筋肉を覆う薄い「筋膜」が、人間の体全体を覆っています。

　マッサージやストレッチをしても、肩凝りや腰痛が解消されない。そんな慢性的な痛みの原因は、全身の筋肉を覆う薄い膜「筋膜」の可能性が大。
　無理な姿勢や運動により、筋膜にシワが発生すると、辛い肩こりや腰痛などの慢性の痛みの原因ではと推定されています。

　そして、この痛みの元となる「筋膜のシワ」が全身に361か所あるといわれている「ツボ」ではないかと注目されています。
　ツボといえば「はり治療」。
　実際、辛い肩こりや腰痛などの慢性の痛み改善に、医者の同意があれば、「はり治療」が保険適用されるほど浸透していますね。

　実は、筋膜のシワを改善する方法には、はり治療以外に「筋膜リリース(はがし)のストレッチ」が人気です。

　筋膜は全身につながっているので、ほかの筋肉にまで動きの悪さが波及し、痛みや筋力の低下、柔軟性の低下、運動パフォーマンスの低下、日常生活活動の低下がみられるようになります。
　筋膜のよじれやねじれを解消する方法のひとつが「筋膜リリース」です。
午前、午後、入浴後などで数回に分けて筋膜リリースを行うことが効果的です。

　ところがここに問題発生。
筋膜リリースで痛みをとったとしても、しばらくするとまたまた同じ場所に痛みが発生してしまうという悪循環(汗)

　筋膜が堅くなると痛みが発生しますが、その原因は無理な姿勢や動作ですから、そちらを改善しないと「イタチゴッコ」という(汗)

　実は私が毎朝の始動前に行っている「各種の数分ストレッチ」。
ユーチューブ動画でコリや痛みがとれると大人気の3つのストレッチですが、動作の大半が、この「筋膜リリース(はがし)」と重なっていました(汗)。
　また、体の柔軟性確保と姿勢改善のために下半身と上半身のスロー筋トレを各種実施しています。
　おかげで、痛みなどは0で、チョー快調です。