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新卒にお勧め!ビジネス基礎力を築く推薦書籍15選📚

仕事は一般的に1日の3分の1近くを占めます。
そのため、きっとネガティヴに仕事をするよりも、ポジティブに仕事ができる方が人生は豊かになるはず。

そこで、ポジティブに仕事をするためのビジネス基礎力を築く推薦書籍をまとめましたので、ご参考となれば幸いです!


(1)バイブル

1.入社一年目からの働き方(田久保善彦、中村直太)


学生時代と社会人とでは、所属するコミュニテイと人間関係に大きな変化が生じるとの前提と、時勢に伴う価値観の変化を捉えた【Will】【Skill】【Network】の3つの観点で仕事の基本を考えられます。

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<学びのポイント>
①コミュニティの変化に応じて接する相手との価値観や考え方の違いを理解することが不可欠。
②働き方改革によってライフデザインの重要度が増している。
③やりたいことを探すことは主体的に自分と仕事をマッチングしていくこと。


2.入社1年目の教科書(岩瀬大輔)

メールや鞄持ち、コンディション管理、アポイントといった日常に溢れる行為から、どんな立場になろうとも変わらない大事なビジネスパーソンとしての芯を養う術を学ぶことができます。

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<学びのポイント>
①良い機会を得るためには周囲から信頼を得るための工夫が必要。
②ビジネスは人の力をいかに借りて、いかに早く良い成果を出せるか。
③主体的に意義を見出して多くの経験値のストックを増やせるかが成長の鍵となる。


(2)基本姿勢

3. やり抜く力 GRIT 人生のあらゆる成功を決める「究極の能力」を身につける(アンジェラダックワース)

どんな物事もやり抜くことができなければ、道は開けないとの基本姿勢を見つめ直すことができます。

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<学びのポイント>
①困難に対処する力は才能とはほとんど関係ない。
②1日にどれだけ努力するかよりも、「今日もがんばろう」と継続的に積み重ねていくことで生じる相乗効果によって成長できる。
③さまざまなことに興味をもって挑戦していくことで、熱中できることが見つかる。


4.GIVE & TAKE「与える人」こそ成功する時代 (アダム・グラント)

社内外の人と協働していくビジネスにおいて、ギバーとテイカーの姿勢の違いでどのような道を歩めるのかを考えることができます。

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<学びのポイント>
①ギバーであることは100メートル走では役に立たないが、マラソンでは大いに役立つ
②ギバーは、主体的に可能性を見出し、人脈づくり、協力、人に対する評価、影響力で工夫する。
③利己的なテイカーに対して、成功できないギバーが自己犠牲的になってしまい、成功するギバーは他者志向的で自らの利益も見失わない。


5.結果を出せる人になる!「すぐやる脳」の作り方(茂木健一郎)

行動しなければ何も変わらないと分かっていてと行動を起こすことは難しいものですが、脳トレの観点で行動力を高めることができます。

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<学びのポイント>
①誰しも「すぐやる脳」と「ぐずぐず脳」が共存しているため、「すぐやる脳」の活性化のために「脳の抑制の外し方」を知ることが大事。
② 雑談は脳のマッサージであり、同時に様々な価値観が芽生える脳のサプリメントになる
③ 自分なりの自分への無茶ぶりというプレッシャーの繰り返しが脳の栄養となり、鍛えられる。


(3)基本動作

6.メモの魔力(前田裕二)

前田裕二さんが実践され続けているメモの狂気によって、自らのどれだけの可能性が拡がるのかと日々の基本動作の積み重ねを考えられます。
その狂気を肯定するように、「本当に強い人」はは、「想いの強い人」とのメッセージが励みになります。

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<学びのポイント>
①メモを取ることであらゆる日常の出来事を片つ端からアイデアに転換できる。
②メモを取ることで自己分析が深まり、次に何をすると良いか、「人生のコンパス」を手に入れることができる。
③メモによって、知的生産性、情報獲得力、傾聴能力、構造化能力、言語化能力を鍛えられる。


7.人を動かす(D・カーネギー)

ビジネスは価値の取引関係によって成り立つ以上、どんな仕事も人と人のコミュニケーションが不可欠であり、相手を動かすためには相手の感情を想像しなければならないとソフトスキルの基本を意識付けできます。

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<学びのポイント>
①犯罪者は自分の悪事にもっともらしい理屈をつけて正当化し、刑務所に入れられているのは不当だと思い込んでいるように、他者は他者の考えがあることを想像しなければならない。
②人を動かす秘訣はこの世にたった一つしかない。自ら動きたくなる気持ちを起こさせること。
③人は基本的に他者に関心を持たない。だからこそ、関心を持つことからスタートする。


8.1分で話せ 世界のトップが絶賛した大事なことだけシンプルに伝える技術(伊藤洋一)


伊藤洋一さんも最初はプレゼンが苦手だったとの冒頭から人を動かすためのコミュニケーション技法を学ぶことができます。
伝えたいと思うほど冗長になりやすいものですが、気合と根性で言葉を削るとの一節からいかに工夫が大事かを考えさせられます。

