自転車で通りかかった工事現場から聞こえてきた 「何もなし!」というおじさんの声。 確信に満ちたそれは、いつまでも残り いつしか安心と希望の声に変わった。 …
上がり落ち 上がり落ちと 波を繰り返す とどまることのない揺れ 流れ 動き 時に大きすぎる波に飲まれて 溺れて喘いでいる バシャバシャと落ちることを恐れて抗うの…
見えない暗闇の先が絶望だと決めつけて その火を自ら消してしまわないように 暗闇の先は誰にもわからない 火が燃え上がるのは あなたの願い 信じる心があるから その…
あれなのかこれなのか 答えは見つからない 最初から 答えはわかるようになっていない これが答えだ というものがあるのかもわからない ただ、いまある場所から見える…
昨日からずっと 神経はピリピリ頭はゴンゴン 気持ちはぎゅうぎゅうしていた しんどい泣きたい苦しい 全然頑張れない でも 好きな人に会ったら コロリと消えた 嬉し…
闇をみて 光をみて また闇に戻り 光を待つ 繰り返し 揺れうごき定まらず 道もなく あてもなく 広がる世界 まるで水のように それが「わたし」の世界
まあるくてあったかくて やさしいなにか 包まれるとうれしくて にっこりとしてしまう、あれ その感覚を いつも自分の中に いつかではなく 誰かからでもなく 今すぐ…
海の底 クジラはたゆたう 優しく微笑んで 色の音を紡ぎ出す 春風のささやきにうっとり目覚め 子供のような黄色いはしゃぎ声 心の癒しは森の中へ ときに嵐のように…
からっぽ なにも浮かばない わたしから生み出されてくる 言葉やイメージは 豊かな水があふれ 立ちのぼる火があるから つながりを求め風が吹いて 心地いい庭へ…
美しく生きたい 思いやりがあるだろうか 誰かの喜びになっているだろうか 心に愛があるだろうか 問いかける 美しく優しく 広くありたい
自分を責める前に やるべきことがある 振り返り、寄り添って 声を聴いてあげよう 怒りを聴いてあげよう 悲しみを聴いてあげよう わたしはここにいるよ、と抱きしめよ…
まあ、いいか あれこれ考えても なにも起きてないしね 心配してもね 結局は大丈夫 なにもない時間は ゆっくり待つ そういう時間 自分の中から生まれ出るもの …
眠りと眠りの合間 少しだけ意識が戻ってきたとき その小さな意識の隙間に あなたのことが浮かんでくる ぼんやりと影のような姿だけど あなただとわかってしまう …
空白ではなく 余白であり 待ち時間であり 準備期間 何もないわけじゃない もっと広げていくための余白 サプライズ受け取るための余白 大切な最後のピースが入る…
夢から覚めて 目をひらく 涙は翼に変わる 朝が来て 目を閉じる その声は虹へと消えていく 夜が来て 見つめる その闇に溶けていく姿を
気づかないかもしれないほどの小さなすれ違いや ちくっと胸を刺す小さな痛み 毎日これらを飲み込んでいる それらはお互いさまで そんなつもりもなくて言ってしまい 後…
赤衣月子
2022年2月22日 19:11
自転車で通りかかった工事現場から聞こえてきた「何もなし!」というおじさんの声。確信に満ちたそれは、いつまでも残りいつしか安心と希望の声に変わった。 人生の中で「何もなし」は寂しいような虚しいような空っぽな自分を想像してしまうけれど毎日を、何事もなく終われることは素晴らしいことだし何もない、と言うことはこれからなんでもあり、なことと一緒だ。 ないからこそ選べ
2021年11月29日 11:08
上がり落ち 上がり落ちと 波を繰り返すとどまることのない揺れ 流れ 動き時に大きすぎる波に飲まれて 溺れて喘いでいるバシャバシャと落ちることを恐れて抗うのか飲まれるままに沈み その恐怖と苦しみに全身で潜っていくのかどちらも選べる どちらでもよい波に抗い続けている限り 同じところでずっと闘い続けることになるだけれど飲まれるままに沈みゆく先は冷たい闇の中、広い世界が見え
2021年10月4日 12:01
