見出し画像

“自分が苦しいのは、環境のせいだと思ってた。けど、自分が変わんないと、世界は何も変わらないんだって、やっと気づけた”

22. 遠藤イヴォン / キッチンカー&ダイナー店主

画像1

キッチンカーで東京を回る遠藤イヴォンさん。自身のルーツのひとつであるガーナの伝統料理、ジョロフライスを作る彼女はもともとは衣装関係の会社員だったそう。

仕事を自身が変化するための媒体として捉える彼女の思想を伺いました。

■遠藤イヴォン (エンドウ イヴォン)
キッチンカーAMOAKO食堂、西荻窪にあるAMOAKO DINNER の店主。
スタイリストのアシスタント、舞台衣装会社の営業職を経て、仲間と共にキッチンカーを始める。
看板メニューの「ジョロフライス」は彼女のルーツでもあるガーナのソウルフードで、ジューシーな味わいとなかなか出会えないエスニックな味わいで人気を誇る。

Instagram
AMOAKO食堂(キッチンカー): @amoako_foodtruck
AMOAKO DINER(西荻窪店): @amoako_diner

※この記事は、単品で100円で買えますが、マガジン購読だと500円で公開予定を含む50記事が読めるため、1記事10円です。そちらの方がお得です。
全部に興味がなくても「マガジン購読してるし読んでみたらめっちゃおもしろかった」なんていう偶然の出会いになったらいいな、って思ってます。

_今の仕事を始めたきっかけは?
もともとは舞台衣装を作る会社の営業をやってたんですけど、自分で納得して決めた時間で動けないのが自分にはキツくって。

いろいろ悩んで会社を辞めて、一緒に住んでたシェアハウスのメンバーのうち、3人で「なんかやろっか」って話になった流れでキッチンカーを始めたんですよ。

だから最初は何を出すかも決まってなかった(笑)
で、思案してるうちに、私が大人になってから初めて訪ねた父の故郷、ガーナのジョロフライス、いいじゃん!ってなって、メニューを考案した感じです(笑)

キッチンカーも「お金を稼がないとやばい」って言って、 YouTubeでキャンピングカーの作り方を見ながらみんなで全力で作りましたね〜(笑)


_ 今の仕事を始めるのに不安はありましたか?また、それはいつ乗り越えましたか?
そうねぇ。特になかったかも!
他の人が決めたことをただ与えられて仕事をするんじゃなくて、自分が納得して決めたことをやるのが好きなんだと思う。
だから、自分で舵を取れるのは気持ちいいっていう実感の方が大きかったかな〜。


_影響を受けたアドバイスや言葉はありますか?

「自分が変わらないと世界は変わらない。」
これ、会社を辞めて次に進もうと思った時に言ってもらったんだけど…たぶん、その時は、あんまり理解していなかった。

ずっと、人と意思疎通ができなかったり、自分が苦しいのは、環境のせいだと思ってた。
けど、環境を変えて、気の知れた仲間と仕事をしても、同じようなことで悩む部分が結構あって。

そうなった時に、これは環境じゃなくて、自分が変わらないと、何も変わらないんだって分かった。

言葉にしないとコミュニケーションできないことって結構あるし、黙ってるのは期待して待ってることだなとも思って。

自分が動かないと、世界は何も変わらない。言ってもらってから数年経ってやっと気づけた。
気づいてなかったら、他を責め続けていたと思う…だから、この言葉が頭に残っててよかった〜って思います(笑)


_仕事をやり続ける原動力は?
今日の自分より明日の自分が良くなるように頑張ってる感じかも…。

今やってることって、形は変わっても、未来の自分に全部繋がっていくから、だからやってるんだと思う…!


_自信を無くしたときはどうやって自分を軌道に乗せ直しますか?
いったん全部、受け入れる。

自信を無くしたり落ち込む時って、大体人に何かを言われた時なんだけど、それが今の私に必要だから言ってくれた指摘なのか、それともただの悪態なのか、聴き入れてからジャッジする。

なかなか感情的な人間だから、瞬間的には判断できないし、本当のことを言われるとやっぱりへこむけど…。
でも反省する時間を取ると、自分が変わるきっかけにもなるから…。
難しいけどねぇ〜!!


_今日までに学ぶのに最も時間がかかったことや教訓を教えてください
最近、妹と「私たち、幼少期からはみ出さないように、はみ出さないようにって生きてきたよね」「それが自分を苦しめてたよね」って話になって。

自分たちみたいにミックスで、見た目が違う子って周りにいなかったから、とにかく周囲の子から浮かないように、人の顔色ばっかり見てた。

ファッションだったら「みんなが着てるから」「流行ってるから」「それが普通だから」みんなと同じものを着てたし…。

でもね、絶対似合わないの(笑)
最初からはみ出してるんだから、何をしてもはみ出る自分を受け入れることは、自分を客観的に見れるようになって、やっとできるようになったね。

それまでは、自分のフィルターを通さずに、人の意見をそのまま受け入れ通しちゃって、それが「普通はこうする」とか、「これが当たり前」っていう意固地な思考にも繋がってたと思う。

けどそれって、全部自分で勝手に縛ってるだけなんだよね…。
もちろん、周りに合わせる風潮とか、外部的要因もあったと思うんだけど、自分で制限をかけてることも多かったなって。

なかなか社会の中で、「他の人なんか関係ねぇ」って思うのは難しいけどね…せめて自分のことは自分で見ようって思うようになった。


_成功と失敗の基準は?
自分の幸せを、他人からのジャッジ抜きで感じとることかなぁ〜!

勝ち組とか負け組とか言うじゃないですか。
けどそれって、他人のものさしで他人を測るもので、自分自身を見つめてるわけじゃない気がして。
一般的にいう成功失敗って、何となく分かりやすいけど、それに囚われないでいたいよね。


_自分自身をいい状態に保つためにしていることや、習慣はありますか?
下向かない。肩に力入れない。
落ち込んでる時って身体に出ちゃうから、気持ちは追いつかなくても、せめて先に身体だけでも直しておこうって心がけてます!


_あなたにとって仕事とは?
自分が変化し続けるための挑戦かな。
媒体かもしれない。
自分がどこまで行けるか。
できることがどこまで増えるか。
それを試すためのものだと思ってる気がするな〜。


この続きはご購読していただいた方のみご覧いただけます。
_成功と失敗の基準は?
_自分自身をいい状態に保つためにしていることや、習慣はありますか?
_あなたにとって仕事とは?
_憧れや尊敬している人、あるいはロールモデルにしている人はいますか?
_これからの日本や世界に必要だと思うことは?
_これからの夢あるいは目標は?
※この記事は、単品で100円で買えますが、マガジン購読だと500円で公開予定を含む50記事が読めるため、1記事10円です。そちらの方がお得です。
全部に興味がなくても「マガジン購読してるし読んでみたらめっちゃおもしろかった」なんていう偶然の出会いになったらいいな、って思ってます。
ここまでお読みいただきありがとうございます!
この記事にいいね♡を押していただけると、多くの方に読んでもらえている可視化に繋がるため、今後のインタビューイの方に「取材に応える価値がある」と思ってもらえます。みなさんのシェアやフォローの数、そして記事へのいいね♡の数が本当に力になります。だから押していただきたいです。
どうかよろしくお願いします!

ここから先は

1,209字 / 1画像
この記事のみ ¥ 100

サポートくださりありがとうございます!ご支援いただいたことを糧にこれから制作をがんばります。