見出し画像

ワンオペ業務の夫に我儘を訴えてしまった休職中妻の後悔

記事を書こうと思ったのは、2つのきっかけがありました。
ひとつめは、毎日自分宛に送っているLINE通知の内容です。
このふたりのためだけにでも、ぼくはがんばろうと思うんだよ

ことば by ドラえもん第16巻第4話『りっぱなパパになるぞ!』の大人になったのび太

この仕組みは、自分でNotion×GASを使ってランダムな言葉をLINEへ毎日通知するという記事で通知させています。ご興味があればそちらも覗いてみてください🐔

ふたつめは、フォローさせていただいているnoterさんの以下記事を拝見したことです(勝手な紹介ご容赦ください🙇‍♀️)。

今日この日に、このふたつが私の目に留まったのは、きっと偶然ではない気がしました。昔々に職場で受けたストレングスファインダーでは、第二位くらいに『運命思考』があった気がします。

「運命思考」の資質が高い人は、あらゆる人や物事は互いに結び付いていると考えています。この世に偶然というものはほとんど存在せず、ほぼあらゆる出来事には何らかの意味が存在すると確信しています。

クリフトンストレングス > 運命思考®

だから、かなり気持ちが不安定だけども、noteを書いてみようと思いました。あまり不安定な時は、PCすら開けようとも思わない自分ですから、だいぶまとまりのない、校正も無い、一方的な内容になると思います。ご容赦ください。


今日は水曜です。適応障害の症状として、抑うつ・突然泣く・些細なことでイライラする・眠気が強い、といったことがここ最近強く出ていました。食事も摂りたいと思わない。頭の片隅でやりたい・やらねばと思っていることはたくさんあるのに、気分の沈み込みが酷い。
先日図書館で借りてきた本は、積みあがったまま。Notionのテンプレートアイデアもある。整理したい情報も山積している。でも、体が動かない。

ピークへの波は、ちょうど前の金曜、図書館から帰宅したあたりから。ここからひどく眠くなり、休日は育児と家事のほとんどを夫に託して、床に伏していました。そして日曜夜から、生理がはじまりました。生理痛は、いつもより酷くて動けない。そういえば先月も、生理前後で眠気や気分の起伏が激しかった。もしやPMS(月経前症候群)と、適応障害などの精神疾病は関連性があるのでは?とぼんやりした頭で検索していました。

月経困難症によるホルモンバランスの乱れは、うつ症状の増悪を招くことがあります。一方で、うつ症状がストレスや自律神経の乱れを引き起こすことで、月経困難症が悪化する場合もあります。
また、生理痛や出血量の増加などの身体的な問題がうつ症状に悪影響を及ぼすことも考えられます。

いずみ医院 溝の口 > 院長ブログ> 月経困難症とうつ:女性の精神と身体の複雑な関係

休日明け、月曜もほとんど横になっていました。生理痛が酷く、いつもの鎮痛剤を飲んでも収まらないし、寒気が強い。

夫からLINEが届きました。彼は時短勤務なので、ちょうど16時くらい。
『帰るよ。体調どう?何か買って帰る?』

なんて優しいんでしょう。
そういえば、月曜は夕食の宅配セットが届かない日でした。いつもなら私がスーパーへ行って夕食を作ります。なんてうっかりしていたのか。

『ごめん、月曜だったね、何も買えていないです』
こう返すと、夫からは次のような返事がきました。
『おっけー!餃子買って帰る!』
なんて優しいんでしょう。

月曜夜は、娘の世話と家事、すべて夫がやってくれました。
なんとか私も夕食を摂り、そのころにはテンションがダダ上がりでした。
明るい気持ち過ぎて、いつもの自分ではないような感じもしました。

しかし、深夜のことです。

娘がお尻を痒がって、泣き喚き、深夜に起きました。
見ると、赤くなって荒れています。痒がって、眠れないと言いました。

実は3歳になろうかという頃から、保育園でトレパン(トイレトレーニング用のパンツ・紙おむつではなく普通の下着で、漏れ防止の布などが何層か重なっている下着)を履き始めていました。
自宅にいるときは、紙おむつです。きっと蒸れやすいトレパンゆえかと思いました。
さらに言えば(勝手な偏見で申し訳ないのですが)、保育園では人手も足りていないようだし、下着を変える頻度が少ないのでは。そしてトレパンは家に戻される際、いつも便の筋がくっきり残っている。お尻をしっかり拭いてもらえていないんじゃないか。なんて邪推もしました。

眠たい頭と目をこじ開け、あーでもない、こーでもないとそこそこの時間起きていたので、夫は「もう明日は3人とも休んじゃうか!」なんて話していました。

とりあえず、ベビーパウダー(効能のひとつにオムツかぶれ有り)をはたいて、長らく抱っこして安心させ、その晩はなんとか眠りにつくことが出来ました。

しかし、翌朝の私はだめでした。生理痛に加え、寝不足。寝不足は私にとって大敵です。メンタルダウンが酷い。

早起きの夫が、起きた娘の対応をしてくれました。2人ともなんであんなに元気なんだろう…
ぼんやりしながら2人に甘えて、まだ横になっていました。
すると、夫が娘を寝室に連れてきて
「じゃ、行ってきます!」
と言い、仕事へ出かけて行ってしまいました。

あれ?今日は休むんじゃなかったの?
「今日は一緒にいてくれると思ってた」
そんな恨みがましい一文を送ると、夫から返信がきました。
「ごめん、休めないんだ。言ったつもりだったけど、もっとちゃんと言えばえばよかったね。ごめんなさい」

