こんばんは。花金ですね。
湘南完結編なり。

◆朝6時、海にて

2日目、この日も快晴。本当は5時に起きて江ノ電の始発にのって海でも見に行きたかったのですが、寒くてもぞもぞしてたら6時に。
日の出を見たかったけど、多分着く頃には太陽出てるだろうな、と思いながら、せっかく早起きしたので重い腰を開けて部屋を出ます。外はまだ薄暗くて、誰もいない。でも旅先で朝の散歩するの好きなんですよね。

10分ほど歩いて、江ノ電藤沢駅へ。思ったより人はいたけど、でも余裕で座れたので、海が見えるであろう位置に陣取ります。視界がひらけて海が見えると「ああ、湘南に来たな」と思います。月並みだけれど、海を映す車窓が額縁みたいで、元芸術家としてはかなり好きな景色。

稲村ヶ崎で降りて、5分ほど歩くと海岸に出ます。
日の出には間に合わなかったけど、ほんのりオレンジがかった空がきれいで、温かいお茶を手に、浜辺に降りる階段に腰掛けて30分ほど海を見ながらぼーっとしてました。人がいない海ってあんまり見ないから新鮮だった。

◆朝7時、マックへ行こう〜昼食

気分が良くなったので江ノ電に揺られて藤沢へ帰ります。駅からすぐのところにマックがあるので、人生で2度目くらいの朝マックを買いました。
ハッシュドポテトとフィレオフィッシュを買って帰城。
この時点で確かまだ7:30にもなっていなかったと思う。
ワイドショーを見ながらハンバーガーを貪り、ノープランの今日をどう過ごすか考えます。

近辺のお店を調べていたら、良さげなところが見つかったのでお昼はそこに決定。
藤沢駅から江ノ電で一本の、和田塚駅から徒歩五分のところにある「一閑人」というラーメン屋さんです。

和田塚駅周辺は静かな海辺の街という雰囲気ですが、このお店は海外のお洒落なカフェ風でした。女性のお客さんも多く、オープンな造りで入りやすいです。
私はノーマルなつけ麺をオーダーしました。つけ汁はあっさりめで、酸味があります。この日は晴れていて暖かかったこともありすごく食べやすかったです。

このお店、「バナナマンのせっかくグルメ」という番組で、佐藤健さんと井上真央さんが訪れていたようなので、そのお二人のファンの方はぜひ。ごちそうさまでした。

◆夕飯

ホテルの近くに「タントタント」というイタリアンのお店があります。そこにすごく行きたくて目星をつけていたのです…が。なんとこの日は臨時休業。

今から電車に乗ってどこかへ行くのも面倒なので、駅周辺を歩き回って目についたところに入る作戦。
そしてたどり着いたのは、駅からすぐ近くの「串兵衛」さん。歩き回った疲れはビールで癒すのがよかろう。

とりあえず、社会人のみんなが愛する生ビールを注文。同時にお通しが運ばれてきました。キャベツをせいろで蒸したものに、梅のソースと(確か)バジルマヨソースをつけて食べます。これがすごく美味しくてびっくり。家でも真似できるからいいですね。

そして、チーズの味噌漬け、ポテトサラダ、おまかせ串6本、銀杏串。
どれもビールに合う〜！！めちゃくちゃおいしい！特にチーズの味噌漬けは個人的に大ヒットでした。西京味噌を使っているようで、塩分がきつくなくてちびちび食べるのに適している。
焼き鳥の焼き加減もちょうどよく、大変満足な宴でした。
お会計がいくらだったか覚えていないのですが、3000〜4000円ほどで満足できるかと。
(ホテル周辺は住宅街なので、夜は人通り少なくて暗いです。不安な方は早めの時間に！)

※2023年11月に改めてタントタントさんに行ってきました。

ウニのクリームパスタと鎌倉野菜のバーニャカウダです。パスタは濃厚でありながらトマトを加えてあるので途中で味に飽きることもなく、美味しくいただきました。そしてなによりバーニャカウダ！ソースがしっかりニンニクの風味がして美味しいです。東京では見たことない謎の野菜があったりして楽しかった！

◆３日目　朝〜昼

朝8時に起きて、ホテル近くのパン屋さんでパンを買いました(写真なし)。カンパーニュが有名なお店で、私もハード系のパンをいくつか買いましたが、すごく美味しかったです。お部屋で紅茶と一緒にいただきました。

このホテルは11時チェックアウトです。宿泊費は1泊2日素泊まり12000円。脅威の安さでした。また湘南に訪れることがあれば利用したいです。

さて、せっかくなのでお昼を食べて帰ります。このとき、まだ前日のイタリアンへの未練を断ち切れず、お昼はパスタを食べることに。調べていたら、駅ビルの中に「J PASTA」という生パスタ専門のお店があることがわかり、意気揚々と向かい、カウンター席に着席。

メニューがとても豊富で悩みましたが、前日食べる予定だったウニのパスタを注文。生イカも乗っていて、食感が楽しかったです。生パスタなだけあって麺はもちもち。
ごちそうさまでした。

この日は午後から大学で講義があったので、早めに退散しました。

◆総括

いつもと同じ感想になりますが、やっぱり楽しい！
連泊して、２日目の朝に目が覚めて、その日がノープランだったとき、そのときだけは、私は世界で1番自由な人間になれるのです。　例えば修学旅行みたいに、ガチガチに予定決めていくのももちろんいいけれど、わたしは「泊まる」よりもその街で「暮らす」体験をしたくて旅をしているような気がします。
将来もしかしたら仕事で嫌なことがあるかもしれないし、今の仕事を辞めて別の仕事に就こうとしている私がいるかもしれないけれど、その時の私が逃げられるように道を広げている段階なのかな、と思うこともあります。
逃避の場所として湘南エリアを選ぶ、という選択肢がこの旅で増えました。
超〜〜〜楽しかった！

読んでくださった皆様、ありがとうございました。