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本屋

コロナが広まってからほとんどの生活を家の中で過ごしてきましたが緊急事態宣言二回目にしてやっとこさ読書を始めました。

前から雑誌を読むために行ってたジュンク堂に本を買いに行ったんですけど、いざ読書始めると気構えたわりには何読めばいいか分からず。
とりあえず現代っ子ぽくスマホで

「本 おすすめ」

って調べてみたけど出てくる本はほとんど自己啓発の本ばっかりで困りました。

自己啓発の本ってなんかいかにも正しいようなこと書いてあって教養増えたわって思わされるんですけど正直生活何も変わらないので自分はあんまり好きになれないです。

「小説 おすすめ」

って調べてみたら太宰治だとか夏目漱石だとか国語の授業で読むような小説ばかり。
面白いんだろうけどいわゆる文豪みたいな人の本って文学知らない初心者にはなかなか読む気になれないです。

「小説 最近 人気」

ここまできたらとことん調べて"良い"本を探してしまいます。
良い本ってなにかわからないから今思うと変なんですがその時はamazonの評価を見てました。買うべきとか面白いとか書いてあるけどネットに変に信頼を寄せてしまってる自分は低評価ばかり見て「〇〇なとこが面白くない、損した」とかそうゆう評価を見てめちゃくちゃ面白そうだけど手に取らなかったりして一向に本が選べない。

周りの人は携帯触らずに本をペラペラめくってなんか腑に落ちたのか知らないけどレジに持ってく。あんな簡単に本選べるんだって思った。

自分はネットの評価が選ぶ基準の最上位にきてそこがダメだと興味とか関係なく選べないし、ましてやネットの評価も悪い方ばかりみて評価するから選考通過する本なんて1つもないのにまったく変な基準に気づかずわけわからなくなる。

結局、スマホを開かないで本を選ぶことに決めました。(とゆうかこれが普通だと思う)
なんか面白そうで本を手に取ってそのままレジへ直行。レジ付近にあったフェア本に芥川賞受賞の本があって惹かれたのでそれも買いました。
スマホばっか見てないで本を探したら視野が広まって本屋さんがおすすめの本を並べていることにも気付いた。

"良い"本を探すことって無意味ですよね。良いなんて人によって基準が違う、特に本なんて作家の個性の塊みたいなものなのに全ての人が良いと言うわけない。良いものを探すんじゃなくて、自分の興味が惹かれて読んでみて結果が良かったとかそうゆうもんだし。そうゆう時に良いって使うんだなと思った。

デジタル社会で首を曲げてスマホの中に閉じこもってる人が溢れかえってるけど、大体の事って自分以外の事しか載ってない。TwitterにしろInstagramにしろ使う時間の大半は投稿じゃなくていわゆるネットサーフィンみたいな。
何にも思わずただただ新しくでてくるものを見てるだけ。他の人のことで頭がいっぱいで自分の中から発信されてるものに気づく余地がないんだな。
もっと自分中心で生きたら楽になれるんだって気付かされた。ただ、本屋行っただけなのに

自分の興味からやってることって良い、悪い関係なく楽しい。
テストとかで皆同じことをして良し悪し決められてきたからこうゆう考えを持っちゃうのかな。全てが評価の上で成り立ってるみたいに、最近はめっぽうsns開いてないです。
本にはまってるから読書ばかり、
良いか悪いかはわかりません。

ただ楽しい。



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