akane*

25歳会社員▷▷九州大学医学部3年次中退▷▷大学を中退して学んだこと、精神疾患を経験し…

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25歳会社員▷▷九州大学医学部3年次中退▷▷大学を中退して学んだこと、精神疾患を経験して学んだことを中心に記述します。たまに恋愛も🫶

最近の記事

悪夢の中にさす光

私は毎日普通に生きているように見えると思う。そう見えるように努力しているからだ。でも実際は普通に生きているんじゃなくて、恒常性に犯されてるだけ。毎日思考停止でとりあえずいつもと同じ行動をしなければ、私は永遠に家から出ることができない。そこに感情を挟むとろくなことはなくて、途端に「生きている意味」とか「死なない理由」を求めてしまう。 私が恋愛の記事を書くと幸せそうで羨ましいと言われる。 でも、彼から受け取る幸せは「超不幸」中の「超幸い」みたいなところがあって、あくまで「超不幸

    • #5 彼とランプ

      素敵なランプを買ったのは、私が真夜中に本を読むためだと信じ込んでいる彼です。 「甘いな、素敵な夜を演出するためでもあるのよ」なんて言えるわけもないけど。 実はこのランプをお店から運んでくれたのは彼で、しっかりこの計画の片棒を担がせている。 なんなら、中の電球を買ってきたのも彼だ。 私がランプにばかり気を取られていたあまり、家に帰ってやっと電球を買い忘れたことに気づき、彼が家具屋さんまで走ってくれたのだ。 そんな購入シーンだけでもエピソードのあるランプが、これからどんな夜を彩

      • 双極性障害のリアル3

        2023/12/08 何もかも捨てようとしてどうしても捨てられないものに気づく。それは私の命じゃなくて人との絆だ。 2023/12/19 もう頑張るのやめた。 つかれたつかれた。 2023/12/27 どうせ私がいない方が楽なんだ。 私はいらない存在なんだ。 2023/12/31 新年迎えなくていい、死にたい。 2024/01/11 今死んだら彼に一生ものの傷を負わせてしまう。それだけはダメだ。でもそうしてみたい。 2024/01/24 誰か私の手首切ってくれない

        • 私の病気を「障害」と捉えない、あなたと。

          「僕は、君の病気?は個性だとしか思っていない」 彼は突然、そのようなことを言い出した。 落ち込む私を気遣って少し極端なことを言ってくれたのかもしれない。 「君は自分を自閉症とカテゴライズしてるけど....もしかしたら違うかもよ...って最近思う。 人間をなぜ人間がカテゴライズできるのか僕には疑問だよ」 …高尚すぎる彼の話についていけなくなりつつも、彼の高潔な精神はなんとなく理解できる気がした。 「なぜ人判断するのに、その人がなんの病気かで判断する必要がある?人は、人を見る

        悪夢の中にさす光

        マガジン

        • 恋愛
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          7本
        • 分身(日記)
          8本
        • 大学中退
          5本

        記事

          死ぬのなら、自分に花の一輪でも贈って死んでみたいな。あの人に、一輪だけでも花を捧げてみたい。 星の王子さまが好きだから、バラ一輪でいいかな。

          死ぬのなら、自分に花の一輪でも贈って死んでみたいな。あの人に、一輪だけでも花を捧げてみたい。 星の王子さまが好きだから、バラ一輪でいいかな。

          「世界で一番安全な場所ってどこ?」私のステータスメッセージを見たであろう発言に、私はしれっと「君の腕の中かな」と答えた。あーなんかそれはすごく嬉しい、と言いながら、彼は「君の胸に顔埋めてる時が一番心が落ち着く。僕が世界で一番好きな匂いだ」と言った。あ、これ書いたら怒られちゃうかな

          「世界で一番安全な場所ってどこ?」私のステータスメッセージを見たであろう発言に、私はしれっと「君の腕の中かな」と答えた。あーなんかそれはすごく嬉しい、と言いながら、彼は「君の胸に顔埋めてる時が一番心が落ち着く。僕が世界で一番好きな匂いだ」と言った。あ、これ書いたら怒られちゃうかな

          貧血と栄養源🦖🥘

          野良犬が暴れ回ったような部屋だ、と思う。そんな荒れ果てた部屋に、今日も彼は足を運んでくれる。睡眠不足になってふらふらでも、料理をしにきてくれる。どうでもいい相手なんかに、生姜入りスープやレバニラやホットココアなんて作るものか。 「僕たちはもう他人じゃないって思う」突然彼がそう言うから、本当に他人じゃない気がした。今は結婚していないから法的には何のつながりもないのだが、当人同士が認め合えばそれは「他人じゃない」ということにはならないか? 私の栄養源は今間違いなく彼の言葉で、彼の

          貧血と栄養源🦖🥘

          #4 彼とわかめごはん

          彼の不調時に、私が急遽こしらえたわかめごはん。 絶対おいしくないといけない場面だったのに、全然おいしくなかった。 私は戻しわかめ60グラムと乾燥わかめ60グラムを間違えて、炊飯器をわかめだらけにしてしまったのだ。そのわりに味も薄く明らかに失敗だった。 でも彼は普通どおりご飯をよそって、まずそうな顔ひとつせず食べてくれた。 それだけでもありがたいのに、彼はいつもより多く二杯目をよそって食べてくれたのだ。 私は彼の優しさに感涙しながら「たくさん食べてくれてありがとう。今度はもっと

