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【富山・立山】まさにゾッコン、里山は宝の山

里山E-MTBツーリズム

日本屈指の観光地である立山黒部アルペンルート。その富山県側の入り口の町、立山町では電動マウンテンバイク(通称:E-マウンテンバイク)が体験できる。

立山駅前にあるカフェ「LOKOMOTION COFEE AND BED」がスタート地点

案内人の佐藤さん 『オワコンからゾッコンへ』

案内してくれるのは佐藤将貴さん。地域の魅力をE-MTBで巡る「里山マウンテンバイクツーリズム」を提唱する。佐藤さんは『オワコンからゾッコンへ』を合言葉に、忘れ去られた存在である里山(オワコン)から冒険(ゾッコン)という価値を生み出した。

佐藤将貴さん

佐藤さんは言う、「里山はまだまだ魅力がたくさん眠っているので、これからもみんなが楽しみ尽くせる宝の山をつくっていきます。」

山をE-MTBで駆け回る

E-MTBでは、平地も山地も関係なく走れる所が魅力だ。1880年代に長野県大町市との間を結んだ有料道路である立山新道の跡や休業中であるスキー場のゲレンデなど、道なき道も軽々走る。さらに山道を下るときの爽快感は他では味わえない。

立山新道跡をゆく。かつて立山~大町を結んだ全国初の有料道路である

ツアーの中では佐藤さんが土地にまつわる文化や歴史を紹介してくれるが、すべてを語らず多少自分で考える余地をくれる。これが自分自身で立山のストーリーをつくるきっかけとなり、一過性でない「また来たい」という感情を芽生えさせるのではないかと思う。道なき道を走り、いろんなことを学び吸収する、ワクワクが止まらないとはこのことである。

粟巣野スキー場を駆け巡る。ヤギが放牧されている。



「里山冒険は全5部作となっています。今後も様々な里山秘境へご案内します!」ツアー後の佐藤さんの言葉を聞いて、また新たなストーリーを感じる冒険に行きたくなった。

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