こんにちは！
（一社）全日本ミニマリスト協会です。

【自分が幸せになりたいならば、簡単である】

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昔から受け継がれる名言は端的で的確であり、頭ではわかっているけれどなかなか深く理解できていないからこそ、多くの人に刺さりまた語り継がれるのです。

かく言う僕も、心に留めている名言はたくさんあります。

『時間は有限』
『幸せは作るものではなくて、気付くもの』
『自分が思ったようにはならないけど、やったようにはなる』
『いい加減に生きた今日は、誰かが必死で生きようとした明日』
『当たり前は、当たり前じゃない』

などなど。

今回はそのうちにひとつで、

『自分が幸せになりたいならば、簡単である、しかし、誰かより幸せになろうと考えれば、それは困難である』

という言葉を残したのは三権分立を提唱したフランスの思想家野モンテスキューだと言われています。

僕はこの言葉が好きです。

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この考え方はミニマリズムにも通用します。

悲しいかな、人は誰かと比べることでわかりやすいモノサシがそこに存在し、自分と誰かを比べて自分の立ち位置を確認したい生き物です。

誰もが嫌われたくないと思っているし、できれば誰にでも好かれていたい。
ある意味では生存本能の一片だとも考えられます。

しかも、この世はある程度成長してから大人になり、社会人になっても多くの人は競争の中にいます。
生活する環境がそのような場所なため、必然としてそうなってしまうのも無理がないでしょう。

だから、【自分にとっての幸せ】が何なのかがわからなくなってしまう。

さらにSNSがあるため余計に誰かの評価に触れることが多くなり、誰かと比べる環境はより加速してしまう。

SNSを使っていない場合でも、ニュースを見ればやれ芸能人がどうとか、どこかのニュースがどうとか、事件事故がどうとか。
ヤフーコメントはすぐ荒れるし。

全世界の人が一斉にどこかの誰かの情報に触れることができてしまうから、今までの「普通」が崩れていってしまう。

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ここで今回のテーマ。

【自分が幸せになりたいならば、簡単である】

自分が幸せと感じたらならば、それは幸せであるという実にシンプルな事実。
ただ、これがシンプルなのにすごく難しい。

邪念とまではいかないにしても、いろいろな感情や思考、価値観が交錯して『幸せの尺度』が歪んでしまう。

例えば『今日も元気で過ごせている』ということは奇跡なのに、何の気なしに過ごしている。
なんなら時間も無駄にしているかもしれない。

何も食べる物が無く、何も食べることが出来ず、空腹の限界が来ることはないし、広かろうが狭かろうが雨風しのげる家はある。

便利な車もあるし、人類最高の叡知が詰まっているスマホが月々１０００円で持てる。

食事は美味しいしお風呂はあるし、散歩すれば空気が綺麗だし、防火防災面は充実している。

もう探せば探すだけキリがないほどに『幸せの種』があるけど、当たり前になりすぎてありがたみがわからない。
だから、誰かと比べて自分がどの位置にいるのかを考えて、自分は幸か不幸かを考えていまう。

これでは何をどれだけ持とうが、目標を達成しようが、一生幸せにはなれないのです。
もちろん、人と比べて優位に立つことが人生最大の幸せであるならば、それはそれでよいと思います。
人それぞれですから。

しかし、目の前の幸せを疎かにして、人を踏み台としながら探す幸せはいかがなものでしょうか。
それはまるで四つ葉のクローバーを探すために、三つ葉のクローバーを踏みにじるようなものです。

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実は幸せになるのは、簡単です。
誰もが今すぐに簡単に幸せになれる。

けど、その幸せの尺度がブレていること、当たり前の幸せを感じていないこと、何が自分に取って幸せなのかを把握できていないこと。

あらゆる要因が縛っていつつも、そうなっているのは紛れもなく自分自身に責任があることを認識しなければなりません。

ほんの小さな目の前にある何気ないことを
、【これが幸せだ】
と感じることができたら、それは幸せなのです。

ちなみに僕はご飯を食べたらほぼ毎日「こんなご飯が食べられるなんて幸せだ」と口にし、寒い冬にあったかいお風呂に入ったときには「幸せだ」と言い、家族揃って眠りにつけることに「幸せだ」と口にするようにしています。

個人的に大切にしていることは、口にすること。
想うだけでなくて、あえて口にする。

それを言った自分、言った言葉を聞いた自分、聞いた家族、誰が聞いても「幸せだ」という言葉は心をほっこりさせてくれます。

きっと誰一人、不幸になる人はいないし、怒る人もいないでしょう。

自分が幸せだと感じたならば、それは幸せ。
口にすることでさらに幸福感はアップすると感じています。

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