決して揺るぎない俺の美学①:何者にも負けず”己を活かす”
世の中、色んな生き方をしている人がいます。
目標に向かって進むタイプの人、”安心”な暮らしを維持したいタイプの人、こだわりに沿って生きたいタイプの人・・・
昨今、会社の人材育成、特に現場レベルでのマネージャー、リーダーによる、面談などでのメンバーへの動機づけが難しくなっているのも、こうしたメンバーの人生観・仕事観などの多様化が、その理由の一端かなと。
終身雇用が利いていた時代は、「昇進・昇格」がそこそこ普遍的なキャリアモデルであったのに対し、多様化した2021年現在、相手の価値志向・キャリアモデルを読み取って、沿った提案をしないと、効果が薄くなってしまいます。
・・・前置きが長くなりました。
私の、仕事における動機・欲求・価値観の”コア”は何か。
一言でいうと、どうやら私は、目的よりも「美学」に従って生きるタイプの人間です。
ミッション、バリューよりもビジョンドリブン派だし、更には”ビジョン”という中長期的文脈に限らず、人生レベルの長期的なものから、超短期的な行動原理まで共通するという意味で、美学ということばが落ち着きます。
ここでは、自身の美学を言語化することで解像度を上げることを主目的として、ほぼ内省・内観のための文章をしたためていきますー。
まずはBGM
書いている自分のテンションもあげたく、表題に関わる記事から。
はい出た、凄くベタにRHYMESTERによるクラシック曲「B-BOYイズム」。
COMA-CHIさんのメジャーデビューアルバムに入っていた、トラック、歌詞まんまサンプリングである「B-GIRLイズム」も大好きなんですけど。
その中でも好きなラインが、私の敬愛する(Mummy-)Dさんによる
目くそ鼻くそのカテゴライズ
耳くその価値もない
という部分。
人間、自他に対して雑にラベリングするのは、本当に簡単で。
私はこのラインを、社会的マイノリティ要素を持つ方等、周りからのラベリングに悩まされた人へのパンチラインでもあると同時に、自身に対して雑にカテゴライズ/ラベリングするのも”耳くその価値もない”と、拡大解釈しているんです。
では、タイトルのサンプリング元であるHook(サビ)を引用紹介しつつ、本題に。
決して譲れないぜ この美学
ナニモノにも媚びず己を磨く
素晴らしきロクデナシ達だけに
届く 轟く ベースの果てに
見た 揺るぎない俺の美学
ナニモノにも媚びず己を磨く
素晴らしきロクデナシ達だけに
届く 轟く ベースの如く
決して譲れない私の美学①:何者にも負けず”己を活かす”
少しややこしい書き方をしましたが、この見出しは「誰にも負けたくない」という、競争意識などを指しているのではありません。
仕事や学業などの結果というより、「多くの特徴を持った、己を活かし尽くす」という点で、誰にも負けたくない”程”と思っているということです。
なお、私は自己診断系・自己分析系ツールは、有償無償含め一通りやり尽くしています。
それは、「仕事のため」とかじゃなく、もはや本能とも言える情動・欲求レベルで、徹底的に×多角的に自分を識り、自分を活かしきりたいから。
エニアグラム観点:タイプ4「個性的な人」
せっかくなので、いくつかの診断ツール観点で私のこの”美学”を表します。
まずはエニアグラム(細かくは説明しません)。
メインのタイプはタイプ4。以下記事をご覧いただければ分かる通り、自分を活かすのが生きがいと言えますねw
タイプ4は、「個性・独自性を求める人」です。そして、自分だけの個性や独自性を何らかのかたちで表現する「芸術家」とも言われています。
ウイング含めて言えば、タイプ4ウイング5の「ボヘミアン」。神の申し子ならぬ、遊離型の申し子。
本来の気質は思いっきりこのタイプなんだけど、私の仕事がBtoBの事業開発で、典型的なビジネスパーソン的なムーヴを求められるゆえか、あまりこのタイプだと見えないと言われることが多いです。
4w3の貴族と異なり、ボヘミアンは、他者との関りよりも自分だけの時間を大切にします。その多くは、創造活動や自己表現、新しいものを発見する取り組みなど、内面を充実させるほうに自分の時間を使うのです。
トライタイプは△479(妖精・ピーターパン)。字面を表象だけ捉えると、上記ボヘミアンと同じ観点で私っぽくないですね。
タイプ4は「個性的でありたい」と願いますが、トライタイプ479、497は、既に自分が個性的だと信じています。
ストレングスファインダー観点:個別化×最上志向
ストレングスファインダーだと、34資質中1位が”個別化”、2位が”最上志向”と、(自他に対し)個性/強みを活かすガチ中のガチ勢らしい資質。
●1位:個別化
「個別化」の資質が高い人は、一人ひとりが持つユニークな個性に興味をひかれます。
異なるタイプの人たちの集団をまとめ、生産性の高いチームを作ることに長けています。
●2位:最上志向
「最上志向」の資質が高い人は、個人や集団の卓越性を高める手段として、強みに注目します。
優れたものを最高レベルのものに変えようとします。
だけど、個性ということばは好きじゃない
なお、私はここまで書いておきながら、「個性や強みという言葉を使うのが、本来決して好きじゃない」タイプでして。
その理由の1つ目として、”当然すぎてわざわざ謳うのダサい”から。
そもそも遠くない将来、科学や技術の進歩、普及により、個々人の要素・特徴を活かすのが前提な社会となるし、私も日本においてその社会実装を担うと確信しています。
そこからバックキャスト的に捉えると、21世紀前半にもなって現代の社会実装度合いが遅れているだけだと思っていて。そんな現代だけど、「私の感覚では大前提なことを、いちいち訴求するように言うのがダサい」感覚です。
2つ目の理由は、”個性”ということばの大衆的な使われ方・ニュアンスについて、誤解を恐れず言うと、言語化も洞察もまだ解像度が低い、あくまで表象的な特徴を指す使われ方が多いと思っています。
本当に正直言うと、ガチ勢としては同じ言葉を使うことで、それらと一緒にされたくないから・・・
最後に、B-BOYイズムの歌詞より大事なことを
こんな感じで、幼少期から”自分を活かす”ことを四六時中考える私ですが、何度も何度も壁にぶち当たりました。例えばこの約5年間。
そんなときを振り返りつつ、当時を含め、どんなに厳しい状況でも、本当に絶やしてはいけないことを、RHYMESTERのMummy-Dさんが、B-BOYイズムのリリックで言っています。
健全な状態なら意識することもないですが、自己肯定感、仕事等における事項力観が落ちている際、大事にしたい言葉を。
『自分が自分であることを誇る』
ただそれだけ命懸けで守る
以上。気まぐれで内省のために描いた記事なので、美学シリーズ第二回をちゃんと書く気がしておりま・・・せん・・・w
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