読書は人を豊かにする!?本を読むことで得られるメリットとは
こんにちは、あきです。今回は本をたくさん読むほどあなたの人生は豊かになります。というお話です。
英語の勉強法としても度々触れてきましたが、読書をすることで得られるメリットはたくさんあります。
それは英語や日本語などの言語の学習に止まらず、読書から得られる恩恵というのは計り知れません。
実際、世で優れた功績を上げる人達や年収が高い人達は皆決まって読書家だと言われていたりもします。
読書から得られる物を一言で簡潔にまとめると、他人の知識の結晶です。
本には様々な種類がありますが、本一冊にはその著書の知識や技術、ノウハウが詰まっています。
読書することで得られるメリットは以下の3点だと私は考えています。
• 優れた人の考え方を知れる。
• 他人の人生を追体験できる。
• 言語能力の練度を上げれる。
心理学者アブラハム・マズローが人間の欲求を理論化した「マズローの欲求5段階説」という説があるのですが、その中で最も満たされるとされる欲求が自己実現欲求です。
この自己承認欲求が満たされている人ほど人生の幸福度が高いとされています。
読書から得れれるこれら3つのメリットは、この自己実現欲求を満たすのに大きな手助けをしてくれます。
本稿では本を読むことでなぜ人生が豊かになり得るのかという理由と、読書により得られるメリットについてお話しして行こうと思います。
1. 読書は自己実現の手助けする
冒頭でも述べましたが世の中で収入が高かったり、何かの分野で功績を収めている人は決まって習慣的に本を読むことを日課にしているというデータがあります。
Appleの現社長であるTim CookやMicrosoftの創業者であるBill Gatesも普段から日課として読書を心がけていると公言しています。
また多くの功績を残す人達は教養や語彙が大変優れていたりするのですが、彼らにはたくさんの読書をしてきた背景があったりします。
私はオーストラリアでデザイナーをしている際は同年代の平均値と比較すると結構収入が高い方でした。
またオーストラリアでは縁や巡り合わせも多く、私自身も社交的に色々な集まりに行っていました。
その際にたまにですが、お金持ちや実業家が集まるイベントや交流会に呼ばれて参加していたりもしました。
そこで出会う人達と決まって盛り上がれる話題はやはり読書だったのです。
お互いのオススメの本を教えあったり、
ある知識に誰かが感心してその出所を聞いて本の紹介になったり、
そこにいる人達のほとんどが読書家でした。
決して本を読んでいるから収入が高い。という話をしたいのではありません。
彼らはたくさんの収入を得られるようになっていくその過程で様々な努力をして、自己実現を繰り返してきたのです。
その自己実現をするために必要な教養だったり、知識の蓄積の源には読書が少なからず関わっているということです。
マズローの5段階の欲求は2分することが可能で低次の欲求と高次の欲求があります。
基本的に高次の欲求は必ずしも満たされる必要のないのですが、
もし高次の欲求が満たされた際の幸福度は低次の欲求と比べて10倍以上と言われています。
つまり、高次の欲求である自己実現を達成することは人生を豊かにする大きな要因を作ります。
読書から得られる情報はこの自己実現するために必要な教養や知識、そしてノウハウです。
つまり、読書で得た知識を自己実現に繋がる行動に移すことで徐々に自己実現が達成され、人生が豊かになって行くのです。
2. 読書から得られるメリット
読書をすることで自己実現がしやすくなり、自己実現を繰り返すことで収入は上がり、人生は豊かになっていきます。
さてその自己実現を手助けしてくれる読書ですが、その読書から得られるメリットが以下の3点になります。
• 優れた人の考え方を知れる
• 他人の人生を追体験できる
• 言語能力の練度を上げれる
一つずつ順番に見ていきます。
1. 優れた人の考え方を知れる
本を出版する著者というのはその分野で実績や偉業を成し遂げた人であることが多く、特に実用書やビジネス書であるなら、あなたが現在理想としていることを実現していたりする人だったりします。
