95歳の父親から思うこと

私は還暦なので

親の年齢もそこそこになります。

私は末っ子なので
父親のこの年齢はまあ妥当かも。

母親はすでに他界しているので

父親が残っている形になります。

普通
この年齢だと

老人ホームにいるか
家族が介護をしていると思いますが

一人暮らししています。

とはいえ

身の回りのことも大変になってるので

ヘルパーさんがきて
デイケアに行き

近所の身内や親戚にお世話になり

遠方にいる姉が月の半分近く通っています。
そんな感じでなんとかやってくれてるのです。

すでに親御さんが他界してる人もいるでしょうし
まだまだ現役でバリバリやってる世代が親御さんの方もいるでしょうし
親の介護は

私たち世代の課題でもあります

私の父親は

長男で
山の中で生きてきました。

本当に山の中です。笑

山を生活の糧にしてきました。

もちろん裕福ではなく

苦労した話は今でも聞かされます。笑

山の中の暮らしは

まさに

ないところから始まります。

すぐにものが入る環境ではないので

自分で見繕うことも多いのです

例えば、
私の父親は

竹細工もうまいです

畑で使うものとかは

ほぼ自分で作ったりします

修理も自分でできることは全てやります

今でこそ歳とりましたが
70歳ぐらいまでは
本当に元気で
仕事もほぼやめた後も

うなぎ取りに行ったり
松茸取りに行ったりと

山を楽しんでました

怪我で入院したことはあっても

病気で入院したことはきおくにありません

足腰はつねに痛いようですが

内臓は元気なようです。

母親も
最後に入院したことを入れなければ

ほぼ入院したことがなく

体は元気でした。

ありがたいことに

私も病気はなく
入院もしたことはありません。

贅沢はしてなかったのですが

いつも畑から取れる野菜を食べてました

シーズンで取れるものは

その時期に必要なものができてるんでしょうね

自然てうまくできてるな〜と思います。

そういうところからも

元気な体でできてるのかもしれません

最近は
田舎の方に移住する人も増えてきました。

田舎の暮らしは

そうは言っても不便で

いいことだけではありません。

それでも

田舎ならではの良さもたくさんあります。

前にも書きましたが

何もないところから作り出す

もし今何もなくなっても

あそこにいれば
なんとか生きられるかもしれない

そんなことも思えるんです

今の子供たちは
恵まれすぎてて
何かなくなることが怖い、不安になる

そうかもしれませんね。

携帯がなくなると困る
コンビニがないと困る

冷凍食品がないと困る

お菓子がないと困る

色々あると思います

田舎だと

これ全部ないことがありますから

でもないからの方が
あるを楽しめることもあるんですよね

そう思えた時に

私には

田舎があってよかったと思います。
もちろん、田舎の嫌なこともわかってますよ。
上に書いたことがなくなったら私も困ります
でも
今の若い世代よりは
たくましく生きれるのかも
だって
それがなかった時を知ってるから

そんなことも外に出たからこそ
わかるようになりました

こうして今は海外にいますが

帰れるところがあるってありがたいですね

ただ

父親も
ずっと生きてるわけではありませんので

実家に行けるうちは

楽しもうと思います

そして

若干話も難しくなりつつある父親の
話は聞いておこうと思います

昔話は覚えてますからね

親との会話

いつまでもできるものではありませんよ


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