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<学びのポイント>
①「どうしたら相手に伝わるのか」を考え抜けば、1分でも伝わるような凝縮した言葉になる。
②人は相手の話の80%は聞いていないため、ポイントを伝える力が重要となる。
③聞き手に理解させるではなく、行動してもらうまでをゴールイメージとして準備する。


9. 具体と抽象 世界が変わって見える知性のしくみ(細谷 功)

何かを理解するにも、人に何かを伝えるにも、具体と抽象の行き来が必要となるため、その訓練を考えることができます。

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<学びのポイント>
①抽象化のメリットは複数のものを共通の特徴を以てグルーピングして「同じ」と見なすことで、一つの事象における学びを他の場面でも適用することが可能になること。
②抽象度のレベルが合っていない状態で議論しても話が噛み合うことはない。
③抽象度は上がれば上がるほど、客観性が増していく分、感情には訴えなくなるため、具体度との使い分けが肝要。


(4)キャリア

10. 天職は寝て待て 新しい転職・就活・キャリア論(山口周)


クランボルツの計画的偶発性理論をベースに天職に巡り合うための目の前の機会に向き合うことの重要性を考えることができます。

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<学びのポイント>
①変化の速い時代には逆算型のキャリア設計はうまく機能しない。
②入社して失敗だと感じてから乗り越えずに、逃げると得られるものがなく悪循環に陥る。自分探しの罠に引っかかって「自分らしくない」と逃げていても、周囲から必要とされる自分にはなれない。
③得意なものはやり切らないと分からない。キャリア選択はほとんどの場合、未経験の仕事を検討対象に含めて意思決定しなければならないため、自分ができると確信することは不可能。


11.WORK 価値ある人材こそ生き残る(moto)

人生100年時代、一つの会社に依存することなく自分の人生の手綱を握りたければ、自分の出せる価値を高めることが大前提だと気を引き締めることができます。
「仕事は与えられるものだ」と思っている人と「仕事は自分で作り出すものだ」と考える人の差は歴然。

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<学びのポイント>
①安定を手に入れるには、目の前の仕事と向き合って成果を出すことで、仕事に探される人になる。
②仕事を通じて自分自身をアップデートし続けることは自分の価値の向上になる。
③仕事で活躍するとは、成果を生み出し会社の成長に貢献すること。そのために会社の評価の物差しを理解する。


(5)ビジネス理解

12.IGPI流経営分析のリアル・ノウハウ(冨山和彦)


自分の乗っている船の方向性や状態が分からなければ自分の貢献もキャリアもズレてしまうため、ビジネスパーソンの基本として経営分析の基礎を学ぶためにお勧め書籍です。

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<学びのポイント>
①業種やビジネスモデル、企業規模によって、経営の健康体のゾーンが異なる。個別事情を無視して同じ指標で評価すると判断を間違えることになるため、他社を真似ることはできない。
②数字から想像力を働かせる力が重要。
③PLを突破口に企業実態を思い描き、BSで確認し、最後はウソのないCSでチェックする。


13.すごい数値化仕事術(三木雄信)

ソフトバンクの文化となっている数値化思考を学ぶことができ、ビジネスの基礎である数字に強くなるための思考法を取り入れることができます。

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<学びのポイント>
①現実に起こっている事象を数値で把握し、それを分析して根本的な原因を探り、解決策を考えて実行したら、その結果をまた数値で把握·分析するサイクルを素早く回す。
②日常の報連相でも、数字にもとづいて話す。
③人には主観があるため、数値化しなければ客観的に考えられない。


(6)未来予測

14.僕は君たちに武器を配りたい(瀧本 哲史)

かつて高収入を得られた付加価値の高い職業がワーキングプアに変化しつつあるなど、固定観念のように「これをやっていれば良い」が通用しなくなっている世の中の流れの警鐘を通じて、自分の時間と労力をどこに投じるのか投資家的な視点を得ることができます。

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<学びのポイント>
①コモディティ化した人材市場では、給料の値下げ競争が始まる。
②スペシャリティになるために必要なのは、これまでの枠組みの中で努力するのではなく、まず最初に資本主義の仕組みをよく理解して、どんな要素がコモディティとスペシャリティを分けるのかを熟知すること。
③自分が働く業界について表も裏も知り尽くす。

15.未来の年表 人口減少日本でこれから起きること(河合雅司)

労働人口の一途を辿る日本社会でどのような変化が生じていくのか、DXを始めとした市場ニーズを考えることができます。

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<学びのポイント>
①日本の労働力人口は今後十数年で1000万人近くも少なくなると見込まれ、そのすべてを機械や外国人に置き換えることは難しいため、今とは当たり前が異なる。
②年齢を重ねるのは人間だけではなく、生活を支える道路や上下水道、市民ホールなどの社会インフラも急速に老朽化が進んでいる。
③日本人はイノベーションにつながるアイデアを数多く持ってはいるが、挑戦が少ないことで必ずしも事業に結びついていないともいわれる。



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