          #4 彼とわかめごはん

          2月の彼を気ままに切り取る

          2/14 バレンタインのチョコを当日渡したのに私の家に置いて帰った。 2/18 「あかねさんは偏食だと思う。だから僕がいろんな料理を作ってあげたいと思う」と発言。 2/19 はじめて「この休みは一緒に過ごせるの?」とおねだりするようなことを言われた。 かわいくて髪をわしゃわしゃした。 2/21 思い出のコンビニで深夜にシュークリームを買い、帰りながら頬張る彼を見た。 私は相変わらず星を見上げながら歩いた。 2/23 散歩に行こうと連れ出して、目的地を伸ばし伸ばし、けっ

          2月の彼を気ままに切り取る

          【分身】あとがき

          まずは「分身」を読んでいただいた皆さま、最後までお付き合いいただきありがとうございました。 「分身」は書かれた当時こんな形で公開されることになるとは思っていなかったでしょう。 もしかすると、ここまで過去に向き合えるようになった私を、頼もしく見てくれているかもしれません。 私の苦しみの半分以上は、2017年のこの事件に起因しています。 ですが、私はそんな過去を乗り越えてなんとか楽しく生きています。 私が伝えたかったこと(はじめからそんな大それた目的があったわけではないけど)

          【分身】あとがき

          2017/02/15の日記

          結論から言いますとこれが最終回になります。 なぜ日記が途中で終わったかというと、さすがに受験本番(2017/02/25-26)に向けて勉強したのと、その後九大に受かって(加害者のことも先生達のことも親のことも全部)どうでもよくなったからです。 まぁ、そうやって問題から目を逸らした結果、大学も中退してしまうのですが、それはまた別の機会に📝 やっぱり死にたい。 私が事件のことを話さないように、先生達が口止めしてくるなんて。 昨日あんなに話したのに、私の気持ちわかってない。 死

          2017/02/15の日記

          2017/02/13の日記

          ねぇ先生達。先生達の対応は絶対に甘かったよ。 センター前だからといって、今後の私のことよく考えずにたたみ込んで丸め込んで。 受験を応援してくれればいいってわけじゃないんだよ。 むしろその「明らかに見える」優しさで、私が不満を言うのを封じ込めてるようなもんじゃない。 加害者の〇〇にとっては、先生達が早めに忘れ去ってくれて好都合で、しかも生徒みんなの記憶からもフェードアウトされてラッキー!のびのび普通どおりやれてるかもしんないけど、私のこと考えてよ。 まるで、上の大学に行けない

          2017/02/13の日記

          2017/02/07と2017/02/11の日記

          2017/02/07 心が詰まってる。 不安だ、不安だ、不安だ、不安だ……!! はぁーーーーーー疲れた。 話しかけられるとウザいのに、誰かの存在は常に感じていたい。 …どんだけわがまま女子だって。 めっちゃ心配してくれる善意100%の人こそが「ウザい」…とか、なんたる皮肉なことね!! 明日からどうしよう?私には決められないよー! 1人にしてくれ、そっとしてくれ、もう余計なことはしてくれんでいい。 何にも期待しなければ心が楽になれるのに。 …事件増やさんで、マジ死にたくなる。

          2017/02/07と2017/02/11の日記

          2017/02/01の日記

          この日の日記は、性格が悪すぎるのと、事件の核に繋がる文章なので、読む勇気がある人だけ読んでください。 読まなくても次回以降の読解に問題はありません。読むと少し理解がスムーズになるくらいです。

          有料
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          2017/02/01の日記

          2017/01/30の日記

          今日は担任の先生に優しくしてもらった。すっごく嬉しい。 だけどどこか悲しいのはなぜだろう…? そうか、もうすぐあっけなく卒業だからか。 今私が悩んでいることも、卒業してしまえば、私が割り切れようと割り切れまいと強制的に完結させられちゃうわけで… その結果に未来の私が納得できるかわからないから不安なんだよな。 あの事件のことは絶対綺麗には忘れられないのに、みんな私が卒業すれば「めでたし、めでたし」って片付けられると思ってるから。 まぁ実際そうならいいんだけど?(そんなわけない)

          2017/01/30の日記

          2017/01/29の日記

          死にたい。後悔する暇もないうちに死にたい。 何かに救いを求めることさえ疲れた。誰かに期待することも、無理できる私自身を自分に強制することも疲れた。 ずーっと眠っていたい。何もかもを気にせずに眠っていたい。もう全部終わりにしたい。 目が覚めたらい暗い現実が待っている。 私は何を望んでいるのか。いや何も望んでいない。 むしろ私が欲しいのは、何もないこと。 人から同情されるのも蔑まれるのも何もかもがいらなくて。 何かを感じる私の心がいらないし、心の宿ったこの存在自体もちろんいらな

          2017/01/29の日記