早くも大好評(笑)連載、「入社3年以内に辞めるシリーズ」、第3回のスタートです。こちらから ① ② をお読み頂けます。

※前回の「新入社員が入社3年以上仕事を続けるということ」とセットでお読み頂くとより楽しめる内容になっています。
⇒　①　②　③　④　⑤

※内容はあくまでひさとみえぬの主観です。正解・不正解ということはございませんので、ご自身で判断下さいますよう、宜しくお願い申し上げます。

■転職市場では、若さが武器になる！？

前の記事にも書きましたが、企業はとにかく若い人材を欲しがっています。ということは、年齢を重ねれば重ねるほど、転職は不利になってしまうのでしょうか？

年齢を重ねてから転職を考える人って、現在の職場での不満もあると思いますが、キャリアアップの人が多いような印象があります。となると、これまでのキャリアを見られて当然、ですよね。

その点、第二新卒の場合は、前述の通りあまりキャリアを重視していないように思います。だからこそ、「若年層のキャリア育成」という点でキャリアチェンジしやすい、未経験の業界、職種に挑戦しやすいとも言えるのではないでしょうか？

例えば、30歳を過ぎてから全く未経験の業界・職種にチャレンジしようと思っても、なかなか転職しにくいものなのかな〜と不安に思います（前の仕事と共通項があったり、なりたい職種で活かせる資格を持っていたら話は別かもしれませんが…）。

実際私は、「文章を書く仕事がしたい」「制作の仕事に挑戦したい」という気持ちがあったので、経験がなくても許される“第二新卒”が最後のチャンスだと思っていました。

もし転職の際にキャリアチェンジを考えているのであれば、若さで勝負してもいいのではないでしょうか。

あと、こんなことを書いたら怒られるかもしれませんが、特に女性の場合は男性よりも年齢を見られているような気がします。

結婚・出産・育児などのライフイベントがあるからです。だって、せっかく雇ったのに、すぐに産休・育休・時短勤務になってしまったら、正直意味がない。もっと活躍して欲しいのが本音のはず。女性の雇用を促進している世の中ではありますが、まだまだ女性には厳しいのが現実です。

私も、やっぱり前の会社で3年勤めてから、と思っていましたが、自分の人生設計を考えてみると「それじゃ遅いかも」と感じていました。

できれば20代のうちに結婚・出産したいと考えていたので、3年勤めた時の年齢（大卒入社なので26〜27歳）で転職するとなると、スキルが身に付く前に産休・育休・時短になる可能性があると、予想がついたのです。

っていうか、転職してすぐに結婚とか、角が立たないかしら…と、いらんことまでかなり細かく考えていました（今でこそ、この人生設計はどうなるかわかりませんが(笑)）。

こういうことを書くと怒られるかもしれませんが（二度目）、やっぱり若さは武器。もちろん、年齢を重ねてもやりたいことはできるし、挑戦できるけれど、もし企業に勤める上で挑戦したいこと、身につけたいスキルがあれば、早いうちから行動に移すのもひとつの手です！

「新入社員が入社3年以内に仕事を辞めるということ」、④へ続きます。

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