指折り施設盛りだくさん!?メルボルンの市内エリア紹介
こんにちは、今回はオーストラリアの3大都市の一つとも言われているメルボルンの郊外エリアについてお話ししていこうと思います。
メルボルンの中心都心部の情報をまとめた記事を過去に書いているのでそちらも合わせてどうぞ。
本稿では前回の記事で紹介しきれなかった都心部のおすすめスポットをそれぞれ紹介して行きます。
1. 市内エリアの特徴
メルボルンの都市部は広く、中心部はフリートラムゾーンと呼ばれる地帯があり、そのエリア内は五目目状に道路と歩道が張り巡らされていて、トラムの線がもっともたくさん入り乱れています。
今回紹介していくのはその五目目のエリアの外になります。
フリートラムゾーンの外ということになりますが、都市部は続いており、動物園、遊園地、海水浴場、美術館、自然公園、ブリテッシュタウンなど、魅力あるスポットが広がっています。
2. 交通機関事情とMyki card
さて今回紹介していくエリアは歩いても行ける場所もありますがやはり交通機関を使ったほうがスムーズです。
今回はフリートラムゾーンの外のエリアを紹介していくのでMyki cardについてもう少し詳しく説明をしていきます。
Myki cardに関しての基本的な説明はこちらの記事に書いています。
まず運賃の計算方法ですが、メルボルンの交通機関にはゾーンという概念があります。
CityをZone1と定めており、主にCityから半径nKmを超えるとZone2となります。
わかりやすく言えば市内地がZone1、市街地は一律Zone2という分け方をしています。
乗車したゾーン区域からゾーンを移動、またはどのくらいの時間乗車していたかで値段が変わります。
その値段設定は電車・バス・トラムで共通です。
【移動ゾーン計算方法】
時間制約は基本的に2時間となっていて、一度Mykiをしようすると、2時間の間は時間料金は加算されず、Zone移動をした場合のみで追加料金が課されます。
【Zone 1から乗車する場合】
Zone1(市内)からmykiを使用する際、初乗り料金が4.10ドルで2時間以内は何度乗り降りしても追加料金は課されません。
最初にカードをタップ後、2時間経過すると再び4.10ドルが加算されます。
そして一日の使用金額が8.20ドルに達するとその後何回mykiを利用しても料金はそれ以降は加算されなくなります。
【Zone 2から乗車する場合】
Zone2(郊外)からmykiを使用する際、初乗りが2.80ドルで、Zone1に入らない限りは2時間以内は追加料金はありません。しかし、一度でもZone1でmykiをタップすると下車時の運賃が4.10になります。
また1日のうちに2.80ドルの加算を二回以上すると3回目以降の2.80ドルの運賃は加算されなくなります。つまりZone2内の移動だと5.60ドル以降は無料です。(しかし、一度でも4.10ドルの運賃が発生すると上乗せで加算されてしまいます。注意しましょう。)
またMykiはその日の最初に乗った場所がZone2(郊外)でZone1(市内)まで移動しない場合は最大5.60ドル以降は打ちとめとなり、
Zone1(市内)から乗った際はZone2(郊外)に移動してもしなくても最大8.20ドル以降の料金は課されません。
つまり市外移動なら5.60ドル、市内出発なら8.20ドルで1日乗り放題ということになります。
3. メルボルン市内エリアのイチオシ施設7選
最後にメルボルン市内にあるイチオシスポットを紹介していきます。
今回はフリートラムゾーンの外にあるZone1のエリアに当たる施設に絞って紹介していきます。
一部フリートラムゾーンからあまり離れてない場所は徒歩でも行けるのでフリートラムゾーンから出る前に下車して歩くといいと思います。休日にぜひ出かけてみてください。
1. St Kilda beach
【1. St Kilda beach 】
address : St Kilda Melbourne Victoria Australia
open date : 24時間365日
home page : https://stkildamelbourne.com.au
シティからトラムで20分程度でアクセス可能なメルボルンのビーチです。
遊泳区域の他にヨット体験ができる船着場や、BBQスポットにレストラン街があり、いつ訪れても賑わいを見せています。周辺施設も充実しているので、メルボルンで生活するのであればこの近くのシェアハウスに住むのもおすすめです。
またビーチのすぐそばにLuna parkという遊園地があり、その入り口のピエロのオブシェは大変印象的です。ただ遊園地自体は小規模なので、入り口の記念撮影はしても中に入る意義はあまりないかもしれません。
2. Docklands
【2. Docklands】
address : Docklands Melbourne Victoria Australia
open date : 24時間365日
home page : http://nonbei.com.au/catering.html
空港行きのバスが出ているSouthern Cross Stationの裏側でフリートラムゾーンの外ですが、徒歩で行けるエリアです。
観覧車、ボート遊覧体験、巨大スタジアム、テニスコートにバスケットコート、図書館など豊富な施設が揃っています。
また港の近くなので、観覧車から見える景色は圧巻です。夜景の景色などはメルボルンの都市の美しさを再確認できる絶景が広がっています。
