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心理療法の流派間の垣根ってなんであるのかな?ということを題材にして、お互いを理解するにはどうしたらいいか?を考えてみる。

心理療法の流派の間にはやはり垣根はあるなあと思っていて、垣根がないと自分の領域を守れないので、多少の垣根は必要なんだろうなと思っています。ある意味、棲み分けといいましょうか、領域侵犯をしないということも大事なことなんだろうと思ったりもします。

私は学部から大学院の博士課程までの間、認知行動療法についてずっと学んできました。認知行動療法は、自分が学んできた空間では、認知行動療法をメインにする人がほとんどだったので、認知行動療法を使っているのが普通でした。

しかし、色々な社会に触れることでわかったのが、自分の学んできた空間内では思ってるよりも、認知行動療法を実践してるひとって少ないんですね。メインストリームは精神分析の方々が多いというのがありそうでした。

今回の記事では、心理療法流派の垣根についてと、なぜ垣根があるのか?について考えてみたいのですが、

ここからはかなり私見になるので、有料記事で書かせていただきます。お金儲けのためではなくて、誰にでも見てもらえるよりも、限られた読みたいと思う方々に読んでもらいたいなと思う内容なので、ご了承ください(売り上げから手数料を引いた分は、全てメンタルヘルスの情報発信のために大切に使わせていただきます)。心理学者ふたり、岩野とあおきで、このテーマについて話したときの音声も聞けます〜。

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