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【学研まんが】電気を安全に使えるひみつ オススメ度:★★★★(1〜5)

「○○のひみつ」の命名規則を破ってきました。


テーマ

特化してます。タイトルからはわかりにくいですが、ブレーカーと分電盤のキャビネットがメインテーマ。かなりマニアックですね。

実用性

特に意識しなくても生活を守ってくれるのがブレーカーなので、読み物としての実用性はあまりありません。ただ、電気製品の正しい使い方などは紹介されています。

ストーリー

工場見学の比率が高いです。ブレーカー製造工場、ホーム分電盤組み立て工場、分電盤キャビネットの工場に行きます。また、文化財を守るための電気設備を見るために、久能山東照宮も訪れます。

工場見学は豊富ながら、ストーリーとしては特に起伏がなく淡々としています。冒頭で女の子主人公の両親と姉が登場しますが、その後は言及すらされません。この絵師さんの描く主人公はぶっ飛んだキャラが多い印象ですが、今回は割と地味め。

ファンタジー

電気の妖精・ビリーが案内役。工場関係者だけでなく、久能山東照宮の宮司さんとも知り合いで顔が広い。能力は豊富ですが、能力を使いすぎると空腹になり、しっぽのプラグをコンセントに挿して充電が必要です。

  • 放電

  • タイムワープ

  • 高速移動

  • 見せたい人にしか見えない

  • 鉄製の扉を透視

また、学研まんがワールドの妖精に関するメタ発言が多めです。以下、ビリー語録。

  • (タイムワープに関して)「妖精ならたいていできるさ」

  • 「ほかの妖精たちも小学生をいろいろな時代に連れてってるよ」

  • 「細かいツッコミしてると宇宙が消滅しちゃうよ」

  • 「子どもたちを社会見学に連れていくのも妖精の仕事だからね」


一行知識

愛知県瀬戸市発祥の日東工業は、電気を通さない陶磁器(いわゆる瀬戸物)で電気の配線器具を作った。


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いつも図書館で本を借りているので、たまには本屋で新刊を買ってインプット・アウトプットします。