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【超斬新】台湾版映画タイトルクイズ!




突然ですが、映画が好きです。



映画が好き≒映画をよく観る

なのですがそんな私もここ1、2年はまあまあ映画を観ているような気がします。

その理由の1つは半年ほど前にNetflixに加入したから

サブスク界において今や不動の王者であるNetflix、邦画大好きマンな私は「邦画タイトル数が少ないから」と長らくこの王者を遠ざけU-NEXTの家族プランを愛用していたのですが、ある日ふと「月額たったの990円なんだからそんなに渋る必要なくない?(なくなくない?)」と思い立ちすぐさま契約しました。※Netflixの回し者ではありません


今では暇さえあればNetflixを開く、暇がなくてもNetflixを開く、の毎日です。(もっとも本当の動機は「全裸監督」を観たいという不純なものだったのですが)



そして映画を観るようになったもう1つの理由が台湾の映画館にハマってしまったから


生まれ育った沖縄に比べここ台北には映画館が非常に多く、チケット代も一般で300元前後(約1200円)、学生はなんと200元台(約800円)で手軽に映画が観れちゃいます。

私の今住む家からも徒歩10分のところに深夜1時近くまでやってる単館があり、真夜中から1人映画ができちゃいます。

(ちなみに沖縄にレイトショーをやってる映画館はありません。。。最終20時とか)

あとはやっぱり海外の映画館で1人映画を観る私、という自分酔いに浸ることもできます。
そして時折この自分酔いのために難しい洋画に中国語字幕でチャレンジし、見事に自爆します。



そーーんな台湾の映画館ですが、実はかなりの数の邦画が上映されていたりします。

最近では『花束般的戀愛』(花束みたいな恋をした)や『太陽出來之後』(すばらしき世界)など邦画だと3ヶ月から半年、長い時には1年遅れで上映されるといった印象です。

タイトルはもちろん中国語訳されたもので、上記の作品のような割と分かりやすい翻訳もあれば「何それ?」っていうタイトルまであったりします。

邦画だけに限らず、世界中で知られた数々の名作も台湾ではこう訳されるんだ!と驚くものばかりです。


前置きが非常に長くなりましたが、今回はその中でも個人的に面白いと思った「台湾版映画タイトル」をクイズ形式で紹介していきたいと思います。


中国語が分からなくても脳をフル回転すると意外に分かっちゃうものばかりなのでひらめきクイズのような感覚でぜひチャレンジしてみてください。






那就開始吧!(それじゃ始めるよ!)








第1問:日本でも大ヒットの劇場版作品...!



さあまず初手の第1問は中国語感覚が掴めるこちらから!



でーでんっ


『大叔之愛』



さあ皆さん脳をフル活用して考えてください!!












あ、そこ!ネット検索しちゃダメ!!














ヒントは日本でも大ヒットしたドラマの劇場版です!










そろそろタイムアップですよ....!









タイムアーーーーップ!!!






正解は...こちら!



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『おっさんずラブ』でした!!

日本でも人気のドラマでしたが、特に台湾では大ヒットの作品です。



ちなみに中国語では

「大叔」=おじさん

「之」=の(所有格)発音も"ズ"と似てるかも

「愛」=そのまま愛、ここではラブ

という意味になります。


非常にシンプルですが字面で見た時のインパクトがすごいですよね。

私はこのポスターを初めてMRT(台湾の地下鉄)の駅構内で見かけた時

「大叔父の愛...??」

となってしまいました。



さぁ感覚は掴めてきたでしょうか。



それではお次は第2問目!





第2問:韓国でも大ヒットした90年代の名作日本映画...!






続いて2問目は少し難易度を上げます。




こちら!でーでんっ!


『情書』




非常にシンプルなタイトルです、それではお考えください!

















ちょっと難しすぎたかな?


















ここでヒント!

この作品は第19回日本アカデミー賞にて優秀作品賞を受賞しており、韓国でも大人気、当時ロケ地には韓国人観光客がたくさん訪れたそうです。



















それでは正解発表です!





正解は...




