宇宙っ子

「明るく」「正しく」「真心」をモットーにしています。簡単ですがなかなか実行に苦難を要し…

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「明るく」「正しく」「真心」をモットーにしています。簡単ですがなかなか実行に苦難を要しています。そして思うことは人生を生きている間は「学びの精神」が必要だと感じています。自分の心なのに自身でコントロールできない。運命が変わる時はこの自分を完全にコントロールできた時だろう。

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渡部昇一流『四書五経』の解釈 257

😈 蓄財の大道 (『大学』伝十章) 🌏 財を生ずるに大道あり 財を生ずるにはそれなりの立派な道がある。 私は『財運はこうしてつかめ』(致知出版社)という本で 本田…

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1時間前
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渡部昇一流『四書五経』の解釈 256

😈 塵も積もれば (『礼記』経解) 🌏 差(たが)うこと若し毫釐(ごうり)ならば、繆(あやま)るに千里を以てす 小さな違いがやがてものすごく大きな違いになる。 …

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1日前
51

渡部昇一流『四書五経』の解釈 255

😈 忠告は厳しく (『書経』説明上) 🌏 薬瞑眩せずんば厥の疾瘳ず。 薬というのは目がくらむほどでないと効かないものである。 それと同じように、 忠告なども相手…

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2日前
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渡部昇一流『四書五経』の解釈 254

😈 心ここに在らず (『大学』伝七章) 🌏 心ここに在らざれば、視れども見えず、聴けども聞こえず、食らえどもその味を知らず。 ぼーっとしていたり気落ちしていると…

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3日前
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渡部昇一流『四書五経』の解釈 253

😈 明哲保身 (『中庸』二十七章) 🌏 既に明且つ哲、以て其の身を保つ。 「明哲保身」という言葉はここから出た。 「明」とは道理をよく知っていること、 「哲」とは…

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4日前
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渡部昇一流『四書五経』の世界 252

😈 拳拳服膺 (『中庸』第八章) 🌏 一善を得ては則ち拳拳服膺す。 何かいいことを一つしたら、それを大切に胸の中に奉る、 ということである。 拳拳というのは捧げ持…

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5日前
62

渡部昇一流『四書五経』の解釈 251

😈 利益中心の落とし穴 (『礼記』曲礼上) 🌏 財に臨んでは苟も得んとする勿かれ 儲け口があるとか利益が得られる時に、 それを得ようとばかり考えて走ると危ない、…

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5日前
59

渡部昇一流『四書五経』の解釈 250

😈 君子危うきに近寄らず (『孟子』盡心上) 🌏 命(めい)を知る者は、巖膲(がんしょう)の下に立たず。 天命を重んじる人は、 今にも崩れそうな危険な崖の下には立…

宇宙っ子
7日前
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渡部昇一流『四書五経』の解釈 249

😈 筋道を立てる (『孟子』滕文公) 🌏 其の道に非ざれば、則ち一箪の食(し)も人より浮くべからず。 しかるべき筋道があるものでなければ、わずかな食べ物でも人から…

宇宙っ子
8日前
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渡部昇一流『四書五経』の解釈 248

😈 批判すべきは批判する (『論語』里仁第四) 🌏 仁者は能く人を好み、能く人を悪む。 仁者、つまり立派な人はよく人を褒めるけれど、よく人を批判したり憎んだりも…

宇宙っ子
9日前
49

渡部昇一流『四書五経』の解釈 247

😈 褒めることを楽しむ (『論語』李氏第十六) 🌏 人の善を道(い)うことを楽しむ。 人のいいことを言うことを楽しんだ、 と言う意味の言葉である。 悪口を楽しむ…

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10日前
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渡部昇一流『四書五経』の解釈 246

😈 美点を伸ばす (『論語』顔淵第十二) 🌏 君子は人の美を成す。 立派な人というのは、人のいいところを伸ばしてやるものである。 逆に言えば、いいところを伸ばす…

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11日前
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渡部昇一流『四書五経』の解釈 245

😈 益になる友 (『論語』李氏第十六) 🌏 直きを友とし、諒(まこと)を友とし、多聞を友とするは、益なり。 真っ正直な人を友達とし、信頼できる人を友達にし、 い…

宇宙っ子
12日前
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渡部昇一流『四書五経』の解釈 244

😈 友達の条件 (『論語』顔淵第十二) 🌏 文を以て友と会す。 友達とは、位とか金とか富ではなくて、 文と言われる教養とか趣味とかなどを介して合うべきである、 …

宇宙っ子
12日前
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渡部昇一流『四書五経』の解釈 243

😈 悠々たる生活もよし (『論語』先進第一) 🌏 沂に浴し、舞雩(ぶう)に風して、詠じて帰らん。 これは孔子が弟子たちに「やりたいことを言え」と行った時に、 曾皙(…

