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巨大なキスの絵と巨大な骨付き肉@Berlin

長ーい2両連結の列車に乗ってローテンブルクからベルリンへ。
1両目の席を取っていたのに2両目に乗車してしまった。
2両の間は車内でつながっていないので走行中の行き来ができず、
停車中にダッシュで車両移動。

切符の印字で"sitzplatz"が座席番号だと思い込んでたんだけど、これは予約席数(1)で、"Pl"って書かれているのが座席番号だったらしい。
海外の公共交通機関って恐怖でしかないよな。


アジアンテイストのお店でパイナップルティーを購入し、探索開始。
ベルリン中央駅のロッカーに荷物を預け、国会議事堂→ブランデンブルク門→ユダヤ人のための記念碑を見て回った。

記念碑は日本の墓石のようなすべすべの白い石が等間隔で並べられていて、
厳かな雰囲気を感じていたんだけど、現地の人たちはベンチ代わりにしたり上で寝転がったりと、結構な使い方をしていた。

博物館島(ムゼウムスインゼル)やテレビ塔、アレクサンダー広場の世界時計(治安悪めでドキドキした)を見て回り、一度ホテルにチェックイン。


巨大なイーストサイドギャラリー

Sバーンに乗ってイーストサイドギャラリーを見に。
最寄り駅が、今回の旅行で見た駅で断トツ汚かった。
謎のガラスの破片がいたるところに散らばり、壁は落書きで埋まり、排水溝にはたばこの吸い殻がぎっしり。ホームレスと思しき男性がうろうろしており、一人でくるのはお勧めしないかも…。

有名なキスの絵がなかなか見つけられず、壁の前を目を凝らしながら歩き回った。「記念のために一部残している」という程度かと思っていたけど、予想以上に通り一帯が壁で仕切られていて異様な雰囲気だった。


このキスの絵は1990年にロシア人の画家によって製作されたもので、
ソ連と東ドイツの政治家がキスをしているというものだ。
ソ連と東ドイツの癒着を風刺する、エッジの効いた作品だという印象を持っていたが、調べてみると1979年にとられた写真がもとになっているらしい。
両国の相互支援・連携をアピールするために代表者同士がキスをしたというのだから驚き。海外の政治家って、自身の考えを表明するためのアピールが大胆というかやりすぎというか。

壁が広く途切れている部分には開けたスペースでテラス付きのカフェがあり、路上で弾き語りをする人やその見物客でにぎわっていた。


巨大なドイツ料理に舌鼓

Hofbrau Wirtshaus Berlinというドイツ料理のレストランへ。
ビールの1番小さいグラス(といっても0.5リットル)と白ソーセージ、アイスバイン、ポテトのスープを頼んだ(Still mineral waterのボトルも忘れずに)。


私はビールが苦手で、日本ではまず飲まない。
ドイツのビールも、おいしい~!とはならなかったけど今まで飲んだ中で1番飲みやすい味だった。

白ソーセージはドイツの伝統料理で、ゆでて皮をむいて食べるのが現地流。
YouTubeで予習して、もたつきながらも実践クリアした。

アイスバイン(baked)は、「漫画に出てくるような巨大な骨付き肉」という見た目。某青春冒険漫画で海賊が食べてそうな感じ。そこにナイフがぶっ刺さって出てくるから見た目のインパクトは最高だった。

ポテトのスープにはパン2つ、白ソーセージにも巨大なプレッツェル🥨が付いてきた(頼むときに言ってよ…) 。
満腹すぎて絶望したので、海外でレストランに行く際は食べログ等で商品の画像を見てから注文するのをお勧めします。メニューには写真が載っていないことがほとんどです。


全部並んだ瞬間「あ、ミスったな…」と静かに絶望

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