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タブロイド判が好き

多くの雑誌などで使われるA4や、取説や商業施設の小型リーフレットなどによく使われるB5など、印刷物には様々な大きさがありますが、その中でも大判のタブロイドという読み物のサイズがあります。
まあ、言ってみれば新聞サイズの読み物ですね。
僕はこのタブロイドの大きさが好きで、リニューアルなどの時に、許されるならば積極的にこのサイズで提案したりします。
しかも元々縁もあるのか、タブロイド誌のリニューアルに呼ばれたりすることもあるんですね。

あらゆるサイズや形態の媒体をデザインしてきましたが、今回はそのタブロイド判の実績についてお話しさせていただきますね。

様々な実績例

元々タブロイドサイズの広報誌のリニューアル
とあるNGO団体の広報誌のリニューアルがあるということで、僕にお声がかかりました。
この場合は、元からタブロイド形式の広報誌だったので、デザインと編集内容をまったく違うものにする提案で臨み、それが採用されてリニューアルと相成ったわけです。

元々の誌面は、団体新聞的なよくある感じの普通の誌面でした。
団体の特性上、行ってる活動はとても大変で意義ある活動ばかりなのに、その伝え方はどこに焦点を当てているのか明確ではない作りになっていたのかも知れません。いや、伝えたいことが詰め込まれ過ぎて、伝えたいことが効果的に伝わっていないように感じたんですね。
そこでまず着手したのが、タイトル周りのロゴやキャッチコピーのインパクトをよりビジュアル的に。
さらに使用する写真の大胆な使い方などをディレクションし、誌面でのメリハリや余白などをリデザインしました。
そうすることによって、団体の活動がよりインパクトを持って伝わりやすくなったんですね。
各方面からも嬉しい評価もいただき、すでに4年目に入り、さらにこの4月号からさらなるリニューアルを実施ししています。

元々は別サイズの広報誌のリニューアル
とある不動産会社の分譲マンションにお住いのご家庭にお配りする広報誌のリニューアルのご相談を受けた時は、元々はA4サイズの広報誌でした。
まったく違うビジュアルディレクションでリニューアルの提案をするにあたって、この場合、サイズもタブロイドに変更提案をさせていただきました。
この場合、誌面サイズを大きく変えることによって、リニューアル感はとても大きなものになりますね。
写真やイラストも大胆に展開して、キャッチコピーを立たせるディレクションを施しました。
こちらもご好評をいただき、3年間制作を担当させていただきました。

初めての媒体採用にタブロイド形式の提案
用途に応じて、広報誌の効果的なサイズというものがあることはあります。
その範疇での判断やチョイスにはなるのですが、それぞれのコンセプトに沿った記事を中心に編集した上で、サービスやキャンペーン、あるいは商品の良さをアピールするための情報をお伝えする広報媒体としてタブロイド判を提案します。
誌面の大きさはインパクトと収録情報量の違いを演出できますから、その利点は最大限に生かした誌面づくりが大切ですね。

楽しくチャレンジ

タブロイドというのは、通常の刊行物よりも誌面が大きい分、特別な楽しみがあるのですね。
その分難しさもあり、いつの時もチャレンジに変わりないのですが、この他にも声をかけていただき、現在も新規でとあるリフォーム会社の広報誌をタブロイドサイズでリニューアル制作中です。

せっかくのリニューアルや新創刊ですから、自分のセンスとジャスティスを信じて、大胆に、より自由に楽しく提案できればいいなと思いますし、それができる案件にドンドン出会いたいなぁと思っています。

もちろん、一応声高にお伝えしときますが、A4などの定型版の広報誌もたくさんやってますので、そのノウハウはかなり豊富なんですよ。笑
そうでなくとも、編集からデザインまで、制作のすべてを任せていただければ素晴らしい刊行物に出来ますので、定期刊行物や編集モノの制作先をお探しの際はぜひご相談ください。


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