宇宙っ子
13日前
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渡部昇一流『四書五経』の解釈 242

😈 人間に変わりなし (『孟子』離婁下) 🌏 堯、舜も人と同じきのみ 堯舜といった立派な人も我々と同じ人間である。だから、 努力すればあのようになれるのだ、とい…

宇宙っ子
2週間前
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渡部昇一流『四書五経』の解釈 257

渡部昇一流『四書五経』の解釈 257

😈 蓄財の大道 (『大学』伝十章)

🌏 財を生ずるに大道あり

財を生ずるにはそれなりの立派な道がある。

私は『財運はこうしてつかめ』(致知出版社)という本で
本田静六博士の蓄財の考え方について書いたが、
本田博士の蓄財の方法などは、まさに財の大道と言えるであろう。

2024年5月10日(金曜日)晴れ9℃〜24℃

いよいよ水の季節到来です。しかし、同時に水の事故も生まれる。
何と

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渡部昇一流『四書五経』の解釈  256

渡部昇一流『四書五経』の解釈 256

😈 塵も積もれば (『礼記』経解)

🌏 差(たが)うこと若し毫釐(ごうり)ならば、繆(あやま)るに千里を以てす

小さな違いがやがてものすごく大きな違いになる。

これは、年をとるにしたがって実感としてわかる。
中学生の時はみな似たようなものだが、
還暦や古稀の頃に同窓会をやってみれば愕然とするだろう。
学問においても蓄財においても当てはまる教訓である。

2024年5月9日木曜日晴れ

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渡部昇一流『四書五経』の解釈  255

渡部昇一流『四書五経』の解釈 255

😈 忠告は厳しく (『書経』説明上)

🌏 薬瞑眩せずんば厥の疾瘳ず。

薬というのは目がくらむほどでないと効かないものである。

それと同じように、
忠告なども相手がめまいするくらいの言葉でないと効き目がない、
ということを言っているのである。

【2024年5月8日(水曜日)曇り12℃〜17℃】

人が幸せに生きるためには家族が幸せにならなければなりません。
では、家族の幸せとは何か

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渡部昇一流『四書五経』の解釈  254

渡部昇一流『四書五経』の解釈 254

😈 心ここに在らず (『大学』伝七章)

🌏 心ここに在らざれば、視れども見えず、聴けども聞こえず、食らえどもその味を知らず。

ぼーっとしていたり気落ちしているときには、何かを見ていても見えないし、
聞いていても聞こえないし、食べても味がわからない。

心を込めて見なければ観察眼が利かないし、
いい話を聞いても全然耳に入らないし、
美味しいものを食べても味がわからないということである。

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渡部昇一流『四書五経』の解釈  253

渡部昇一流『四書五経』の解釈 253

😈 明哲保身 (『中庸』二十七章)

🌏 既に明且つ哲、以て其の身を保つ。

「明哲保身」という言葉はここから出た。
「明」とは道理をよく知っていること、
「哲」とは仕事に精通することだと言われている。
したがって、道理がわかって仕事も良くできれば、
その身は安全であるという意味になる。

【2024年5月6日(月曜日)曇りのち雨15℃〜21℃】

精神を鍛えるにはまず肉体から鍛えるべきだ

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渡部昇一流『四書五経』の世界  252

渡部昇一流『四書五経』の世界 252

😈 拳拳服膺 (『中庸』第八章)

🌏 一善を得ては則ち拳拳服膺す。

何かいいことを一つしたら、それを大切に胸の中に奉る、
ということである。

拳拳というのは捧げ持つこと、服膺は胸に抱くような感じ。
私が小学生の頃は、「教育勅語は拳拳服膺」して、
と習ったものである。

【2024年5月5日(日曜日)晴れ 11℃〜25℃】子どもの日

人は美しいものを求めます。
が、出すものは汚いもの

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渡部昇一流『四書五経』の解釈  251

渡部昇一流『四書五経』の解釈 251

😈 利益中心の落とし穴 (『礼記』曲礼上)

🌏 財に臨んでは苟も得んとする勿かれ

儲け口があるとか利益が得られる時に、
それを得ようとばかり考えて走ると危ない、
という戒めの言葉である。

これは「儲け口にはとりつくな」
という言葉と同じ意味だと考えていいだろう。

【2024年5月4日(土曜日)緑の日 晴れ 9℃〜27℃】

江戸時代の俳人・山口素堂
「目に青葉 山時鳥 初鰹]

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渡部昇一流『四書五経』の解釈  250

渡部昇一流『四書五経』の解釈 250

😈 君子危うきに近寄らず (『孟子』盡心上)

