見出し画像

自然と家と暮らしの美しさたるや

画像1



『椿の庭』という映画を観てきました。


観終わったあと
とても素晴らしかった とか、
良い作品だった とか、

何も考えなくても
唇のすぐ後ろまで言葉が出てきてました。

でも、
この映画はそんな風に評価するような
「作品」ではない。良い意味で。
と、私はそう感じました。

ああ、未熟で拙い感想しか言えない私が
もどかしい。

いやそれ以前に、人間が生んだ言葉では
この映画の感想を伝えることなんて
できないとすら
思ってしまいます。

お庭、風景、生き物、音
人、声、暮らし、音楽、文化
お家

すべてが尊く
綺麗で
憧れで
手が届かなくて
遠い昔で

だけど

すべてが昔からあって
見慣れていて
身近で
当たり前で
今もこれからもあるべきで


「作品」ではなくて
私たちが生み落とされた世界に
ただただそこに居た感覚でした。

静かで
音に溢れていて
幸せで
悲しい


私たち人間は
この先どのようにして
地球で暮らしていくのか
考えなくてはいけない。

胸に押し付けられるわけでなく、
自分の胸の中からそう思いました。
あらためて。


人間が作り出したものでは
表せないこの世界を
「映画」でみせてくださった感覚です。

そういう意味でも素晴らしいなと
心から思います。

DVD買いたい。
これが観終わってからの私の
感想第一声でした。

なんかどこか
言ってることが矛盾しているような😅

でも矛盾は続きますが
本当に素晴らしい映画でした。