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物書きの僕的世界線

文章を書く人はきっと自分の内面を振り返る機会も多いですし、自分のことを多面的かつ客観的に分析したりする機会が他の職業の人よりも多いのではないかと、僕は常日頃思っているのです。
なので、僕は物書きを常に尊敬しますし、文章を書くということに才能のかけらも見出せない僕からしたら、作家でなくてもライターやSNSエッセイストにさえ憧れを禁じ得ないわけなんですよね。

特にお気に入りというか、いいなと思うのは文章を書く女性たち。

なぜ女性かというと、男性の物書きはキャリアを積めば積むほど偉そうです。w
この業界で30年以上働いてきた僕の経験から言ってそれは間違いないですから。笑
性根たるパーソナルな人間性のおかげで偉そうぶらない謙虚な方は稀におられますけど、なまじ豊富な人生経験と、深淵まで届くかのような内省を繰り返してきた経験値は、何かまるで人生や生きるということの真理を「僕は実はもう知ってるんですよ」的な偉そうなオーラを発揮してる方が多いのですよね。笑
旅をたくさんしてきてそれを売りにしてきたベストセラー男性作家は特にその傾向が強いと感じてます。w
とはいえ、そういう男性作家の作品で今の僕が創られてきたことは事実だし、それが最も僕の好みの世界だったことも事実なので、決して彼らを否定しているのではないのですよ。w
あくまでも今の自分が心地よく感じてる世界を語っているだけなので過度な反応はご遠慮いただきたい。
(※上記はあくまでも本人の現在の個人的な感想です。w)

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著書に限らず、ブログエッセイや日記やSNSでもいいのですが、自分が何に対してどういう感情や思いを巡らせているかを記す行為は、自分が何者なのかを羅列し整理整頓する行為にほかならないわけですよね。
そして、そういうことに常日頃から触れているだけでなく、自分の生業にもしているライターや作家などの人たちはさらに内省を深部まで入り込んだ状態をキープしているかのような印象もあるくらいで。笑
そういうバランスが男性作家とは違って絶妙に心地いいと感じているのです。
まあ、決してジェンダー差別をしようということではなくてね。
これは生物学的な個性の影響という問題なのかもしれませんが、同じ女性でも書くスタイルは別々だし、書いてるテーマや事象もそれぞれ異なりますから、「僕は女性のライターが好きなんです」と十把一絡げに言ってもなんか説明不足な感も否めないわけで。w
まあでも言ってみれば、文章を書くことに相当な覚悟と逡巡が必要な僕なんかからしたら、権威的な上から目線もなく、理論や組み立てに酔うこともない彼女たちの文章からは、総じて繊細で聡明で芯のある人物像を想起させる何かを感じてしまう傾向にあります。
そういう部分で心地いいのかも知れませんし、僕の感覚に触れてくる感じが好みなんでしょうね。

僕はそういうライターや作家の方とお仕事をご一緒できる機会が嬉しくてしょうがないわけなんです。

なので皆様。w
もっとそういうお仕事の機会を見つけて、お誘いしたり声をかけたり出来るように、これからも頑張っていきたいと思っていますから。w
いいものを世に送り出すということを一緒に楽しめるように、お互いに頑張りましょーね。笑



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