アキカツの、空き家から地域コミュニティへの関わり(非営利団体作りへの道!)終わりに
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●非営利団体の名前は何が良いかな
組織のイメージ想起にとても重要なので、名前はやっぱり大事です。
「気楽に楽しみながらも、やってみて、ダメならやり方を変えていく」「失敗上等!失敗は成功の母」などなどトライ・アンド・エラーの団体という事で、名前はまだ決めていませんが、「ラボ」を付けたいなと思います。
そして、最近読んだマンガで最も共感し影響を受けた「へうげもの」を読んでいたら、無性に「一笑一楽」という言葉をつけたいと思うようになっております。
現代人より圧倒的にハードな乱世と言われる戦国時代の中で、ひょうげや一笑を誘う為の乙(完璧を目指さない)を信条とした吉田織部の生き様にあやかりたい気持ちがあるんです。
今の世の中「甲」で溢れているからそうでなければいけない強迫観念や擦り込みで生きてきているけど、もっと「乙」な生き方や団体や活動があっても良いじゃない。
故に、ふにゃ~っとした脱力感よろしく、力を抜いた、適度にテキトー、のんびりとした生き方を出来る団体が出来て、その活動が継続していければ、「織部好み」が市井に息衝いたように、秋田を取り巻く「甲」な雰囲気も変わるのかなと、あらぬ妄想をしている次第です。
●急がず、焦らず、小さく、ゆっくりと、淡々と
私のお仲間はおじさん、おばさんが多いです。
そして、色んな知恵を授けてくれるのはジュニアです(私の今回の考えの8割はジュニアの受け売りです)
前述した①〜⑥をいきなり同時並行的には恐らくは出来ないでしょう。
暫くは、①と何かだけかもしれません。
ただ、無類の人当たりの良さと、既成概念に囚われない柔軟な思考、まずはやってみようと思える躊躇しない行動力、人より少し諦めの悪い粘り強さを持っています。
私一人(とその仲間たち)だけでは小さな力であっても、私たちの行動がファーストペンギン(未開拓の分野に挑戦する人)たり得れば、ペンギンの後ろに付いてきてくれる人たちが現れてくるかもしれません。
人は、人に学び、人に傷付き、人から癒やされます。
「出会い」と「ご縁」を大切にしていけば、先に挙げた妄想の1つか2つは形に出来るかもしれません。
一社やNPO法人などを立ち上げられれば良いのですが、まずは任意団体として出来る範囲で出来る事を行って行きたいと思います。
焦らず、急かされず、流されず活動をしていければ、ご縁が繋がり、活動が徐々に大きくなるかもしれません。
人の力あってこその活動なので、色んな人の力を借りながら…。
そして、人との出会いの中で、ゆっくり育んでいければ。
文化芸術の力を信じて…
そして、私は、芸術や伝統文化、工芸、音楽文学の持つ力を信じています。
それらは、人々を一体にしたり、感動させたり、奮起させたり、癒やしたりする力を持っております。
祭りや小正月の行事として、あるいは文化施設で、見る側として体験する事は可能です。
それらがもっと身近に、気軽に、小さく日常的に、コミュニケーションとして体験出来る事が、「一笑一楽」であり共助であると思います。
(秋田市岩見三内の実家の空き家を開放してミニコンサートなどを開催している様子は、私の目指す一笑一楽、共助の在り方の理想です)
国際教養大の学生さんと秋田を日常的に繋げられたら
文化芸術などで言語を介さなくても交流出来る機会があれば、そして交通の課題を解決出来れば、国際教養大の海外からきた学生さんとも、いつか日常的にセッションをしていける流れを作っていきたいと考えています。
日本、そして秋田の文化にあまり触れる事のないまま卒業していく事は、秋田自体の損失であり、こちら側のアクションの少なさが起因になっている現実もあるかと思います。
いつになるかは分からないけれど、私たちの活動の土台が整ったら、いつかアクションを起こしてみたいと考えております。
………あぁ、風呂敷だいぶ広げたなぁと思います。
でも、主体はあくまでも自分自身。
周りの協力を得るには、周知せず小さな活動しかしていない今の段階では、言語化して可視化しないと誰にも届かないし伝わらない。
やれるかやれないかではなくて、まずやってみる。
諦めるなら、しっかりやってみてから。
動かなければ先の景色も見えないし、失敗しなければ、成功に辿り着けない。
頭のイメージや言葉だけで終る人を沢山見てきました。
私は失敗しても行動する人、挑戦する人が好きだし、自分自身がそうでありたいです。
小さくても、動いてもがく事で、ONEPIECEの様に乗組員(共感者)を増やしていき、巨大海賊団(共感の点が線になる)になれるか、航海のしょっぱなで沈没してしまうかを楽しみにしながら始める準備を進める事にします。
ちゃんちゃん(終)
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