彼らの華やかしい業績はあなたにとっては本を買う際の信頼に大きく関わってくるでしょう。そしてその本を通して知れるのは彼らがこのような業績をいかにして達成したのかという思考や考え方です。
この考え方や思考を知れるという部分が非常に重要です。
自己実現にはアウトプットが必須なのですが、そのアウトプットを行うためにはインプットが必要です。
成功者の考えを学ぶことは自分の考えの選択肢や発想を広げてくれます。
それら成功者の知識と自分自身のこれまでの経験則や知識を組み合わすことで生まれるのが今までの自分になかった新しいアイディアというものです。
これらのアイディアを実際に試すことが自己実現に繋がっていきます。
2. 他人の人生を追体験できる
本に書かれていることはその著者の人生観や価値観が垣間みえます。
人に与えられた時間は限られているので、自分の人生でできることも限りがあるわけです。
しかし本を読めば、その著者の人生の中を追体験することができます。
それにより自分とその本の著者の人生観や価値観を比べることができるのです。
たくさんの本を読めば、あなた一人に与えられた時間では到底できないたくさんの人生観を追体験できるのです。
そうすることで、あなた自身が実際に行動しなくてもどのように考え、行動していけば自分の描く理想像に近づけるのかを具体的に想像することができます。
自己実現にはあなた自身の行動が絶対に必要ですが、ゴールまでの道のりを手探りではなくある程度具体的に見定めながら進んでいくことができるのです。
3. 言語能力の練度を上げれる
他の記事でもなんども繰り返し書いていますが、英語学習だったり、言語を学ぶ上で読書することは大変有用です。
英語であるなら、たくさんの本を読むことで単語の語彙、構文の作り方、文章の流れなどを感覚的に理解することができます。
母国語の日本語の本でもそれは同じで、国語力をあげるにはたくさんの本を読むことはとても大事です。
様々な人が書いた文章を読むことで日本語の表現や語句の使い方などを学ぶことができるのです。
英語然り、日本語然り、言葉の使い方や表現の幅を広げてくれるのは大量の読みです。
英単語やたくさんの日本語は暗記で覚えても自分の語彙としては簡単には身につかないのですが、
その理由は使い方を一緒に覚えないからです。
本を読んでいて知らない単語や表現を見たとき
「なるほど、このように使えばいいのか。」
と感じ取ることができれば、実際の会話でも使えるようになります。
語彙力は大量の読みによる蓄積を実際に自分の言葉として使うことで培われます。
教養の高い人は普段からたくさんの本を読み、知識を蓄え、それを普段から実践的に会話で使っています。
それゆえに読書を習慣化している方々はコミュニケーション能力も総じて高い傾向にあると私は思います。
おわりに
いかがだったでしょうか?
本とは他人の知識の結晶です。
本には様々な種類がありますが、その著書の知識や技術、ノウハウが詰まっていて読書から得られる具体的な恩恵は以下の3点です。
• 優れた人の考え方を知れる。
• 他人の人生を追体験できる。
• 言語能力の練度を上げれる。
たくさんの本を読むことで得れれるインプットはあなた自身の人間性を拡大してくれます。
本で蓄積した知識を自分なりに消化して行動を起こすことで自己実現にも繋がります。
それがあなた自身の人生を豊かにしてくれることにもなります。
1冊読むだけでは効果は薄いですが、毎日30分でも読書する時間を作れば、月で5冊くらいは読めるでしょう。
それを半年続ければ30冊、一年続ければ60冊になります。
これだけの本を年間で読める人はかなり稀ですが、これができれば立派な習慣になります。
この記事を読んで少しでも読書することに興味を持たれた方は1日30分の読書を1週間続けてみることから始めて見てください。
読書を習慣にすることができれば間違いなく人生は大きく変わります。
今回は読書をたくさんすれば自己実現にも繋がっていくという内容でした。
自己実現を提唱するマズローの5大欲求について書いた記事を下記にリンクしておきます。
3000字程度の内容ですので、5分ほどで読めます。
よろしければ合わせてお読みください。
では また別の記事で
記事を読んでいただき、ありがとうございました。 よかったらフォローしてくださると嬉しいです