見出し画像

【就労継続支援A型事業所(作業所)入社から1年経過】 環境への感謝と肥大化する苦悩


1年の経過

私がA型事業所に利用者として入社してから、既に1年以上の月日が流れております。新卒で入社した会社を早期離職した私にとってはこの経過は望外であり、整備された今の職場環境に多大なる恩を感じております。基本的に在宅勤務でPC業務なので、自由度が高い点が非常に魅力的です。

転職を意識しつつも生じる苦悩

少し前から将来の就労を考え始めました。それが最近の苦悩の1つです。
今の職場環境は総括して自分の性に合っており、ここでは長く勤続できるとも思っております。しかし、他に挑戦したいお仕事が自分の中にはあり、ハードルは甚だ高いはずですが、20代の年齢というタイムリミットも迫っている現況も相まって挑戦したい思いもあります。

今は、アルバイトの身分で、さらには天井がある給与・賞与が無いこと等、色々思う節はあります。勿論、今の仕事内容を鑑みると、妥当な相応の待遇を受けている実感はあります。

ここで問題なのが、上記で言及した携わりたいお仕事は、現状、複数あるのですが、それらの職の多くには、障害者雇用という環境そのものが用意されていないことです。それらは相応の専門職である以上、致し方ない実情でもあるのかな、と感じております。
現在、私は精神の気分障害を患っていますので、いつ気分の起伏が生じてもおかしくない状態なのです。つい最近も精神的に辛い状況に苛まれておりました。不定期な精神の波に加えて、何かしらきっかけがあるとすぐ精神状態が悪化します。それまでは比較的安定していたのですが…。その病が寛解した時にやっと、障害をオープンにした一般雇用契約が実現できるのかな、とも思っております。今の自分が一般就労することがどれ程リスクのあることかを、正直、自分でも予測できておりません。ただ、将来の転職を考えられる余裕が出てきたという事実が、少なくとも前進している証左であるとも解釈しております。まだ、随時、求人を確認している段階に過ぎませんが、情報収集はしておきたいな、という備えです。

最後に

これから自分はどうなるんだろう…?と、現状維持なのか、更なるステップを踏むのか、自分の意志次第でしかないのですが、転職に及び腰なことは事実です。そもそも今の病が寛解しても、思考の癖等の気質の特性上、何かのきっかけに当たると精神状態が崩れてしまう可能性が高いことも容易に想像できます。また、今の会社に対して愛着が湧いてきてしまっているので、現会社で年数を経る毎に、その要素だけを考慮しても、転職活動それ自体の障壁も厚くなっていくんだろうな、と感じております。

私は、己の殻を破ることは難しい人間なんだと、つくづく痛感します。
世の中、望み通りに事が運ばない方が当然ですよね。
不安が多い将来ですが、地道に邁進していこうと思います。

#a型作業所 #a型事業所 #作業所 #就労継支援 #就労継続支援事業所 #精神疾患 #精神障害 #双極性障害 #転職 #障害者雇用 #クローズ就労 #オープン就労



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?