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物事の本質を明らかにし、未来を明るく照らす。社名「アキラカ」に込めた想い。

事業ブランド戦略パートナー/創発ファシリテーターを事業といたします。
屋号商号は「アキラカ」。アキラカに込めた想いを記します。

物事の本質を明らかにし、未来を明るく照らす。

私は、聡明卓抜 という言葉から一文字とって「聡」と名付けられました。読み方は「あきら」です。せっかくいい名前をつけてもらったのに「さとし」と読まれることが多く、また伊賀が珍しい苗字であるためか「あきら」と呼ばれたことがほとんどありません。悔しいので、SNSでは「伊賀アキラ」と表記しています。

あき‐らか【明らか】

 光が満ちて、明るく物を照らしているさま。曇りなく明るいさま。
 はっきりとしていて疑う余地のないさま。明白なさま。
 道理に通じているさま。賢明である。
 心が晴れやかなさま。ほがらかである。
(小学館:デジタル大辞泉) 

私の専門性は「経営洞察」と「生活者洞察」です。洞察とは暗い洞を明るく照らして察することです英語では「インサイト」in-sightです。暗くて見えにくい内側を視ることです。
「経営インサイト」とは、当事者である自分達では、なかなか気づくことができない自分たちの真の強み、潜在的可能性を明らかにすることです。「顧客インサイト」とは、表面的なアンケート調査やデータ解析では気づくことができない、顧客の潜在願望や潜在期待を明らかにすることです。表面にあらわれていない潜在的なもの。その洞察には、見えないものを見る力、専門的な方法論、経験やセンスも問われます。
見えないものを見る力を発揮して、物事の本質を明るく照らします。そして、事業や地域の未来を明るく照らす。そのトーチライト(松明)になります。

Photo by 遊月

削ぎ落す美しさ。

いけばな草月流では、師匠の雅号から一文字いただいて新しい雅号を整えます。私の師匠の雅号は「晶楓」です。そこから「晶」の文字をいただき、私の雅号は「伊賀晶樺」としました。水晶の晶。「あきらか」と読みます。また「晶樺」は、「しょうか」と読みますが「あきらか」とも読めます。

しょう【晶】

 あきらか。明るく輝くさま。「晶光」
 純粋な鉱物に見られる規則的な一定の形。「結晶」
液晶(エキショウ)・結晶(ケッショウ)・水晶(スイショウ)
なりたち
多くの星がかがやくさまにかたどる。ひかり、ひいて「あきらか」の意を表す。(角川新字源 改訂新版) 

不確実で、複雑な世の中になりました。コロナ、所得格差、地域格差、少子高齢化、デジタル化、データドリブン、DX、テクノロジー…社会も複雑になり、社会の仕組み、ビジネスの仕組みも複雑になっています。あれもやらなければ、これもやらなければ、あれも言わなければ、これも言わなければ、といった切迫感にさいなまれていませんか。今は削ぎ落とすことができない時代かもしれません。

物事の本質は、削ぎ落とすことで見えてきます。削ぎ落す勇気が必要です。余計な岩石や汚れを削ぎ落したときにはじめてキラキラと輝く水晶が現れます。アキラカとは余計なものを削ぎ落すことです。本質を見極めることです。削ぎ落すことで初めて、未来が明るく照らし出されます。

Photo bySumiko K @アルゼンチン⇔北海道


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