猛烈に悲しくなって、娘が隣にいるにもかかわらず、大声で泣いてしまいました。娘が横にちょこんと座って言いました。
「かなしいの?パパがいないから?」
娘もなんて優しいんでしょう。

このままではいけないと、体を引きずりながら娘とリビングに行き、朝食を見守って、着替えと保湿をして、保育園へ送り届けました。

その帰路、ドラッグストアで『命の母』を買いました。帰宅して、『命の母』と一緒に、メンタルクリニックから処方されている不安薬『ジアゼパム』も飲みました。本来なら、飲み合わせも確認するべき。でも私はもうどうでもいいかと、投げ槍になっていました。

少し体を動かしたからか、溜まっていた洗濯物を干すことまではできました。そこからは何もできず、こたつで横になり、昼食も摂らずに過ごしていました。スマホもテレビも、何も興味ない。
命の母も、不安薬も、効いているのかいないのか、よくわからない。

気が付けば部屋は暗くなり、夫が帰宅していました。心配そうに、そして、申し訳なさそうに「ごめんね、大丈夫?」と声をかけてきました。
声なしに頷き、起き上がってぼーっとしていました。

娘も帰宅して、宅配キットで夫が作ってくれた夕食を食みながら、ぽつりと、夫の目を見て聞いてみました。
「明日は、会社、休めたりする?」
夫は申し訳なさそうに
「ごめん、今月は本当に忙しいんだ。」
と言いました。

私は絶望して、「ごちそうさま」と言った後、ひとり何も言わずに寝室の布団に潜り込みました。娘の風呂入れも、歯磨きも、寝かしつけも、自分の歯磨きや風呂や着替えも、ぜんぶ放棄して。ぜんぶ夫に丸投げして。


気が付けば、朝になっていました。

罪悪感と、後悔。
まだ、お腹が痛い。生理痛なのか、違うものなのか、よくわかりません。
夫が寝室にやってきて、私の背中をさすりながら言います。
「ごめんね」
夫は、Yシャツを着ていました。
自分でも気が付かないほど瞬時に叫んでいました。
「そばにいてほしいときに居てくれないくせに、優しくなんかしないで!」
そう吐き捨てて、泣き喚いていました。

ちなみに娘も寝室に居ました。あぁ、私、悪影響しか与えてないわ。
そう思って、はじめて希死感を感じました。

夫の顔も見ずに、娘と手をつないで、リビングへ行きました。
今日は、娘を皮膚科へ連れてゆく予定でした。今日こそ、夫が何とか仕事を調整して、一緒に居てもらえるんじゃないか。そんな勝手な期待を持っていたんでしょうね。

娘の朝食を見守りながら、夫は静かに「行ってきます」といって出かけていこうとしました。
猛烈に苦しくなって、「行かないで…」と少し大きな声で訴えると、夫が引き返してくれました。また、ぽつりとすがってみました。
「本当に、夫君にしかできない仕事なの?」
そう尋ねました。意地の悪い質問だったと思います。
「うーん…いま、俺しかいないんだよ」
もう、だめだ。
そう思って、「もう、行ってください」と能面のような気持ちになって、彼を引き留めるのをやめました。

夫の勤め先は、上場企業で、日本には競合があまりなく、制度上はホワイトな企業です。しかし体質は昭和のようで、時短勤務であるにもかかわらず、無謀な量の業務を投げてくるそうです。そのために、メンタルが原因の休職者や退職者も多く出ているという状況。最近もひとり退職することになり、引継ぎも無いまま、ごっそり夫へ業務が回ってきたそうです。

人よりも短い勤務時間のなかで、なんとか残業もせずに仕事をさばく夫は、相当優秀なのだと、現場を知らない私でも察しています。以前の記事でも、夫の凄さを書き連ねていました。

だから、夫はいま事実上のひとり部署のような状況らしいのです。上司は話が通じないし、異動届は何年も何回も出しているのに通らない。それなりの役職ゆえに、たぶん替えとなる人材がいない、ないしは見つける気が無い、ないしは見つける時間が無いのかもしれません。


午前中は娘を皮膚科に連れてゆき、お昼からの保育園へ送り届けました。
不思議と、娘には比較的おだやかに接することができました。娘も元気で、いつものようにお茶らけています。娘なりに、カラ元気を出しているのかもしれないと思うと、いたたまれませんでした。

こんなことでは、だめだ。
娘に悪影響でしかないし、心と体を痛めているのは、夫も同じである。板挟みで、休む暇もなく。こんな休職して何もしていない私が、夫にいま以上を求めるのは酷だ。

頭ではわかっているけど、どうしようも無くて、いっそ用量を超えた不安薬を飲んでしまおうか、みたいな気持ちが消えなかった。

そのとき、冒頭の2つのきっかけを目にすることになります。そして、今日やってみようと思うことを決めました。

  • 処方薬の用量は守る

  • とりあえずネガティブ要素はnoteに吐き出す(いまここ)

  • ちゃんとご飯を食べる(まだ昼食とってない)

  • 借りてきた本を読んでみる

  • 帰ってきた夫にハグして、ちゃんと謝り、ちゃんと感謝する

  • 帰ってきた娘にハグして、ちゃんと大好きだよと伝える

生理が終わったら、少しは落ち着くのでしょうか。
次のメンタルクリニック受診の際に、先生と相談してみよう。


以上、乱文となりました。
何の参考にもならなかったと思います。

不快な思いをされたり、ネガティブな気持ちに引きずり込んでしまったら、申し訳ありません。
どこかで、リアルな状態を吐き出したかった私の自己満足です。

いまいろいろ考えていて、休職という状態に決着が付いたら、またいつもの私に戻って、記事をまとめてみたいなと思います。

長文、お読みいただきまして本当にありがとうございました。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?