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293.転職の思考法#2

#1に引き続き 『転職の思考法』についてのまとめを書いていこうと思う。本当にオススメの本なので、学生、今働いている方全員に読んでほしいくらいの本である。


■自分でコントロールできるように

・福利厚生よりも、専門性と経験でキャリア選べ。
・子育てはコントロールが難しいからこそ、キャリアはコントロールできる状態にしておくべき。

特に女性は出産や育児などで、会社を辞めなければいけないこともある。その時に、自分のキャリアをコントロールできるかどうか。いざという時に自分でコントロールできるように、「専門性」を上げておくことが大事になってくる。


■年代別の重視するもの

・人的資産は、年をとるにつれ重要度が増していく
・キャリアは20代は専門性、30代は経験、40代は人脈が重要

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年齢が違えば置かれる環境も違う。その中で、将来を見据えた人生設計をしていきたい。業種によって求められることも変わってくるので、それぞれに合う形で見ていくべき。


■マーケットバリュー

その業界にいる人間が、平均一人当たりどれほどの価値を生み出しているか。そして給与の期待値、つまり、マーケットバリューというのは『業界の生産性』に最も大きく影響を受ける。いくら技術資産や人的資産が高くても、そもそもの産業を間違ったら、マーケットバリューは絶対に高くならない。

いくら能力が高くても衰退している市場だったら、給与ももらいにくい。自分の価値とどんな市場に身を置いているのか、を改めて考えた方が良さそう。就活をする上で、市場価値をしっかり見ていきたい。


■エスカレーター

生産性が高くて、成長が見込める産業で働くことが大事。
伸びている業界に身を置くことは、それだけで価値がある。

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時代の流れもあるだろうし、社会情勢も影響してくる。目の前の仕事は「どんなポジションにあるのか」を常に考えることが大事になってくる。


■おわりに

いきなり転職をすることは難しいとは思うが、自分がやっている仕事、社会全体の仕事を見直してみるだけでも全く違う。就活生においては、自分の価値観だけでなく、企業がどんな立ち位置にいるのかを見ていくことが大事だとわかる。知識はあって損はない。色んな視点から「仕事」について見ていこう。


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