🌏 命(めい)を知る者は、巖膲(がんしょう)の下に立たず。

天命を重んじる人は、
今にも崩れそうな危険な崖の下には立たないものだ。

これは「君子は危うきに近寄らず」
ということを言っているのだろう。
天命に従い、余計な寄り道をするな、
ということであろう。

〔2024年5月3日(金曜日)晴れ8℃〜24℃】

履歴書に自分の性格の長短所

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渡部昇一流『四書五経』の解釈 249

渡部昇一流『四書五経』の解釈 249

😈 筋道を立てる (『孟子』滕文公)

🌏 其の道に非ざれば、則ち一箪の食(し)も人より浮くべからず。

しかるべき筋道があるものでなければ、わずかな食べ物でも人からもらってはいけない。

何かを人からもらうときは、
どんな些細なものであっても筋が通っているものでなければならない、
という事である。

【2024年5月2日(木曜日)晴れ一時雨10℃〜19℃】

今日は仕事が捗らない。停滞し

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渡部昇一流『四書五経』の解釈 248

渡部昇一流『四書五経』の解釈 248

😈 批判すべきは批判する (『論語』里仁第四)

🌏 仁者は能く人を好み、能く人を悪む。

仁者、つまり立派な人はよく人を褒めるけれど、よく人を批判したり憎んだりもする。一視同仁で誰でも褒めるのではなく、悪い人は悪いと言う、と言う意味である。

これは批評家などにも言えることで、全ての作品を褒める人も、すべての作品を批判する人もだめ、あの人が褒めれば本物、あの人がだめと言ったらだめだ、

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渡部昇一流『四書五経』の解釈  247

渡部昇一流『四書五経』の解釈 247

😈 褒めることを楽しむ (『論語』李氏第十六)

🌏 人の善を道(い)うことを楽しむ。

人のいいことを言うことを楽しんだ、
と言う意味の言葉である。

悪口を楽しむのではなく、
人を褒めることを楽しむような心掛けでいたい、
と言うことだろう。

【2024年4月30日(火曜日)雨のち曇り16℃〜24℃】

トラブルを起こしたい気持ちはさらさらありませんが、
トラブルは避けようがありませ

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渡部昇一流『四書五経』の解釈  246

渡部昇一流『四書五経』の解釈 246

😈 美点を伸ばす (『論語』顔淵第十二)

🌏 君子は人の美を成す。

立派な人というのは、人のいいところを伸ばしてやるものである。

逆に言えば、いいところを伸ばすのが立派な人である、
ということになる。

【2024年4月29日(月曜日)曇りのち雨15.1℃〜24℃】

今日も一歩前へ・・・・
人生は思うようにいかないが、私は思うようにできる。が、
そうできない私がいる。なぜ?それが

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渡部昇一流『四書五経』の解釈 245

渡部昇一流『四書五経』の解釈 245

😈 益になる友 (『論語』李氏第十六)

🌏 直きを友とし、諒(まこと)を友とし、多聞を友とするは、益なり。

真っ正直な人を友達とし、信頼できる人を友達にし、
いろんな知識のある人を友にする。
これは有益なことだ。

これは友達の選び方を述べている。現代では、
有能な医者と有能な弁護士を友達にするのがいいと言うが、
「益友」という言葉があるように、
益になるような人と交わるのがいいだろ

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渡部昇一流『四書五経』の解釈  244

渡部昇一流『四書五経』の解釈 244

😈 友達の条件 (『論語』顔淵第十二)

🌏 文を以て友と会す。

友達とは、位とか金とか富ではなくて、
文と言われる教養とか趣味とかなどを介して合うべきである、
という意味である。
友を選ぶ基準として覚えておきたい言葉である。

【2024年4月27日(土曜日)曇り14℃〜22℃】

猫哲学は「気まま」が主体である。
が、人がこれをやってしまうと非難の的になってしまう。
だから、猫嫌い

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渡部昇一流『四書五経』の解釈 243

渡部昇一流『四書五経』の解釈 243

😈 悠々たる生活もよし (『論語』先進第一)

🌏 沂に浴し、舞雩(ぶう)に風して、詠じて帰らん。

これは孔子が弟子たちに「やりたいことを言え」と行った時に、
曾皙(そうせき)という弟子が答えた言葉である。

他の弟子が「自分は大臣になる」とか「大きな国の政治を司る」と
述べる中、曾皙という弟子は「ちょっと恥ずかしいのですが、春になったら晴れ着をつくって、召使いを連れて沂(き)という温泉に入

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渡部昇一流『四書五経』の解釈  242

渡部昇一流『四書五経』の解釈 242

😈 人間に変わりなし (『孟子』離婁下)

🌏 堯、舜も人と同じきのみ

堯舜といった立派な人も我々と同じ人間である。だから、
努力すればあのようになれるのだ、ということである。
『孟子』藤文公上には「舜何人ぞや、予(わ)れ何人ぞや」という似たような言葉がある。

日本の政治家も、「ワシントン、ウェリントンも同じきのみ」というふうに堂々とした態度でやってもらいたいものである。

【202

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