「契約の落とし穴」(2019/11/20)

こんにちは。コンサルタント&ビジネスプロデューサーの新井庸志です。

今日のテーマはこちらです。

1.  「契約の落とし穴」 2.「今日の仕事」

1.「契約の落とし穴」

今日のテーマは「契約の落とし穴」です。

コンサルにはプロジェクト型と顧問型の私の多くの場合、年間契約で、一年ごとに契約を見直します。少なくとも1年間という視点に立って仕事ができるので、短期的な視点にとらわれることもありません。しっかりと腰を落ち着けて仕事ができます。これはコンサルにとってだけでなく、企業にとっても良い点です。

ただ、契約上気をつけるべき点もあります。

一番伝えたいのは、稼働時間ややるべき仕事の範疇をしっかり定めておくこと。これをやらないと、あとで痛い目を見ることがあります。私の会社でもかつて、顧客を信じ良かれと思って範囲設定を曖昧にした契約を結んだことがあります。PR部門です。結果、顧客からの依頼があまりにも増えすぎたこと、理不尽な話が増えたことで、当初の目論見は大きく崩れ、結果的に会社には人も、時間も、お金も損失となった経験があります。これは、こちらだけでなく、企業にとっても良いことではないと反省しました。それ以降、契約の範囲などは、きちんと定めるよう徹底しています。

コンサルだけでなく、すべての仕事に共通する点としても、この考え方は有効です。言い換えれば、相手の「期待値」をコントロールするということです。

相手が求めるもの、こちらが提供するもの、この部分を一致させておくこと。例えば、こちらは良かれと思って「(通常の仕事に加え)こんなことも出来ます、頑張ります、期待してください」と調子良く伝えてしまったようなケースはないでしょうか。こうした話になると、当然ながら、相手は期待してしまいます。そのため、普通の仕事がきちんと出来ていても、相手の期待値には届いていない状況が起きてしまうのです。こちらとすれば「普通の仕事はきちんとしているのに、要求が多すぎ」と思うかもしれませんが、相手からすれば「あれだけ期待させておいて、ちょっと期待はずれ」という形になってしまうのです。最初から、仕事の範囲を設定し、相手の期待値をコントロールしておくことで、より良い仕事ができるのです。

2. 「今日の仕事」

朝7:30に出社。いつも朝は早い方で8時までには出社します。メールチェックとスケジューリングから始まり、スケジューリングに沿って9時までは、こもって仕事ができる時間です。

9時に顧問先のメーカーへ。いくつかFace to Faceで確認したい件が複数あったので、アポなしに訪問。15分程度で全ての確認を終える。

その後、新宿の運転免許センターへ。免許の更新。昼前には終わり、調べ物があったので、図書館で1時間ほど過ごす。

午後早めに帰社。顧問税理士と数字関係のすり合わせ。約2時間で作業を終える。

15時、某出版社の統括編集長が来社。仕事の話もそこそこに、業界の近未来についてディスカッションし、またお互いが持つさまざまな情報を交換する。雑誌は斜陽産業と言われるが、私の周りには元気な編集長が多い。彼らは読者の反応を気にするというよりも、昔の雑誌がそうだったように、自分がカルチャーや時代を作っていくという意識、それ以上に自分が面白がろうという意識が強い。今日は盛り上がり、1時間ほど。

夕方、電話会議が2本。一つ目は、企業売却に関する相談。二つ目は某メーカーのリブランディングに伴うコンセプトとクリエイティブのすり合わせ。私が20年以上に渡り信頼しているクリエイターをアサインできたことは喜び。最近、立て続けにCI戦略やロゴなどの話が来ています。この分野で信頼できるパートナーをもう少し増やさないと、機会損失にも繋がりそうなので、自薦他薦問わず募集する。

今日最後のコンサルは渋谷。パルコ、スクランブルスクエアなど渋谷の街が活気づいてきた渋谷の街を抜けて訪問。広告会社や売り込み会社の提案に対する目利き的な役割を受けてくれないか相談される。快諾し、必要であれば、状況に応じて適切な企業(人)の紹介をすると伝える。大変喜んでいただいたので、嬉しい限り。

夜は自宅で食事。先日放映された新極真会の世界大会の録画などをチェック。

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問い合わせ先: info@whiteknight-jp.com

新井 庸志

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