2023年、9月。
軽音サークルの、夏合宿。

今月の初め、私の所属している軽音サークルで3泊4日の合宿がありました。
スタジオ付きのペンションを50人ほどで貸し切り、練習、練習、練習。
3日目夜はライブ。
そんな音楽づけの3日間。

中高の部活は泊まりのイベントがなかったので、私にとって初めての合宿。
朝から夜までスタジオに入り、深夜は廊下に集まってきて雑談。気が向いたら階段でギターを弾いたり、オセロの観戦したり。
早朝に寝て、定刻に食堂に集まり、みんなでご飯を食べる。

貸切ということもあって、スタジオは24時間利用可能。いつでも誰かが入っていて、楽器の音が響きます。また、ソファ付きの大きな部屋、廊下のゆり椅子、テレビのある共有スペース、どこかしらに談話の花が開いている。
宿はボロくてもまるで眠らない城。

ずっとやりたかったバンドのコピバン。
突然始まる即興のセッション。
最終リハでワンコーラスもう一曲やりたいなんてボーカルの無茶振りを受け入れるバンドメンバーの懐の深さと技術の高さ。
またやろうねと声をかけてくれる暖かさ。

普段はライブ合間の転換時間に天気の話をするような先輩方と腰を据えて話したこと。
コンビニまでの往復30分、噂と恋バナに花を咲かせたこと。
こっそり会ってる二人を目撃しちゃったこと。
ライブ後のささやかな花火大会。

ほんとにもう、楽しかった。

帰りのバス4時間の、そのほとんどをまわりの寝息を聞きながら、
思い出に浸って過ごしました。

この夏きっての4日間。

また来年も必ず参加しよう。

2023.09.17