ある日私とダーリンは代官山のT-siteでコーヒーを飲んでいました。すると・・

ドイツ人気質＆科学者であるダーリンは、犬をドレスアップして、カートに乗せて歩き回っている飼い主のリソースの割き方に異議があるようです。
「ああ、この人らの資源（金・時間）が科学にまわれば・・・人類はもっと発展するのに・・・。」

決して科学者ではない私も子供のころ、「南極物語」という犬ぞりをひく犬たちのノンフィクションに心を打たれ、「働く犬は高貴だ」と思っているので派。ダーリンに異論はないのですが、試しに代官山の犬と飼い主を擁護する発言をしてみました。

「でもさ、科学は愛をくれないじゃない。みんな愛するモノがほしいんだよ。あとさ、親が東京で地主とかだったら、これくらい犬にコストをかけるんじゃない？余裕と暇があるんだよーこの人たちは。」

これに対してダーリンは・・・
「ローマが滅びたのは人々が退廃的になって、皇帝が寝ながらブドウを食べてたりしたから、侵略者に制覇されたんだ！」

私が「え？じゃあ日本を侵略されるの？」と聞くと・・

ダーリン　「そうだね。文明が発達しているエイリアンが来たら負ける！」

だそうです。

サイエンス・フィクションをすべて読んでいるダーリンなので、人間がエイリアンとの戦いに挑むことも想定しての、彼なりの「人類への戒め」だったようです。

一応断っておくと、東京に20年以上住むダーリンは、東京が大好き。好きだからこそのツッコミ。
私も犬は実家で3匹飼っていたほど、犬は好きよ。でも本当に欲しいのはロボット犬。

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