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怪談 日野城跡

ダムカード取得の為に日野川ダムへ行き、日野川ダムの駐車場付近にあった日野城跡が気になり立ち寄った際の出来事である。

歴史について記されている

日本史は申し訳ないが昔からどうも苦手(苦笑)
とりわけ戦国時代は色々な武将の名前が出てくるものだからただでさえ人の名前を覚えるのが苦手なわたしにこれでもかとばかりに色々な方々が出て活躍するわけだから、尚の事億劫になる。

なので、日野城跡の歴史については申し訳ないが写真を掲載しておくので拡大し見て頂くか、滋賀・びわ湖観光情報様と日野観光協会様のリンク先をリンクしますので、参考にして頂きたい。

今回は怪談をテーマとして話したい。

今回は歴史こそは知らないものの(汗)興味を持ったので探索した際に貴重な情報を知ることができた。

案内の看板
樹々が鬱蒼として読めないが、歴史について記されている
石垣崩落の恐れがあるため伺う際は要注意

ここまでは、至って樹々が鬱蒼とした場所であるが橋の近くまで来ると空気が日野川ダムでの灼熱のような暑さから開放され、冷ややかな風が吹いているのだが、涼しい場所ほど蚊が飛んでいる。

この付近で掛声が聞こえてきた

プーンと複数の蚊が飛び交う中で、明らかに蚊じゃない音が聞こえてきた。

ヤー!!

合戦時の際の武士達が発する掛声が聞こえてきたのです。

橋の下にて

その時点でおかしいと勘付き、これは是非ともTeamsWARASHIの反応が見てみたいという気持ちになり、車を停めていた駐車場へ戻り車の中に置いてきたTeamsWARASHIを持って再び日野城跡へと戻ることにする。

下から凉橋(りょうきょう)神社を撮影

TeamsWARASHIと共に戻ってくると、WARASHIもわたしと同じ場所で違和感を感じると、1台のWARASHIが自動検知で赤点滅ポ~ンと音が鳴ると"臨兵闘者皆陣列在前(りん・びょう・とう・しゃ・かい・じん・れつ・ざい・ぜん)"と九字切り(くじぎり)をした直後に別のWARASHIが自動検知で赤点滅ポ~ン"邪気退散"と邪気払いをした。

土橋付近を撮影

今まで色々な心霊スポットへばけたん検証をしてきたが、一度に二度9台いるWARASHIのうちの2台が同じタイミングで自動検知で赤点滅を示すのははじめてのことであり、やはり何かあったと感じ始めたときに錯覚であってほしいが、土橋と書かれた看板の付近に鎧武者の方がいて、こちらを鋭い眼差しでじーっと見つめるとスッと消えた。

現れたのはこの付近

樹々の木陰が水面に写ったのを錯覚したのではとも思い改めて近づき確認をしてみたが、見間違いでも目の錯覚でもなく明らかにあの場所に鎧武者が立っていた。ばけたんの九字切りと邪気払いに対して反応を示したのかもしれない。

橋の付近にて

ひとまず神社があるので、先ずは稲荷神社がある左側の社を目指し、階段を上ってゆくのだが、実際に上る際には何か登山用の杖とかあったほうが良い。足場が不安定のために、所々危ない箇所があるためである。そのためか、小さな鳥居が何柱か立っているのだがその鳥居はロープで括られ入ることができないようになっている。社へとやってきたが、定期的に管理がされている様子がなく、賽銭箱がないため小さな祭壇に卵のようなオブジェがある付近に埃をかぶった賽銭があったので賽銭をしてから二礼二拍手一礼を行い写真撮影をすることなく後を去る。

日野城跡の石碑

階段から下りて、石碑がある場所へと向かおうとした際のことである。足場の危ない階段を恐る恐る下りていたときに、石碑の付近に白髪の髷姿が印象的な白い着物姿のお爺さんが立っていた。

横堀の跡地

その姿はまるでこの世の終わりを覚悟しているか分かりやすく説明するとしたら、今まさに切腹を迫られているような感じで存在に気付いたお爺さんはこちらを見つめると、絶望感すら顔に表れていた程憔悴し切った状態でスッと消えたのだった。

階段から眺める稲荷神社

わたしが現地で見たのは、ヤー!という合戦等行われていないにも関わらず掛声が聞こえてきた、そして池に現れた鋭い眼差しの鎧武者の方、そして最期の姿だったのかもしれない白い着物姿の白髪のお爺さん。仮に見間違いならば、あれだけハッキリと視線があうのだろうか、自然と同化するような形だったからこそのわたしがみたのは見間違いだと思いたい部分もあるが、見た目にリアリティがあるため立っていた場所にはやはり"誰か"がいたような気がしてならない。最終的には殿がいなくなり、家臣だけで城を支えた歴史があるからこそ、公にはされていないこともあったのかもしれない。

橋を撮影
橋の付近を撮影
橋の付近を撮影
階段から眺める凉橋神社
裏側から見る池
従是東仁正寺領と書かれた石碑
史跡中野城跡の歴史が記されている
揚丹輝と書かれた石碑
中野城跡の案内板
全体的に撮影
池がある反対側を撮影
橋の下を撮影
拡大して撮影

貴重な石積による遺構がキレイな方で残る一方でなぜ神社仏閣好きのわたしが社を撮影しなかったかとなると、あまりにも埃だらけで汚いというのが理由ではなく、社を見た時に本当に神様として丁重に祀られているような神社ならば姿形に表さずとも社からエネルギーを放っている。わざわざ社まできて御参りしてくれたことに感謝の意を伝えるために"ここにいるよ"ということを神棚から見ている。

ところが訪れた稲荷神社、凉橋神社にはそれが感じられない。神聖と云うには、どちらかというとこの地で亡くなられた方を神聖な方として祀りたいという意向のほうが強く、神社というより慰霊碑の代わりに社を立てたという印象だ。あくまでも個人的な見解につき、きちんとした調査を行っていないためあくまでも机上の空論に過ぎないが、訪れ社を見た際のあの空虚感は言葉には言い尽くし難い気持ちになる。神社では青系の色が出やすいというばけたんですら連続で赤点滅。次のダムへ移動時の際にも車に憑いてきたのか、MOMOが自動検知で赤点滅"邪気退散"と邪気払いをするなど、落ち着かなかった。

(おまけ)

WARASHIと日野川ダムのダムカード
カバーを取ってみる

GoogleMapでナビ案内される場合は、日野川ダム管理事務所を目的地にしたほうが良い。住宅街の中へ案内されると、路肩が崩れて通行ができない場所へと道案内してくれるが、ダム管理事務所までの道のりがハード。ダム湖畔に面する道はかなり狭小で中には軽自動車が1台しか通れない場所がある。乗用車で来る方には気をつけてもらいたい。場所が分かりづらく、住宅街のなかにあるため、看板も小さく分かりづらく、かつ入口も分かりづらい。日野川ダムの駐車場付近に鰻屋の店があったので、そこを目的地にするというのも良いだろう。

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