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中山美穂主演の『Love Letter』でした!




「情書」=ラブレター

と中国語ではそのままの意味、ちなみに恋人=「情人」という意味もあり、バレンタインデーは「情人節」と表記します。

これは少し難しかったかな、中国語の知識が必要だったかもしれません。






続いて第3問目!




第3問:世界的大ヒットを生んだ2019年アジア映画!





ぱぱっと行きましょう、3問目!




でーでんっ!



『寄生上流』




それではシンキングタイムスタート!




















これは漢字の意味をよく考えるとわかると思います!!





















今回はヒントなし!頑張って!!



















それではそろそろ答え合わせです!




正解は...





寄生上流

誰もが知る2019年大ヒット映画『パラサイト』でした!




このタイトルはパラサイト(parasite)=寄生虫から来ており、

「上流」=上級、ここでは社会的上級階級、富裕層を意味する

と合わさって『寄生上流』となっています。


これは割と想像できたのではないでしょうか。






残すところあと2問、続いては第4問です!




第4問:続いても日本の大ヒットドラマ劇場版!




またまたで映画好きの皆さんには申し訳ないのですが、次も日本ドラマから生まれた劇場版作品になります。




この作品は正式にはアルファベットが入ってるのですがそれを入れちゃうとかなり簡単なため、今回は省略させていただきます。




それでは、でーでんっ!




『信用詐欺師○○』
(○にはアルファベットが入ります)




これはかなり簡単だと思うのでシンキングタイム短めで、スタート!


















さあ分かったかな??













それでは正解発表です!



正解は...




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『コンフィデンスマンJP』でした!



いやあこれはあまりにも直接的すぎ!

個人的に1番笑った邦画タイトルです、間違っちゃあいないけど...こういうどストレート翻訳もかなりあります。






それでは最後第5問目!




第5問:80年代公開の普及の名作...!



さあついに最後の問題になりました。



最後は少し難易度を上げてこちら!


でーでんっっっ!!



『回到未來』




誰もが知る80年代の名作洋画になります、

それではシンキングタイムスタート!!



















1つ1つの漢字をよーく見てください!

動きに表すとどうなるかな???


















考えるんじゃない、感じるんだ!!
















それでは正解発表のお時間です。



正解は...こちら!






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『バックトゥーザ・フューチャー』でした!




これはわかる人いたんじゃないかなあ。

ちなみに中国語で

「回」=戻る(V)

「回到」も戻る、なのですが「回」との違いは「動詞(V)+到」でその同志の目的がより明確ということです、基本的に「到」の後ろには具体的な場所やモノが明記されます。

この場合はfuture=未来なので未来に戻る!で「回到未來」となります。




中国語が分からなくても、「回って到達」的な感じで分かってくれた人がいたら幸いです!(無理矢理すぎる)






番外編



ここからは映画ではないのですが個人的にクスッと来たタイトルを紹介します。


まず最近超衝撃を受けたのがこちら


『AV帝王』


察しの良い方はお気づきかもしれないですが、冒頭でも紹介したNetflixオリジナルドラマ『全裸監督』の中国語タイトルになります。


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いや、直接的すぎるでしょ!

台湾人の友達と話す時にタイトルを出すのに躊躇してしまうレベルです。

「『全裸監督』観た?」なら全然言えるんですけどね...不思議。



もう1つは『航海王』(海賊王)です。

これも察しの良い人はすぐ分かったと思うのですが、大人気マンガ『ワンピース』の中国語タイトルとなります。


ですが、実際には「ワンピース」と普通に呼ぶ人が多い印象です。



このように中国タイトルには

①タイトル直訳

②映画の内容からわかりやすく

③元タイトルに音をあてたもの

の3種類があるようです。


他にも『スパイダーマン』が『蜘蛛人』だったりかなりユニークなタイトルがたくさんあります。気になる方はぜひ調べてみてください!





それでは、長々となりましたが今回はこの辺で。


次回はまたオススメ台湾映画、ドラマなども紹介できたらなと思います。

お楽しみに〜










2021.08.17




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