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ランニングはライフワーク

今年になって本格的にマラソン大会へ参加しているが、走ること(ランニング)が本当に楽しい。最近見た記事でハリー杉山さんが、「トレーニングはライフワーク」と言っていたが、自分に置き換えて考えると、

『ランニングはライフワーク』

だなと率直に思った。

自分は社会人4年目だが、目の前の仕事に対するモチベーションは全く無い。キャリアアップ
するため、また成長するための勉強はしていない。なあなあ定時までやり過ごしている。転職も考えているが、転職活動も進んでいない。

ダメダメな自分が、日々生きていくために力を
注いでいるのがランニングだ。マラソン大会で
結果を出すための勉強、キツイメニューの練習をこなす。お菓子やお酒を制限し、規則正しい生活サイクルを継続している。

楽しいランニングで結果を出すために1つずつ
こなすことが出来るが、楽しくない仕事では日々のルーティン業務が怠い。最近はこんな自分も受け入れていてランニングに全振りしようと思っている。それで良いのか、わからないが。

そう思わせてくれたのは10月に参加した
「東京レガシーハーフマラソン」と
「横浜マラソン」の楽しさと悔しさが大きい

東京レガシーハーフマラソン

2023年10月15日(日)に開催された
東京レガシーハーフマラソンは、国立競技場の前をスタートし、国立競技場を1周しゴールする豪華なハーフマラソンだ。そんな大会で色々な出来事があった。

①大雨の中、カッパを着て爆走
びっくりするくらいの大雨の中、21kmを走った。(EXPOが開催された前日前々日は快晴だったのに。。)スタートする前に、沿道で応援されている方から、

なんだ、この雨は~。いってらっしゃい!
 "やけくそ"で行きましょう!!


と声援をもらい、笑顔になったのと同時に大雨を楽しんでやる!とポジティブな心境になった。改めて声援の力は大きいと感じた。

カッパ着て走ることってなかなか無い


②地元の同級生と久々の再会
大会当日に、地元の福島県で別の学校だが、同じ部活をやっていた流れから面識があり、インスタグラムでつながっていた同級生と再会した。再会した流れも、インスタグラムのストーリーで自分が「東京レガシーハーフマラソン走ります‼」と投稿すると、同級生から「俺も走る!いっしょだね」と連絡があった。

話をするとなんと同じスタートブロックで、スタート直前まで話ながら歩き、「ゴールで会いましょう!」なんて言いながらスタートした。ゴール後写真を撮り、それ以降ランニングの情報交換を行っている。

同じ熱量で同じ趣味を話せる友人が新たに出来て、趣味の繋がりは大きいなと身をもって感じた。

完走メダル嬉しい

③大迫傑選手らMGC出場選手とスライド
大迫傑選手が好きだ。その影響でランニング
シューズやウエアはナイキを使っている。今回の東京レガシーハーフマラソンのトピックとして、同時開催のMGC(パリオリンピック代表選考会)があった。事前情報としてハーフマラソンスタート直後に選手たちとすれ違うことが出来ると知っていたため、中央分地帯の近くを走っていた。間近で大迫傑選手の走りを見て勇気をもらった。

走りながら撮った大迫傑選手


④初めての国立競技場に感動
自分はJリーグのガンバ大阪が好きで、国立開催のガンバ大阪の試合を見に行くことも可能だったが、タイミングが合わず行く事が出来なかった。ただ今回は国立に行けるだけでなく、国立のトラックを走る貴重な経験が出来た。国立のキャパの大きさや迫力を間近に感じ、来年もここを走りたいと強く感じた。

東京レガシーハーフマラソンは、初マラソンで
サブ4を狙っていた横浜マラソンの2週間前という事もあり、楽しく走るをテーマにしていたこと。周りの景色、沿道の声援などをしっかり見て聞くことが出来た。来年も走りたい

国立のトラック

横浜マラソン

2022年の年末に決めたことがある。

1.マラソンを走る
2.サブ4を狙う
3.初マラソンは今住んでいる横浜を走りたい

2023年10月29日(日)に開催された横浜マラソンを大きな目標にして日々過ごしていたため、
懸けているものも多くあったが、初マラソンは
甘くはなかった。

①地獄の高速道路
横浜マラソンの特徴は、いくつかある。
ザ・横浜(みなとみらい、赤レンガ、山下公園、ランドマークタワーなど)を感じられるコースや給水所でのラッキー給食などがある。ただ走った身からすると、大きな特徴は地獄の高速道路だと思う。何が地獄かというと、

1. 22km~37kmのしんどい区間、
 約15kmを走ること
2. バンクがある影響で路面が傾いていて、
 尚且つ固い
3. 高速道路は高い位置にあるため風が強く、
 日光を遮るものが無い
4. 一般の方が立ち入ることが出来ないため、
 応援が少ない
5. ダラダラと続く坂道がある
6. 景色が変わらず飽きる

30km~35kmの間は、記憶がないくらいに
しんどかった。

だらだら続く坂道に心を折れかけ、心の底から「早く高速道路を降りたい」と何度も何度も願った。景色が変わらず、鉛を足に括りつけられたような感覚で、今際の国のアリスのデスゲームに参加しているような苦しさがあった。

「自分ってこのまま死ぬのか。。。?」

なんて変な気持ちにもなった。

地獄の入り口。。。



②永遠に感じた残り7km
心の底から早く降りたいと願った高速道路を突破した後も地獄だった。両足の太ももが攣りかけていたのもあり、前に進んでいる感覚が全くなかった。

「このままゴールできないのではないか。。」

と何度も何度も思ったが、1歩1歩着実に進めばゴールにたどり着くといった"当たり前"の事を、体を極限まで追い込みながら、まさに「痛感」した。

③ゴールタイムは4時間16分
(サブ4は遠かった)
現在の自分の実力を把握できたのはよかったと
冷静に捉えてはいるが、36kmごろに一瞬あったランナーズハイ(体も軽く、足の攣りも感じない)が続けば、サブ4は達成できたのではないかと悔しさも残っている。

④沿道の声援の力は偉大
東京レガシーハーフマラソン、横浜マラソン共にJリーグのガンバ大阪のユニフォームを着て走った。ユニフォームを着て走ると良いことがある。

  1. 「ガンバ(大阪)頑張れ!」と自分に向けて明確に応援してくれる

  2. 同じJリーグを応援するランナーとの
    交流が出来る

  3. ガンバ大阪のユニフォームを着た人が走っていたり沿道にいると仲間意識を強く感じる

沿道の声援で5秒は早くなるし、疲れも一瞬吹っ飛ぶ。日常生活で明確に応援されることは少ないが声援って本当にすごいと身をもって感じた。

沿道に同じガンバ大阪ユニフォームを
着ている人を見つけた時

来年3月の東京マラソンと
その先

仕事をしているだけでは、感じられない

楽しさ、嬉しさ、苦しさ、しんどさ、
達成感、繋がり

をランニングは与えてくれる。来年の3月に東京マラソンを走る。運良く抽選に当たり、走ることが出来るが、次回以降また走れるかどうか
わからない。サブ4達成、東京の街を楽しみ尽したい、目標達成した後の気持ちの変化を感じたいなどいろいろな思いがあるが、日々の生活から1つずつ積み重ねていきたい。

ランニングに向き合う中で、仕事への向き合い方や捉え方を変えていけるようなチャレンジをしていきたい。逃げたくない気持ちもある。

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