比較的静かなエリアなので、朝はトレーニングを日課とした人達が集まり、昼は会社員の休憩場所の穴場スポットとなり、夜は落ち着いたデートスポットとして、1日を通して様々な人が行き交います。
3. Royal Botanic Gardens Victoria
【3. Royal Botanic Gardens Victoria】
address : Birdwood Avenue Melbourne Victoria Australia
open date : 24時間365日
homepage : https://www.rbg.vic.gov.au
市内南部に位置するYarra riverと呼ばれる川の向こう岸にある植物公園です。
園内はかなり広く歩いて回ると半日はかかります。見所もたくさんあり、中でも見逃せないのは、Guilfoyle's Volcanoと呼ばれる水域に配置した庭園エリアで、美しい緑の木々とそこから垣間見えるメルボルンの街は絶景です。
夏の間はイベントも盛んで、芝生の上での野外映画観賞会や劇場公演、展覧会などが催され、さらに活気にあふれます。夏の一日を楽しむのにもピッタリなエリアです。
4. Brunswick street Fitzroy area
【4. Brunswick street Fitzroy area】
address : St Georges Road to Fitzroy North, Melbourne
open date : 24時間365日
homepage : https://weknowmelbourne.com.au/brunswick-street-guide/
メルボルンで最もおしゃれなブリテッシュタウンがあるエリアです。カフェや雑貨店が並び、トラムの線の先にはメルボルンで最も高く美しい教会であるSt patrick's cathedralがはっきりと見えます。
特にカフェや雑貨店の数がめちゃくちゃあります。私は半年ほどこのエリアのシェアハウスで暮らしていたのですが、毎日の出勤前に違うカフェに立ち寄っていたのですが、店ごとに雰囲気だったり、味だったりも様々で半年続けても全く飽きませんでした。カフェ好きにはたまらないエリアです。
5. Melbourne Museum
【5. Melbourne Museum】
address : 11 Nicholson St, Carlton Melbourne Victoria Australia
open hour : 10:00〜17:00
homepage : https://museumsvictoria.com.au/melbournemuseum/
世界遺産にも登録されている自然公園Carlton Gardenが隣接している巨大博物館です。フリートラムゾーンから2stopだけ外のエリアになるので、シティからアクセスするときは直前で降りて歩きましょう。公園と隣接しているだけあってかなりの規格で建物内も相当広いです。
年間通して様々な展示物が入れ替えらているので、定期的に行くと毎回違った楽しみができます。
入場料は15ドルかかりますが、学生の方は無料で入れます。語学学校生も適用されますので、ぜひ一度訪れてみることをお勧めします。
6. Melbourne Zoo
【6. Melbourne Zoo】
address : Elliott Avenue Parkville Victoria Austaralia
open hour : 9:00〜17:00
homepage : https://www.zoo.org.au/melbourne
約320種以上の世界の動物たちを飼育しているメルボルン市内では最も大きな動物園です。
フリートラムゾーンを出て5分ほどでアクセス可能で毎日多くの人が訪れています。
動物たちの暮らしに寄り添った環境作りに力を入れており、アジアゾウのブースは、アジアの村を忠実に再現したことで受賞したこともあるらしいです。
また予約をすれば餌やり体験や、トラやオランウータン、ゴリラを近距離で見学できるイベントや、夜の動物園をテントで泊まるワイルドな企画もあります。英語のリスニングには大変いい練習ですので、動物好きな人はぜひ予約して行ってみてください。
7. Victoria Market
【7. Victoria Market】
address : Corner of Queen and Elizabeth Streets Melbourne Victoria Australia
open hour : 6:00〜最長17:00、最短14:00
homepage : https://qvm.com.au
メルボルンの巨大市場で毎日多くの人がその日の食材を買いに賑わいを見せる、野菜や果物はスーパーと比べるとかなり割安になっているので、自炊する際に生活を支えてくれます。毎週月曜日と水曜日がおやすみです。
夏場は毎週水曜日にナイトマーケットも開催されていて、朝のマーケットとは雰囲気も一変します。
出されている店も雑貨や飲食店がメインとなり、お祭り気分が味わえます。
おわりに
いかがだったでしょうか?
今回はメルボルン市内(Zone1)のフリートラムゾーンの近隣で有名な場所に絞り紹介しました。
今回は触れませんでしたが、郊外にもまだまだ指折りのスポットもたくさんあり、メルボルン市内は本当に楽しいスポットがたくさんあります。
今回紹介できなかったことはまた別の記事にて書いて行こうと思います。
オーストラリアのメルボルンに渡航しようと考えている方や、旅行や引越しを考えている方へ参考になれば幸いです。
では また別の記事で
記事を読んでいただき、ありがとうございました。 よかったらフォローしてくださると嬉しいです