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地域の施設を使って,余暇活動を充実させることの大切さ

発達障害のある人が,自立するためには,余暇を一人で過ごすこと,それを習慣として続けていくことが重要です。余暇に不安定になる人は,そのぶん支援が必要です。しかし,家族や友達についていてもらうことが多すぎると,自尊心が育ちません。

一方,余暇を一人で過ごせる人は,つきっきりの支援を必要としません。支援なしでできることが増えていき,じょじょに自信もついていきます。余暇の充実は,生活全体の安定につながります。興味や関心を習慣的な活動に結びつけることができれば理想的です。

本人の興味が生かされる場所を,余暇活動に活用していきます。自分で探すことができない場合は,家族や友人がすすめます。専門家から本人にあう活動を紹介してもらうのも一つの方法です。

・ プール,ジム・・・利用法を覚えれば,問題なく通えます。運動はストレス解消や健康管理に役立ちます。

・ ボーリング場,近所でサイクリング,ゴルフの練習場

・ 図書館・・・会話を必要としないため,発達障害の人にあっています。経済的にも便利です。

・ カラオケ,カルチャースクール,美術館,博物館,資料館など

・ 療育機関・・・地域の療育センターやクリニックなど,余暇活動について専門家からのアドバイスが受けられます。

・ 支援団体・・・発達障害の支援団体。親の会,本人同士の会など。スポーツや料理の教室を開いている場合もあります。


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