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女ふたり暮らしの食費節約策_20190604

去年の夏の終わりからわが家に住んでくれているかわいい同居人だけれど、あいかわらず最近もゆるりとしている。

ちなみに、わたしと同居人、ふたりともフリーター。そしていまわたしたちが直面しているのが「金欠問題」。それなりに稼いではいるけれど、生活費も払って、遊んで、何気なくクレジットカード切ってたらいつのまにか数字が見えなくなっていた。アハハ、笑えない。

そう、これはかなり深刻。共に住み始めてから波風も立たずわりとなにも無く過ごしてきたが、ここでついにわたしたちの第1ビッグウェーブが来た。うれしくない。

しかしわたしたちはそれでも生きなければいけない。(感動!!!)

そして最近のわが家はもっぱら、食費を削ることに徹している。とにかく削る。

わたしはとにかく無駄な外食をやめた。痩せるためでもあるけど、まあ物は言いようだ。なんとなく飲みに行きたくなる夜もグッと堪え、どうしようもないときは家で缶ビールを開ける。お昼もお弁当(ちょうどいいタッパーに詰めた食物たちのことをそう呼んでいる)を作って、会社に持って行くようになった。わたし、丸亀製麺が好きで暇さえあれば行くようなヘビーユーザーなんだけど、いつもついつい天ぷら食べちゃうし、丸亀で使う金額で2日分の弁当作る才能がわたしにはあるのでやめた。ちなみに、明太釜玉うどんと夏季限定のすだちうどんはおすすめである。

それから同居人。半年以上、同居人がキッチンに立ったところを見たことがなかったのに、なんと最近はツイッターに載っている簡単レシピを見て自炊しているのだからえらすぎる。一昨日なんて、鶏肉と厚揚げに味付けでチンするレシピをわたしに伝授しながら、自慢げに厚揚げだけチンしていた。味付けがじょうずでおいしかった。わたしたちは鶏肉が買えないガール。

このように、現在のわが家は限界だ。

そこで本日から、勝手に、食材をシェアする策を施してみようと思い立った。わたしが主婦並みの買い物をしたなかから、悪くなりやすいものや同居人も使いそうなものはシェアする。特に玉ねぎと卵。よく使うし、これがあればなんとかなる。

わたしは食材を腐らせ捨てることなく、同居人は大きな買い物をせずとも食材が使え、なんとなくwinwinではないだろうか。

使ったら、所定の缶に小銭をいれておいてもらう。ああなんだかこれは、最近オフィスに導入したショーケースのコンビニみたいなシステムだな。我が家のコンビニ。非常にコンビニエンスなので。

じつはいままで食費に関してはなあなあで、わたしが作って余ったものはむしろ食べてもらう、というスタイルだったがもうお分かりの通り限界なのでわたしもそんな余裕がない。自分も自分のことで精一杯である。

人間、自分のことで精一杯のときは他人や外界に対してイラついてしまいがちだ。それを避け、このまま同居人とおだやかに暮らすためにも、今策は試し甲斐があるのでは……?と思っている。これで、女性ホルモンの乱れにも負けない日々を送れるだろう。

うまくいくといいね。

それで今日は、これから明日のお弁当(ちょうどいいタッパーに詰めた以下略)を作らなければいけない。わたしがこんな夜更けにつまみ食いなどしないよう、誰か見張っててほしい。そしてこんなわが家の日々をぜひしずかに応援してほしい。

明日も朝から元気よく、パソコンの中の活字を消したり連ねたりするためにわたしは早く寝たいし、いまは12連勤の2日目を終えたところだ。そして今日は火曜日で、明日は水曜日。まだくたばってられないのだ。皆、よく寝てよく食べて健やかに。おやすみなさい!

aoiasa
- 20190604

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ちなみに紙のとなりにある花は母がくれたけどなんせ京都へ行く前にもらってしまったもんだからみごとに枯らしてしまった。とりあえず吊るしている

最後までありがとうございました。 〈ねむれない夜を越え、何度もむかえた青い朝〉 そんな忘れぬ朝のため、文章を書き続けています。わたしのために並べたことばが、誰かの、ちょっとした救いや、安らぎになればうれしい。 なんでもない日々の生活を、どうか愛せますように。 aoiasa