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823 口角を、上げよう

こんにちは!
(一社)全日本ミニマリスト協会です。

【口角を、上げよう】

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「人は笑うから楽しくなるのか、楽しいから笑うのか」
という研究結果は、実は「笑うから楽しくなる」というお話しらしいです。

よくよく考えてみたら、常に笑っている人、ニコニコしている人、ご機嫌な人の周りほど人が集まり、遠くから見ていてもなんかほっこりした空気が流れているような気がします。

プラスのエネルギーがあるというか、ポジティブな波動があるというか。
近くにいても悪くない気があるというか。

なんとも言えないけれど人の心はそういったポイントにはすごく敏感で、常に不機嫌である人の近くにいたくないし、会ったらいつも愚痴を言ってくる人とか、職場の悪口ばかり言っている人の近くにはいたくないですよね。

「誰もあんたの文句とか愚痴を聞くためにここにいるわけじゃないよ!」
なんて言いたくなったのは過去に何度もあります。

自分の心がそう理解しているということは、つまりは≪自分も常にご機嫌であれば、なんだかほっこりできる≫という結論にたどり着けます。

いつもムスッとしていたら、たぶん道端に咲いているお花の綺麗さに気が付かないでしょう。
菜の花の黄色の鮮やかさには気付かないでしょう。
青空の素晴らしさに気付かないでしょう。

それほどに人の表情というのは、人の心を表しているのかもしれません。

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フランスの哲学者「アラン」はこう言ったそうです。

『病気を遠ざけるには、上機嫌でいること』

不機嫌の対義語は上機嫌であるという謎もあるのですが、なぜ下機嫌でないのでしょうかね。
そんな疑問も抱きつつ、≪不機嫌≫が与える心身への影響はとてつもないと言ったそうです。

まぁでも日常で考えてみれば、上機嫌な人ほど仕事が楽しそうだったり好きでやっていたり、先ほど伝えた周りに人が集まっていたり、シンプルにプラスの影響しかないイメージがします。

では、上機嫌でいるためにはどうすればいいのか?

この問の答えが『口角を上げよう』ということ。

無理に口角をあげようとしても最初はなかなか難しいです。

でも、嘘だと思って口角をあげてみましょう。
なんだか心がスッキリ晴れやかになってくる感覚があるはず。

試しに口角を上げながら最近身の回りで起きた≪怒ったこと≫を思い浮かべてみてください。
きっと、あまり浮かんでこないと思います。
仮に思い浮かんだとしても、「そんな大したことじゃない」と思える感覚になるはず。

自分の心は自分の行動次第で、いい意味でいくらでも騙せるのです。

常に上機嫌でいることは困難かもしれませんが、できるだけ上機嫌でいようとすることは出来るはず。

車の運転中に急に車線変更してきた車に怒ったことがあるでしょう。
そんなことも口角をあげていたら、ほんの少しだけ心に余裕ができるでしょう。

小さなことでイラっとして、その怒りが長引くのは心に余裕がないから。

過ぎたことをいつまで引きずっても意味がないし、もうそこにいない人に怒りをぶつけたとしてもその怒りは誰にも伝わりません。

どうせ毎日生きるならば、不機嫌よりは上機嫌がいい。
口角を上げていることを誰が見てるわけでもないけれど、それを一番近くで見ているのは自分です。

誰にでもできる、いつでもできる簡単なこと。
≪ただ口角を上げるだけ≫

これだけを意識したら、平凡な毎日が少しだけ変わるかもしれません。

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起業してたくさんの初対面の方々にお会いする機会が多く、その中でも僕が普段から心掛けていることがあります。

それが、《相手の目を見て、少しだけ口角をあげて傾聴する》

これが相手にどんな影響を与えるかは知りませんが、第一印象が悪いよりかは良いほうが絶対いいはず。
また多くの人が集まるときでも、少しだけ口角をあげてオープンな雰囲気を出す。

ムスッとしているつもりはないだろうけど、無表情な人に話しかけるのは勇気がいることでもあるので、外に向けるエネルギーはできるだけポジティブに、そしてプラスでオープンでいたいのです。

そうすれば、様々な人と繋がれて、その人の人生の一端に少しだけ触れることができる。
それが自分の学びに繋がるのです。

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話は逸れましたが、《口角を上げること》

ついつい口角なんかに気を配ることを忘れてしまい、無表情になってしまいがちですが、そんな時ほど意識して、口角をあげる。

もし口角をあげているだけで日常に少しだけラッキーなことが舞い込んできたとしたら、それは≪口角をあげていたから≫かもしれません。

不機嫌より、上機嫌がいいですよね。
自分の機嫌は、自分でコントロールする。

それが大人というものでしょうか。

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