれど、現在の生活スタイルに合わせたものがたくさんあるそうです。

おしゃれでスタイリッシュな、テーブルウェア。

カタカナが似合う製品が、どんどん作られているとのこと。

ノベルティ製品の開発も積極的。
国内だけでなく、海外でのシェアも広げています。

300年以上の歴史がある萬古焼。

伝統を守ると同時に、未来を見据えて色々な取り組みをしています。

例えば、萬古まつりや萬古陶磁器コンペ、子ども陶芸コンクールなど。

次の世代の育成をしようとする意気込みが感じられました。

現代の萬古焼は、今の生活に馴染むような器やカップなどにも力を入れています。

おしゃれさと使いやすさ。
両方を兼ね備えた魅力的な器。

私がいいなと思ったカップ。
大きすぎず、手にしっくりくるのです。

優しい色合い。
重くないので、普段使いにぴったり。

お値段は、330円。
びっくりしました。
物産展だからこそでしょう。

「もっと萬古焼を知ってもらいたい。
気軽に使ってもらいたい」
そんな思いが込められていました。

お気に入りのカップで飲むお茶は、
ゆったりした時間を演出してくれます。

思いがけず、素敵な器と出会いました。
これもご縁。
大事に使おうと思います。

萬古焼は丈夫で耐水性も高い。
おすすめですよ。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?