見えない暗闇の先が絶望だと決めつけてその火を自ら消してしまわないように暗闇の先は誰にもわからない火が燃え上がるのはあなたの願い信じる心があるからその先に光があると勇気を持って進むからその火を自ら消してしまわないようにいつか誰かの光になるから
2021年9月28日 11:32
あれなのかこれなのか答えは見つからない最初から答えはわかるようになっていないこれが答えだというものがあるのかもわからないただ、いまある場所から見える景色をひらすらに味わい生きる求めるのはそれだけなのかもしれない
2021年9月26日 14:51
昨日からずっと神経はピリピリ頭はゴンゴン気持ちはぎゅうぎゅうしていたしんどい泣きたい苦しい全然頑張れないでも好きな人に会ったらコロリと消えた嬉しくて楽しくて笑ってああ、また頑張れるそう思えた好きな人は魔法だその力は本当にすごい
2021年9月25日 13:44
闇をみて光をみてまた闇に戻り光を待つ繰り返し揺れうごき定まらず道もなくあてもなく広がる世界まるで水のようにそれが「わたし」の世界
2021年9月18日 13:12
まあるくてあったかくてやさしいなにか包まれるとうれしくてにっこりとしてしまう、あれその感覚をいつも自分の中にいつかではなく誰かからでもなく今すぐに自分から
2021年9月17日 11:27
海の底 クジラはたゆたう優しく微笑んで色の音を紡ぎ出す 春風のささやきにうっとり目覚め子供のような黄色いはしゃぎ声心の癒しは森の中へときに嵐のように黒い怒号を巻き上げ真っ赤に燃え上がる冷たい悲しみに青い雫が落ち空白の世界にただひとり見つけるのは空に浮かぶ虹と好きな色の愛の言葉
2021年9月14日 12:46
からっぽなにも浮かばない わたしから生み出されてくる言葉やイメージは豊かな水があふれ立ちのぼる火があるからつながりを求め風が吹いて心地いい庭へ根付きたいと願うからからっぽも、ときどきいいぷかぷか浮いてちょっとおやすみ
2021年9月12日 10:37
美しく生きたい思いやりがあるだろうか誰かの喜びになっているだろうか心に愛があるだろうか問いかける美しく優しく広くありたい
2021年9月11日 12:25
自分を責める前にやるべきことがある振り返り、寄り添って声を聴いてあげよう怒りを聴いてあげよう悲しみを聴いてあげようわたしはここにいるよ、と抱きしめようそして、立ち上がろうまたひとつ、痛みを知った豊かなわたしとして
2021年9月10日 12:11
まあ、いいかあれこれ考えてもなにも起きてないしね心配してもね結局は大丈夫 なにもない時間はゆっくり待つそういう時間自分の中から生まれ出るものあたためるもの思い出すもの考えるものそういうあれこれがあるから時間を与えられているそういうもの 今はまだ動かなくていいじっとして感じていればいい
2021年9月9日 12:03
眠りと眠りの合間少しだけ意識が戻ってきたときその小さな意識の隙間にあなたのことが浮かんでくるぼんやりと影のような姿だけどあなただとわかってしまう 何を思っているだろう次会えるのはいつだろう 夢うつつの中で浮かんでは眠りの中に溶けていく
2021年9月8日 11:38
空白ではなく余白であり待ち時間であり準備期間何もないわけじゃない もっと広げていくための余白サプライズ受け取るための余白大切な最後のピースが入るための余白余白はいっぱいあるといい
2021年9月7日 12:04
夢から覚めて目をひらく涙は翼に変わる朝が来て目を閉じるその声は虹へと消えていく夜が来て見つめるその闇に溶けていく姿を
2021年7月21日 11:00
気づかないかもしれないほどの小さなすれ違いやちくっと胸を刺す小さな痛み毎日これらを飲み込んでいるそれらはお互いさまでそんなつもりもなくて言ってしまい後から気になることもある いつでも全部が整って過不足なく綺麗で心地よい訳ではないし刺激があり、時に傷ついて痛みがあり後悔があり、気づきがありぐるぐるぐるぐる繰り返したあとでやっと、「でも大丈夫」と思ったり