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アルセーヌ・ルパンと旅するパリ⑦ 『怪奇な家』『ルパン対ホームズ』(パリ16区)

前回の記事で紹介したスシェ大通り14番地(『虎の牙』)を北上すると、Place de Clombieという広場が現れます。

この広場からのびる通りが、アンリ・マルタン通り(Av. Henri Martin)です。

↑スシェ大通りの方向からみたアンリ・マルタン通りのはじまり

『怪奇な家』の冒頭で、レジーヌがオペラ座から連れ去られてしまうが、何とか自分の住んでいるアンリ・マルタン通りのはじまり(入り口)のアパルトマンまで帰る場面があります。それが、↑の写真の場所です。

また、『ルパン対シャーロック・ホームズ』では、アンリ・マルタン通り134番地で、オートレック男爵が殺されてしまいます(現在134番地はない)。

このアンリ・マルタン通りを、通りに沿ってずっと歩いていくと、ルパンファンにはなじみの深い、作者ルブラン氏が住んでいたポンプ通りが見えてきます。


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