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病人になることでしか甘えられなかった○○○へ

病人になってホッとしているあなたは、精一杯頑張ってきた人です。
ホッとしていることに、罪悪感を感じなくていいんです。
あなたは、進んで社会的弱者になることでしか、自分を守れないと思いましたか?
病名を得ることは、簡単ではありません。
まずは自分を病気だと疑って一喜一憂したり、病院に行く勇気を出したり、病院に通い続けなければ、病人にはなれないのです。
だから、病名がついたあなたは、まず自分を褒めましょう。
よく、病名を勝ち取ったね、と。

そして、病気を理由に休もうとしたあなた。
後ろめたい気持ちにならなくていいんです。
病気を理由にしなければ休めないところまで追い込まれたのは事実です。
だから、治るまでしっかり休みましょう。

とはいえ、無理に治さなくてもいいんです。
自分で得たはずの病名なのに、病名が無くなる日を待ち焦がれる、そういう日もあるでしょう。
でも病名が取れないうちは、病気でいていいんです。
病気は必要なくなれば、どこかへふらっといなくなります。
病気であるうちは、病気でいることが必要です。
それは無理解な家族から理解を得るためかもしれないし、パワハラ気質の会社から避難するためかもしれないし、大変な育児から離れるためかもしれません。
こう考えると、必要だから病気になっている気がしませんか?
反対を言うと、周囲の理解があれば病気は良くなっていくように感じます。
理解してくれる人を大切にしましょう。

もう一つ……
今は精神疾患の人が多い時代です。
だから、昔精神疾患の当事者だった人や、精神疾患の人を支えたことがある立場の人も沢山います。
そういうことは進んで話さないから気付きにくいけれど、潜んでいるんです。
だから何も言わなくてもあなたを応援している人、本当は理解してくれている人がいるかもしれません。
そう思って、挫けそうな夜は一晩だけ、頑張ってみてください。

私は、病気の当事者であり、みなさんの支援者です。
辛くなった時は、コメントに書き込んでください。
24時間受付中です。

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