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依存は、やめられた時こそ要注意。

お客様とカウンセラー様をつなぐマッチングアプリ Bloste (ブロステ)
代表の橋本なずなです。

実はここ一週間くらいの間、ずっと闇の中に居ました。
仕事で関わりのある方の精神攻撃に耐え兼ねたり、自分の出来の悪さに呆れたり。梅雨入りで低気圧が続くのも関係があったと思います。

しかしこの一週間は、学び深い一週間でもありました。
今回のnoteは、そこで感じたことを書き綴らせてください。

反省と自戒、これからに期待を込めて。

“「私もやってきたんだから、あなたもそうしなさい」人間” には関わるべからず。

あなたの周りにも、こんなことを言う人はいませんか?

「私はこんなに我慢してきたんだから、あなたもそうしなさい」
「僕は苦しくても無理して頑張ってきたんだから、あなたもそうしなければならない」

例えば、同じ環境に居る先輩や上司に、彼らが重ねてきたモノと同じだけの苦労を  必須じゃない  のに強いられること。
その強制の多くが、彼ら自身が不本意に行ってきた我慢や苦しみの “後遺症” のようにして現れることが殆どです。

私はそんな “「私もやってきたんだから、あなたもそうしなさい」人間” に、 数日捕らえられておりました…。

Z世代と呼ばれる私たちは「結婚か仕事か」ではなく、「結婚も仕事も」という “欲張り” が許される世代だと思います。
(これは 選択の幅 の話であり、実際問題として不景気や少子化問題などを加味すると、欲張りが許されるのは簡単な話ではありませんが…)

しかし一世代以上前の方々となると、それは厳しい社会だったようで。
結婚するなら女性はキャリアを諦めなければならず、仕事がしたいならその他すべてを犠牲にするべきだ ——— 。
そんな “二つに一つ” の時代だったようですね。

私は色々なお仕事に関わりながら生活しているので、様々な方との出会いに恵まれています。
そんな中で最近深く関わりのあった女性の「Hさん」とでもしましょうか。
Hさんは見事な “「私もやってきたんだから、あなたもそうしなさい」人間” でした。

社会的地位のあるHさんは、私の一回りも二回りも生きてこられたお姉様で、結婚はしているが 仕事一辺倒! のような感じ。
結婚と仕事どちらも持っているんだ、と憧れを抱いたのも束の間。
私がHさんに “女性性の話” を持ち出した途端、態度が急変したのです。

Hさんは常識やしきたりを盾にして、はっきりとは明言しなかったけれど、その言葉と態度の節々から「私はこんなに頑張ってきたのに」「私はこんなに我慢してきたのに」「どうしてあなたは頑張らないの、我慢しないの」
そんな強い “後遺症” の執念が感じられました。

最初はHさんの言葉のすべてを真摯に受け止めていた私ですが、
『本来必要な内容は、並べられている言葉の半分も無いのだろうな』
『残りの半分以上は私怨というか、苦労と我慢の押し付けなんだろうな』
そう感じるようになって、それ以降は省エネモードにして関わるようになりました。

人も、環境も、時代だって変わるもの。
自分の生きていた時の常識は、時が変われば非常識にもなるのです。

そう思うから私はいつまでも柔軟に、風に吹かれるように軽やかな気持ちで生きていたいものです。

依存は、やめられた時こそ要注意。

これは、ただただ私の至らなさが故に起きてしまった出来事なのだけれど ——— 。

先日3月31日をもって、BLOSTE合同会社としての一期目を終えることができました。
個人事業から法人化して一年、たくさんの新しいことに触れて、すべてが “初めて” な日々でした。

年期を終えたらしなければならないこと ——— そう「決算」です。

ここ数ヶ月はお仕事も忙しく、マルチタスクをいかに効率良く、順序立てて消化していこうかと工夫して取り組んでいました。
会社のシステムの更新やら確定申告、登記内容の変更や外部業務のクローズ作業、そして決算。それが終えたら次は・・・。
そんな風に、毎日毎日タスクに溢れていて、息つく暇もありませんでした。

そして迎えた決算期。

結論から申しますと、結果は大失敗。
本来、成功や失敗などという概念のモノでは無いので、あくまで個人的な気持ちの話なのですが…。
決算を行うにあたり自分の計画性のなさやツメの甘さ、無知さにも、怒りや悲しみを通り越して呆れてしまいました。

手続きも ぐっっっっっだぐだ で、決算とか以前の問題なことも発覚したり。
決算期日が迫っているからとスケジュールを変更せざるを得ず、周りの方々にも迷惑を掛けてしまったり。

前述したHさんとの一件も相まって、二日ほど前の雨音が響く夜に、ついに心を病んでしまいました。

心を病んだ時、以前の私ならばセックスをすることによって気持ちを紛らわせていました。
好きでもない男性との肉体関係は、私の心も身体をも傷付ける “自傷行為” であったことは後に自覚します。
ビッチだった頃の話はここでは割愛しますが、脱ビッチした現在はセックスに頼ろうとは思いませんでした。

その夜も、セックスをするという発想には至りませんでしたが、より危険な思いが湧いてしましました。

“ 身体を傷付ける ”

物理的に身体を傷付ける、俗に言う “リストカット” をしたい衝動に駆られた自分が居たのです。

私はこれまでにリストカットの経験はなくて、私の自傷行為はセックスのみでした。

しかし私を生かしも殺しもする、諸刃の剣である “セックス” という生きる術を失った今。それに代わる術として、私は初めて自分の身体を傷付けることを考えてしまったのです。

『度重なるストレスに、それを越えるショックや痛みがあれば、中和されるのではないか』
『苦しみの感覚を麻痺させられれば、明日も気楽な気持ちで過ごせられるのではないか』

脆弱で、未熟な考えが私を襲いました。

けれど “負のモード” に ぐぅぅっ と引き込まれそうになっている自分にハッとして、私は手に掴まれたカッターナイフを手放しました。

セックスという依存をやめられたことは喜ばしい。
けれどそれは「生きる為に必要だった術を失った」ということでもあって、依存は、やめられた時こそ注意しなければならない、と感じました。

セックスに代わる生きる術を、模索しながら見つけていこう。

● 併せて読みたい ●
ビッチだった私のこと

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