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自閉症&不登校児 オンラインレッスン(国語)の記録 2021年4月19日

やはり、少しずつオンラインレッスンと先生に慣れてきた様子で、純粋に楽しんでいるような姿が見られ始めました。

苦手な音読などへの若干の拒否はありますが、若干で済んでいるのは、まだ過剰適応中で良い子モードだからですね。

さらに慣れて、過剰適応が弱まると、強い学習拒否が出てくると思われますので、その前に、どれだけ楽しい雰囲気を体験できるかが重要だと考えています。

今回も、ぬいぐるみを同席させて最後まで取り組めましたよ!


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イラスト、写真があって、文章となっている内容をイメージしやすいのですが、右から左へ文章が飛んでいくので、それが分かりにくかったですね。

それから、イラストや写真に目を奪われてしまうので、集中が切れてしまい、文章を音読するのがいつも以上に困難そうでした。


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今回も、しりとり迷路はササッとゴールしていました。


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人の数え方は、会話内で聞いて知っているのですが、文字になってしまうと分からない様子ですね。

漢字の勉強はしていないので、そのために読めないということでもあるのですが…


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言葉探しは、最初に比べると、だいぶ探すのが早くなってきました。

羅列した文字の中から探し出すのは、読字に苦手意識がある息子には、なかなか難しいところがあるのですが…(今、どこを見ていたのか分からなくなってしまう)

やはり、苦手ではあっても、数をこなして、やり方に慣れていくと、少し苦手意識も克服できるのかなと思いました。


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今回は、先生にヒントを求めずに、全て自分で見つけ出せていましたね。


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一度思い込んでしまうと、なかなか考えを変えられず、答えに辿り着くまでに時間がかかってしまいました。

豆腐も、頭の中が全部「?」になってしまったようで、そこから考え出す事ができずにフリーズしていた時間が長かったですし…

うどんが答えなのに、イラストを見て瞬時に「ラーメン」と思い込んでしまったので、白くて太い麺と言われても、ラーメンから思考が抜け出せず、先生から説明を受けたのですが、理解するまでに時間がかかりましたね。


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インクは、あまり身近ではないので、サッとは出て来ませんでした。

オートバイも、普段は「バイク」と言っている事が多いので、なかなか言葉が出て来ませんでしたね。


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毛虫は、最初「芋虫」と答えてしまって、先生から「毛が生えているよ」と教えてもらいましたが、芋虫から毛虫を思いつくのに少々時間がかかっていました。



一度、思い込んでしまうと、なかなか気持ちや、思考の切り替えが難しいというのは、勉強の時だけでなく、日常生活においても、生きづらさとして強く現れている特性です。

ルールや予定の変更に大変弱く、心身ともに大きなダメージを受けやすいのです。


しかし、この気持ちや思考の切り替えが難しいという特性に関しても、完全に無くす、解決する事は難しいのですが、日々の積み重ね、成功体験の積み重ねによって、様々な思考パターンを自身の中に蓄積できるようになれば、自ずとより良い対応をその中から見つけ出しやすくなると思うのです。

今できないから…障害があるから…と言って完全に諦めてしまうには勿体無い。

息子に合ったスモールステップで、様々な思考パターンを息子の中に蓄積していけるように、日々をサポートしていけたらと考えています。


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