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できないことは人に頼り、自分ができることで応援する

適応障害として休職し、3ヶ月の休職期限が迫っていた今年3月。事実上の退職が目前に迫り、気分の浮き沈みが激しくなっていた頃です。
まずは心身の改善を目指すとして、その後はどうやって生活していこうか?と悶々とした日々を過ごしていました。

そんな時、自分にとって効果的だった出来事がありました。

以前、勢いで登録していたクラウドワークスから、副業に関するzoom質疑応答だけで謝礼あり!というオファーがあったのです。自分の経歴や経験を話すだけだったのですが、誰かに自分史を口頭で話す、という行為が心地よかったんですね。
通院先のカウンセラーさんにも、自分史を話して「これまでこんなに頑張ってきたんですね」「あなたにはこんな強みがあるんですよ」という心理療法を受けたときも、同様でした。きっと、自己肯定感を高めるねらいがあったのだと思います。

そこで気が付いたのは、私には「自分なんて大したことやっていない」とか「自分に存在価値はあるのだろうか?」といった認知の癖があるということです。完璧主義で、自分に課すハードルも高い。これは、HSP(ハイリー・センシティブ・パーソン)の特徴のひとつでもあるようです。

HSPは自分がこうすべきと決めた「マイルール」から外れることを極端に嫌がったり、決めたことを成し遂げられずにいることを妥協と捉え、自分はきちんとできていないのでは…、と自己肯定感を下げる発想に繫げてしまいがちです。

HSPさんがママになりまして...。

ちなみにセルフチェックの結果、私はHSS型HSE(刺激追求型・外向型HSP:繊細だけど刺激と交流を求める)のようでした。やりたいことは沢山あって、いろんな人と交流することも好き、だけど疲れてしまう。そんな気質…めんどくさい人ですね🙃


そんな気付きを得た頃、noteで「褒め屋」さんの存在を知りました。

zoomで1時間お話しするだけで、自分の魅力を教えてくれる。しかも無料モニター募集中ですって…!?(当時/現在は有料化へ)
褒め屋さん(以下呼称ほのかさん)のサービスを受けてみたいと思ったのは、子育て中の女性であること、過去に精神的な悩みを抱えていたことにも親近感を抱いたからでした。

早速お申込みしてzoomで対面会話したとき、すごく包容力と共感力を兼ね備えた方だなぁと、安心して自分の過去や経験、目指したい生活スタイルなどをペラペラと話すことができました。

そして後日、自分の強みとしてまとめていただいたPDFを受け取りました。ほのかさんの、言語化能力やネガ→ポジ変換力の高さに驚き😲
夫にも内容を共有したら、「これ1時間話しただけなの?結構、的を得ているねぇ」と感心していました。

この「褒められる」という行為は、心身にも良い働きがありそうです。
以下は子育てに関する本から引用。

ほめる、ということは人にとても良い影響を与えます。脳内にも変化が出ると言われており、ほめられることで、精神を安定させると言われているセロトニンや脳内にやる気を活性化させるドーパミンが分泌されるとも言われています。ほめ言葉は私たちに素敵な効用を与えてくれるのです。

HSPさんがママになりまして...。

こちらは少しニュアンスが異なりますが、ビジネス心理学の観点から、若手育成に悩む上司に対する回答内容から引用。

たえずほめられ、ポジティブな心理状態にさせられてきたため、ネガティブな状況に弱いのです。
~割愛~
たえずほめられ、承認欲求が満たされてきたため、承認鉄求が満たされないとやる気になれないといった感受性の人が多くなっています。

ビジネス心理学大全

つまり褒められるということは、精神安定・やる気UP・承認欲求が満たされたポジティブな心理状態になるということでしょうか。

ちなみに私のお守りの本で、「わたしとあなたと、黒い犬」という絵本があります。黒い犬=鬱に捕らわれた際、上手にケアするヒントが描かれていますが、そのなかにもこんなことが書いてありました。

"犬除けボックス"を用意するのもおすすめです
お気に入りの写真や思い出の手紙など
うれしい気持ちになるものを 箱に入れて ためるのです
~ 割愛 ~
相手のいいところを 10個書きだして 本人に 見せてあげましょう
そのメモを 目につくところへ貼り

コピーは 犬除けボックスに 入れておいて

わたしとあなたと、黒い犬

そこで、ちょうどハマっていたテプラを利用し、頂いた魅力PDFから抜き出した文言をポストカードに貼り付け、毎朝使うコーヒーメーカーの上へ張り出すことにしました。

※頂いた魅力PDFとは異なります。
イラストはテプラPROの素材、文言は魅力リストから抜粋したもの※

その後も事後アンケート等で、ほのかさんとのやり取りは続いていました。そして、ちょうど読んでいた本にこんなことが書いてあることを思い出しました。

うつになってしまったらどうすればいい?
・自分を否定するものからは遠ざかり、自分を肯定してくれるものに近づこう
・小さな達成感を得られる「なにか」を見つけよう
・ささいなことでもいいので必要とされている、役に立っていると実感できる瞬間を持とう!!

うつヌケ うつトンネルを抜けた人たち

できないことは人に頼ればいい。あなたはあなたのできること、やりたいことで、いつか誰かを助けてあげましょう。

なぜ僕らは働くのか-君が幸せになるために考えてほしい大切なこと

魅力PDFのリデザインを検討されていたほのかさんに、大胆で不躾な申し出をしてみました。もしよかったら、無料モニターの恩返しとしてデザインをしてみたい、という内容です。
グラフィックデザイン学科出身で、新卒で勤めた会社では(やる人と費用がないので)Webバナーやチラシ等を制作することはありました。でもデザイナーという肩書きも、お見せできる実績も特にありません。

それでもほのかさんは快く承諾くださり、使用されていたデザインツールを使って、できるだけ褒め屋さんのイメージに合うデザインを提案させていただきました(最近はイラレじゃなくても使いやすいデザインツールがあるんですね)。

私の魅力PDF(A4サイズ3枚)

私自身は、まだ今後なにを仕事としていくのか、どのような働きかたをしていくのかは考えられていない状態ですが、まずはこのようなチャレンジの機会をくださり、そして達成感や自信を与えてくださったこと、本当にありがとうございます🙇🏻‍♀️

魅力一覧で挙げてくださった私の強みが、まさにこういった行為に繋がっているんだろうな…と改めて感じ入ります。

いまはトイレにも張り出し中
コンビニのPDF出力時に、B5サイズ小冊子(左綴じ)の設定で印刷

「褒め屋」サービスは、以下のnote記事で詳細紹介されています。
個人的には、メンタルダウン中に出会えたことが本当にラッキーでした。
自分の魅力や強みが可視化・再認識できるので、気持ちの波にも良い効果を与えてくれるのではないかな、と考えています。
とくに紹介料があるとか関係なく🤣、お勧めしたいサービスです。


メンタル療養中とはいえ、無職状態のいま、自分に何ができるのか・何をすべきか、そんなことを考えてしまう日もあります。
そんなときは、自分がいいなと思ったサービスや人に、エイヤ~とアクセスしてみると、新しい世界観や自分らしさが見えてくるかもしれません。

いまはインプットの時期なのか、読書欲がモリモリでいろんな本を読んでいるところです(休職1ヶ月目あたりはぜんぜん文字が頭に入ってこなかったのにね…)。
X(Twitter)でもちょこちょこ一言コメント付きで読了本をつぶやいていますが、そこからまた新しいアクセス先があったりして、なかなか面白い。

今日は調子がいいなと思ったら、エイヤ~という心持ちで取り合えずやってみる。そこでちょっと調子が下ってきたら、またひと休み。
そんな具合が、いまはちょうど良い感じです。


自己肯定感UP期間永続中🥰
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